犬がビックリする人間の行動7選
1.近くで大きな音や声を出す
犬は聴覚がとても優れていて、人間よりも約4倍聞こえていると言われています。人間が驚かない程度の音でも、犬にとっては大きな音として聞こえている事でしょう。ですので、犬が落ち着いている時に近くで大きな音を出すと当然、犬は凄く驚いてしまいます。人間よりも耳が敏感だという事を理解してあげて、なるべく犬の近くで大きな音を立てない様にしてあげたいですね。
また、大きな声で愛犬と接していると、ビックリするだけでなく怖がらせてしまう場合もあります。話しかけたり呼ぶときは、大きくない声で穏やかに接してあげましょう。
2.急に動く
愛犬がくつろいでいる時に、そばで急に動くとビックリした表情で愛犬が起き上がった、という経験はありませんか?私たち人間も気持ちがリラックスしている時に、周りの何かがいきなり動くと驚く事があると思います。犬も同じような理由でビックリしているのでしょう。
3.急に触る
犬が、ぼーっとくつろいでいる時に急に触ると「えっ!なに!?」と、ビックリした表情で触られた方を向く事があります。おそらく、急に動いた時と同じような理由でビックリしているのでしょうね。犬はくつろいでいる時、周りに何かしらの変化が起こるとビックリしやすい動物なのかもしれません。
4.犬を驚かせる
犬を驚かせるためにいたずらをしてすると、当然犬はビックリしてしまいます。臆病な性格の犬だと、足をバタバタさせて逃げていく事も。愛犬を驚かせてばかりいると、信頼関係が崩れたり嫌われる原因になってしまいますので、いたずらをするとしても程ほどにした方が良さそうですね。
5.テリトリー内に知らない人が入ってくる
家の中は愛犬のテリトリーとなります。ですので、そのテリトリー内にいきなり知らない人が入ってくるとビックリしたり、吠えて威嚇をする時があります。例えば、愛犬と初めて会う飼い主の友人が、家に遊びに来た時をイメージすると分かりやすいと思います。初めて家に来る知り合いに向かって、愛犬が吠える理由としては、ビックリして吠えているのと自分のテリトリーに入ってきたので威嚇している、という2つの意味が交じっているといえそうですね。
6.おならをする
犬は嗅覚がとても優れている動物としても有名ですよね。そんな犬は、少しのニオイや音がしただけですぐ異変に気付きます。愛犬の近くにいる飼い主や周りの人がおならをした時、犬が「なんだ!?今の何?」といったビックリした顔をしながら、おならの発生源の方を見る。そんな愛犬の姿を見た事がある人はいるのではないでしょうか?
また、愛犬が自分でおならをした時も、自分自身でビックリする事があります。ちなみに、私の愛犬は自分がおならをした時、ビックリした表情をしながら自分のお尻を見ている事が何回かありました。
7.簡単なマジックをする
愛犬にいたずらをしようと思って簡単なマジックをした事はありませんか?例えば、愛犬に見えるように左手にオヤツを持って、もう片方の右手には何も持たずに「オヤツはどっちだ?」と愛犬に問題を出します。愛犬が答える前に、見えないようにサッとオヤツを反対の右手に持ちかえて、犬が左を選んだらオヤツが無くなった左手を開いて「残念でした!」とやります。
すると、犬が不思議がったり少しビックリしている姿を見る事ができます。犬は頭が良いので「左手にあったのになんで?」と思っているのでしょうね。
愛犬をビックリさせてばかりいると嫌われる
信頼関係が崩れる
もし、あなたが結果的に愛犬をビックリさせてばかりいると「この人の側にいると、いつも驚かされるから安心して落ち着けない」と愛犬は思うようになってしまいます。そうなると、段々と愛犬との信頼関係が崩れていってしまい嫌われてしまう原因にもなるので、気を付けなければいけません。犬は耳がとても良いので嫌われないためにも、なるべく大きな音や声を出してビックリさせないようにしましょう。
まとめ
犬は感情がとても豊かで色々な表情を見せてくれます。ビックリした感情もその1つといえるでしょう。しかし、あまり愛犬をビックリさせてばかりいると、信頼関係が崩れてしまいますので注意が必要となります。愛犬がビックリする事のないよう居心地の良い空間を作ってあげたいですね。