愛犬からの愛され度が低いと感じたら…
自分が愛犬を愛するのと同じぐらい、愛犬も自分を愛してくれている。飼い主ならそう信じたいですよね。でも、呼んでもすぐに来てくれない、遊びに誘っても乗ってきてくれない…なんてことがあると「愛犬からの愛され度が低いのかも!?」と、不安になったりしませんか?そんなときは、愛犬からの愛され度アップにつながることを実践してみてはいかがでしょうか。
お散歩をはじめとするお世話やスキンシップを毎日欠かさないことはもちろんですが、その他にも愛犬からもっと愛されるためにできることはたくさんあります。今回は、その中から6つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
①きちんとほめる
犬も人もほめられると、うれしい気持ちになるものです。しかしトレーニングをして、愛犬がいろいろなことを覚えてくると「できるのが当たり前」になってしまって、ほめることを忘れてしまいがちです。
たとえ愛犬が成犬になってしつけが一段落していても、動物病院でお利口にできたとき、投げたボールを持ってこれたとき、オスワリの指示に従えたときなどにきちんとほめてあげると、愛犬からの好感度がアップします。ほめるときは、心から「イイコ」と言ってあげましょう。
②愛犬をよく観察する
犬は飼い主さんに言葉を使って何かを伝えたり訴えたりすることはできませんが、しぐさや行動でさまざまな気持ちを表現しています。ですから、日頃から愛犬をよく観察して、その気持ちを汲み取ってあげましょう。
例えば、あくびはストレスを感じているサインである場合があります。また、体を丸めてじっとしているときは、寒さを感じていたり具合が悪いサインかもしれません。こうしたサインを見逃さずに、素早く対処してくれる飼い主は愛犬に愛されます。
③遊び上手になる
犬は、楽しいことをしてくれる人に好意を寄せます。ですから、楽しい遊びをしてくれる飼い主さんのことを大好きになります。そして週に1度1時間遊ぶよりも、1日5分でも毎日遊んであげるほうが犬は喜び、絆も深まります。
愛犬の年齢や犬種の特性、個性に合わせた楽しくて面白い遊びをしてあげると、より好感度がアップするはず。色々なゲームを組み合わせたり、愛犬が予想してないような新しい遊び方にチャレンジしてみましょう。
愛犬と遊ぶときは、愛犬が興奮しすぎたら遊びを中断してクールダウンさせてから再開する、遊びの主導権は飼い主さんが握るといったルールも忘れずに。
④愛犬がうれしいときは一緒に喜ぶ
散歩をしているときやドッグランで走り回っているときのうれしそうな自分を見て一緒にニコニコしてくれたり、笑顔で見つめると笑顔で返してくれたりする。そんな飼い主さんを見ると犬は、自分がうれしいと飼い主さんも喜んでくれることに気づき、飼い主さんのことが大好きになります。
愛犬が口角を緩め、目をキラキラと輝かせてうれしそうにしているときは、飼い主さんも一緒にその喜びを分かち合いましょう。
⑤愛犬が怖がっているときは動じない
花火や雷、工事の音などの大きい音や、見知らぬ犬や人などに愛犬が怖がっているときに、一緒におろおろしたりしていませんか?そういうとき飼い主さんは動じずに、いつも通りの表情で「大丈夫だよ」と声をかけてあげましょう。怖いことが起きても動じない飼い主さんに愛犬は信頼を寄せ、好感度がアップします。
愛犬にとって怖いことが起こったときこそ飼い主さんはどんと構えて、頼りがいのある愛され飼い主になりましょう。
⑥愛犬が緊張や不安を感じそうなときはたくさんアイコンタクトを取る
愛犬と飼い主さんが見つめ合うと、双方にオキシトシンというホルモンが分泌されます。オキシトシンは「愛情ホルモン」や「幸せホルモン」とも呼ばれ、幸福感や安心感をもたらすといわれています。
ですから、愛犬が緊張や不安を感じそうな場所や場面では、たくさんアイコンタクトを取って安心感を与えてあげましょう。きっと、見つめ合うと安心できる飼い主さんへの好感度や信頼度が高まります。
まとめ
いかがでしたか?どれも普段の生活の中で実践しやすいことばかりだと思います。
飼い主としての株を上げて愛犬からもっと愛されるためには、愛犬を甘やかすのではなく、飼い主さんが愛犬にとって頼れる存在になることが大切です。ご紹介したことを参考に、信頼度を高めながら愛され度も高めていってくださいね。