想像以上!?犬に必要なお世話の数々
初めて犬と暮らす方がイメージする犬のお世話には、どんなものがあるでしょうか。
- ごはんを食べさせる
- お散歩に連れて行く
- トイレの掃除
- お風呂に入れる
イメージできるものは、それほど多くないかもしれません。
しかし、実際に犬と暮らしてみると必要なお世話は想像以上にあります。
犬それぞれに必要なお世話がありますし、犬種や年齢や性別によっても違いはあります。
今回は、全ての犬に共通する必要なお世話についてご紹介します。
犬を飼ったら必要になるお世話①「ごはん」
犬も食事は毎日必要なものです。
その犬に必要な栄養素と適切な量を知る必要があります。一日一食だという犬もいます。
朝と夕の二食だという犬もいます。
朝・昼・夜と飼い主さんと同じように食事をする犬もいます。
数十年ずっと犬と暮らしていても、愛犬の食事については毎日毎日考えます。
その日の体調によって工夫することもありますし、本当にこの食事で良いのかな?と悩む日もあります。
犬を飼ったら必要になるお世話②「お散歩」
毎日お散歩を欠かさない犬もいます。雨の日はお休みする犬もいます。
生涯ずっとお散歩をすることのない犬もいます。
犬にお散歩は本当に必要なのか?と考える人もいらっしゃるようです。
うちの愛犬たちは雨の日もお散歩をするのですが、「こんな日もお散歩させるの?」と声をかけられることがあります。
愛犬たちが行きたくないと言えばもちろん行きませんが、「お散歩に連れて行け~」と鳴くので、安全であれば雨の日でも風の強い日でも行きます。
犬はお散歩をすることでカラダを動かし、ストレスを発散させています。
運動不足な犬は肥満や病気の原因にもなりますし、ストレスがたまってしまったことで問題行動を起こす原因になることもあります。
犬を飼ったら必要になるお世話③「トイレ」
お散歩のときに外でトイレを済ませる犬もいます。
自宅でトイレを済ませてからお散歩に行く犬もいます。
どちらでも良いと思うのですが、自宅でトイレをすることができるよう、トイレトレーニングは必ずしておいた方が、飼い主さんも愛犬も暮らしやすいと思います。
雨や台風でお散歩に行けないとき、外でしかトイレができない犬は困ってしまいますよね。
トイレを長時間我慢させることは、カラダにも良くありません。
老犬になるとトレイの回数が増えます。
夜中にトイレに行きたいと鳴くことがあります。
土砂降り日の真夜中に、外にトイレに連れて行くのは難しいですよね。
犬を飼ったら必要になるお世話④「歯磨き」
愛犬の毎日の歯磨きをしていないという飼い主さんも多いという話を聞き、私はとても驚きました。歯磨きは犬にも毎日必要なお世話のひとつです。
犬は虫歯になりにくいですが、成犬では歯周病を抱えている犬がほとんどです。
口の中が健康な犬は口臭がありません。
少しでも口臭が気になるのであれば、歯周病や歯石などの問題を抱えている可能性があります。
全身麻酔は怖いからと、歯石除去の手術を受けさせないという飼い主さんが多いです。
しかし、その歯石が原因で大病を患う犬が多いことをご存じでしょうか。
高齢なことや病気によって全身麻酔ができず、痛みと苦しみの中生きている犬もいます。
そうなってしまわないように、毎日の歯磨きをしてあげましょう。
犬を飼ったら必要になるお世話⑤「ブラッシング」
長毛や短毛、ストレートやカール、抜け毛が多いや少ない、犬種などに関係なく、ブラッシングは毎日必要なお世話のひとつだと私は思います。
抜け毛が少ない犬もいますが、全く抜けないわけではありません。
死毛(抜け毛)をそのままにしておくと、皮膚に炎症を引き起こしたりフケの原因にもなったりします。
トイプードルなど、抜け毛が少なく毎日のブラッシングは必要ないとされている犬種もありますが、ブラッシングを全くしないでいると毛玉ができる原因になり、トリミングの際に毛玉料金によって費用が膨らんでしまうことがあります。
犬を飼ったら必要になるお世話⑥「定期的に必要なお世話」
私が「毎日必要だ」と思うお世話を5つご紹介したのですが、定期的に必要なお世話についてもご紹介します。
- 予防薬の投与(フィラリア予防やノミやマダニの予防)
- 健康診断
- 狂犬病予防注射(義務)
- 混合ワクチン接種(任意)
- トリミング(自宅でお風呂に入れてあげる)
- 耳掃除
- 爪切り
- 肛門搾り(特に小型犬に必要)
避妊手術をしていない女の子なら、ヒート(生理)のお世話もあります。
まとめ
ご紹介したお世話が全てではありませんが、これだけはやってあげてほしい、これだけはやってあげたいというお世話をご紹介しました。
これを書きながら、まだ思い出せないであるお世話もあると思います。
犬に必要なお世話を挙げたらキリがありません。
愛犬にどんなお世話が必要なのか、飼い主さんがしっかり考えてあげることができれば良いと思います。
ここではご紹介はしませんでしたが、「しつけ」も大切なお世話のひとつだと思います。