心を閉ざしてしまうNG行為1:怒鳴って怒る
犬を叱るときは、怒鳴らなくても伝わります。
しかし、飼い主さんの一時的な感情から怒鳴ってしまうと、「この人は怖いことをする人だ」という印象が付いてしまい、心を閉ざされてしまうでしょう。
例えば、名前を呼びながらいつも怒鳴って叱っている場合、叱っていないときに名前を呼んでも怖がってこなくなってしまいます。
これは、飼い主さんに呼ばれることに対して心を閉ざしていると言えますね。
心を閉ざしてしまうNG行為2:暴力をふるう
暴力で従わせることができたとしても、犬が心から飼い主さんのことを信頼しなくなります。
犬は心を閉ざして、恐怖心から従うという悲しい関係になってしまいます。
犬に暴力をふるっても、何もプラスの効果はありませんね。
心を閉ざしてしまうNG行為3:無視される
愛犬からの「あそぼうよ」「のどかわいたよ」「おさんぽいこうよ」などのお願いを、ずっと無視し続けていると、「この人は僕(私)のこと見てくれないんだ」と心を閉ざしてしまう可能性があります。
毎回愛犬からのお願いや、催促に応じる必要はありませんが、構える状況なのに無視したり、本当に必要なお願いを無視したりしては、信頼関係がなくなってしまいますよね。
心を閉ざしてしまうNG行為4:独りにされる時間が長い
犬は仲間と暮らす社会性のある動物なので、基本的に独りぼっちにされることが苦手です。
特に大好きな飼い主さんに長時間放っておかれると、強いストレスを感じ、自分の心を守るために「心を閉ざす」という行動に出ることがあります。
子犬であれば2~3時間、成犬であっても8時間以上のお留守番は、犬にとってストレスを感じると言われています。愛犬の留守番の時間が適切かどうか、一度見直してみると良いですね。
心を閉ざしてしまうNG行為5:嫌なことを強要してくる
愛犬の苦手を克服させてあげようと、頑張る真面目な飼い主さんもいらっしゃると思います。
しかし、どうしても嫌なことは克服できませんし、向き合う時間は犬にとってとてもストレスになります。
強引であったり、長時間嫌なことを強制させたりしていれば、愛犬が今まで大好きだった飼い主さんに心を閉ざす原因になってしまうかもしれません。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
犬が心を閉ざしてしまう飼い主のNG行為の例として、
- 怒鳴って怒る
- 暴力をふるう
- 無視される
- 独りにされる時間が長い
- 嫌なことを強要してくる
の5つを挙げてきました。
あなたが無意識にやってしまっていたことや、このような行為をされているワンちゃんを見かけたことはありましたでしょうか?
一度閉ざされてしまった愛犬の心は、もう一度開いてくれるまで時間も努力も要します。
それに、愛犬にそんな悲しい思いをさせたくないですよね。
この記事が、そんな悲しいワンちゃんを1匹でも多く減らせる助けになれば幸いです!