犬は撫でられることが大好き!
犬を撫でるということは、飼い主さんと愛犬とのスキンシップやコミュニケーションになり、犬はとても喜びます。
撫でてあげるとリラックスした姿を見せてくれたり、笑顔を見せてくれたりすることがあります。
犬の方から「撫でて~」と寄ってきたり、ゴロンと寝転がってお腹を見せてきたりすることもあります。犬は群れで暮らす動物であり、しっかりと社会性を持っています。
それは、人間と暮らすようになった今でも変わりません。
相手が信頼している大好きな飼い主さんであれば、撫でてもらうことがただ嬉しいだけではなく、不安の解消やストレスの軽減にも繋がるのです。
犬同士であればお互いのカラダを舐め合うことで、スキンシップやコミュニケーションをとりますが、それと同じように飼い主さんから撫でてもらうことで、安心や信頼を得ているのです。
犬を撫でることには、どんな効果があるのか
幸せホルモン「オキシトシン」が分泌される
犬を撫でると、脳からオキシトシンという幸せホルモンが分泌されると言われています。
オキシトシンには愛情や絆を深めることや、不安や恐怖心を緩和することや、ストレスの軽減、睡眠の質を上げるなどの効果をもたらすとされています。
私が老犬の介護をしていたとき、夜鳴きがひどかったのですが、しばらくカラダを撫でてあげていると、スーッと眠ってくれました。
視力や聴力や嗅覚が衰えたことで不安や恐怖を感じ、鳴いていたのかもしれません。
撫でてあげることで安心し、オキシトシンの作用なのか、よく眠ることができたのだと思います。
犬を撫でることで分泌されるオキシトシンですが、愛犬を幸せな気持ちにさせてくれるホルモンです。
きっと、お留守番の時間が長く、退屈や不安や恐怖などから、ストレスを抱えていると思います。帰宅したら、たくさん撫でてあげましょう。
ふだんからスキンシップやコミュニケーションのために撫でてあげることで、愛犬と飼い主さんがお互いに穏やかな気持ちで過ごすことができるのではないでしょうか。
安心できる
犬は群れで暮らし、仲間とスキンシップをとることで安心感を得ています。
私たち人間と暮らす今も同じです。
犬の方からスキンシップをとろうと寄ってきて、撫でて欲しそうに頭やカラダをスリスリしてきたり、ゴロンと寝転がってお腹を見せてきたりします。
そうすることで、飼い主さんが撫でてくれるということを理解しているからです。
大好きな飼い主さんから撫でてもらうことで、安心感を得ようとするのです。
気持ちが良い
犬を撫でるということは、マッサージの役割も果たしています。
カラダを撫でられているだけで眠ってしまう犬もいますが、撫でられることで安心し、とても気持ちよくなり、眠くなってしまうのでしょう。
特に、お腹は犬にとって急所です。
ゴロンと寝転がって、急所であるお腹を見せてくれるということは、それだけ信頼できる相手であるということです。
家族の中でもお腹を見せる人と見せない人、撫でることができる人と撫でると唸る人、といったように差があることもあります。
どんな相手に撫でられることで気持ちが良いのか、安心することができるのか、犬はよく理解しているようです。
欲求を満たすことができる
犬って、とても甘えん坊ですよね。
あまり飼い主さんに甘えることのないツンデレな犬もいますが、やはりデレ(甘えん坊)の部分も持っています。
犬は何歳になっても飼い主さんに甘えたがります。
高齢になり、手足をうまく動かすことができなくなっても、何とか飼い主さんの膝の上に座ろうと必死になる犬もいます。
飼い主さんに甘えたいという欲求を、撫でてもらうことで満たそうとします。
まとめ
犬を撫でてあげることで、ストレスや不安を解消してあげることができます。
特にお留守番の間はストレスを感じ、不安な気持ちで飼い主さんの帰宅を待っています。
帰宅したらたくさん撫でてあげてください。
愛犬を撫でてあげることで、きっと飼い主さんにも幸せな気持ちを与えてくれていると思います。