1.ドアや戸棚を開けっぱなしにする
部屋のドアや、戸棚をついつい開けっぱなしにしてしまっていませんか?
特に、いつもは入ることのできない部屋のドアや、覗くことのできない戸棚が開いていたら、わんこはもう興味津々です。
部屋に入っていって面白いものを引っ張り出してみたり、戸棚の中からおやつやおいしいものを探してみたり、イタズラの宝庫になってしまいます。
完全に開け放った状態でなく、少しだけ閉めかけの状態でも油断は禁物です!
わんこはその僅かな隙間を見逃さず、前足を突っ込んだり鼻を突っ込んだり、器用に開けてイタズラしてしまいますよ。ドアや戸棚はキッチリ閉めることが大切です!
2.洗濯物やタオルを出しっぱなしにする
洗剤の不思議な匂いや、大好きな家族の匂いがする洗濯物や、ふわふわのタオルはわんこの興味を引いて止みません。
洗濯物を取り込んだ後、ちょっと置いておいて後で畳もうなんて思っていると、その間にイタズラの標的にされてしまうかもしれません。
いったん取られてしまったが最後、無理やり取り返そうとすると引っ張り合いになって、袖や襟が伸びてしまったり、ちぎれてしまったりなんてことになりかねません。
3.食べものを手の届くところに置く
食べものの良い匂いに誘われてしまうのは、もはやわんこの本能のようなもの。
よほどしつけをしっかりとされたわんこであっても、頑張れば手が届くところに置かれていれば、無視している方が難しいというものです。
それがわんこのおやつやフードであれば、つまみ食いのイタズラで済ませられますが、飼い主さんのごはんであった場合、重大な誤飲・誤食になりかねませんから、注意が必要です。
タマネギやチョコレートなど、わんこの身体にとって害になるものを置いておく場合には、わんこの手が届く場所は絶対に避けてください。
4.新聞紙や本を手の届くところに置く
新聞紙や書籍のガサガサ音も、わんこを誘惑してやまない音の1つです。
しかも、それをビリビリ引きちぎるのはこの上ない快感!
大事な書類や本は、わんこの手が届くところに置いておかないようにすることをおすすめします。
なお、これら紙類は、たとえイタズラ中に誤食してしまったとしても、あまりに大量でもない限りは、自然と排泄されるのでさほどの心配はありません。
5.おもちゃをいつまでも遊ばせておく
わんこにおもちゃを与えても、すぐに壊してしまって長持ちしないなんて、経験がある方も多いのではないでしょうか?
力が強くて瞬殺してしまうという場合は話は別ですが、長くカミカミして壊してしまう場合は、おもちゃをだらだらと与えつづけているのが原因の可能性があります。
おもちゃで遊ばせる場合には、メリハリが必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
わんこがイタズラをしたからには、しっかりと叱るのが正しいしつけです。
とはいえ、現行犯でなければ叱っても効果はありませんし、何より、可愛い愛犬を叱りつけるのは心が痛みますよね。
愛犬を叱る回数をなるべく少なくするためにも、大切なのは、飼い主さんがイタズラができない環境を作ってあげることです。
噛んではいけないもの、おもちゃにしてはいけないものは出しっぱなしにしないようにし、代わりに噛んでもいいおもちゃを与えるのがポイントです。
愛犬と楽しく暮らしていくために、一度、飼い主さんの行動を見直してはいかがでしょうか。