犬は1年でどれだけ成長するの?
私たちより急ぎ足で生きる犬は、めまぐるしく成長します。
昨日できなかったことが今日できるようになっていることも、しばしば。
カラダも心も日に日に成長して、大きく逞しくなります。
そこで今回は、「犬は1年でどれだけ成長するのか」についてご紹介します。
隣にいる愛犬がさらに愛しく感じられるでしょう!
犬は人の4倍のスピードで成長する
犬は、人の約4倍のスピードで成長するといわれています。
簡単にいえば、私たちの1年が犬にとっては4年に感じられるということです。
「犬に長時間のお留守番をさせてはいけない」というのは、この時間の感じ方の違いによるものです。私たちにとってはたった1時間でも、犬にとったら4時間にも感じられるのです。
1歳~1歳6か月までは成長が著しい
小型犬の場合は、1歳になるまでにグングン成長して成犬になります。
犬の1歳は人間の17歳~18歳ともいわれており、そこからは1年ごとに4歳加算されます。
中型犬・大型犬の場合は、1歳6か月ぐらいまで成長し続け、超大型犬になると2歳を過ぎても、成長し続けるワンコもいるようです。
犬の成長に伴って気をつけるべきことは?
1年でみるみるカラダが大きくなる犬は、その分心も成長します。
それでは、犬の成長に伴って気をつけるべきこととは何なのでしょうか?
食事や運動面からご紹介します。
食事について
犬の食事は、ライフステージ(年齢)によって変える必要があります。
犬のライフステージは、大きく5つに分けることができます。
新生子期・・・生後2週間まで
移行期・・・よちよち歩きを始める時期
社会化期・・・生後4週間から生後13週間まで
若齢期・・・本格的な性格がつくられる時期
青年期・・・生後6か月から1年まで
シニア期・・・小型犬・中型犬の場合は7~8歳から、大型犬の場合は5~6歳から
上記の分類の仕方はあくまでも一例であり、ここからさらに細かく分けることもできます。
これらのライフステージごとに、必ずドッグフードを変えなければならないというわけではありませんが、食事の回数やカロリー、栄養などを考えて、その都度最適なドッグフードを選んであげましょう。
運動について
運動不足は問題行動の原因になるといわれることも多いですよね。
しかしながら、過度な運動は犬のカラダに大きな負担をかけることもあるので、注意しなければなりません。
犬に必要な運動量は、犬種や個体によっても様々です。
そのため、愛犬の様子から運動が足りているかどうか見極める必要があります。
例えば、運動不足な犬は無駄吠えやイタズラなど、騒がしくしたり、反対に無気力になったりするといわれています。
また、運動量が多すぎる場合はぐったりしたり、興奮状態で走り回ったりします。
とにかく運動をさせることが、犬の成長にプラスになるというわけではないのです。
まとめ
犬が1年でどれだけ成長するかについてご紹介しました。
私たちの1年は、犬にとっては4年。
それだけ成長するということは、その分老いるのも早いということです。
食事面や運動面に気を配りながら、健やかに成長していってほしいですね。
愛犬との1年、1日、1時間は、かけがえのない素晴らしい時間です。
今日を当たり前だと思うのではなく、より心豊かに暮らしていきたいですね!