快適な環境作りはできるところから始めよう!
大好きな愛犬には快適な環境を用意してあげたいと思う飼い主さんは多いでしょう。しかし、愛犬を中心に考えすぎるあまり、飼い主さんが住みにくい環境になってしまっては元も子もありません。人間も犬も快適に過ごせる環境にするために、私たちはどのような事ができるのでしょうか。無理をせず、できるところから始めてみませんか?
床はタイルカーペットを利用
まずは床です。フローリングをむき出しのままにしているというご家庭も多いかもしれません。しかし、フローリングは犬にとって足腰に負担がかかりやすいです。走ったときに転んでしまったり、ソファから降りたときに滑ってしまうなど、怪我に繋がる恐れもあります。
また高齢犬になると、フローリングの上が歩きにくかったり、歩く度に足腰に衝撃が加わり、より大きな負担をかけてしまう恐れがあります。
そのため、簡単に床を快適に歩けるように、タイルカーペットを使用することをおすすめします。犬が歩く場所だけタイルをはめ込むようにカーペットを敷き詰めていくだけで簡単ですし、値段も安いものが多いのでおすすめですよ!
照明はシーリングタイプのLEDがおすすめ!
皆さんは部屋の照明にどのような電気を使用していますか?犬がいるご家庭の場合、シーリングタイプのLED電気がおすすめですよ!
現在、多くの買い手では蛍光灯が使用されていると思います。しかし、この蛍光灯は犬の目線で見るとちかちかしてしまい、目が痛くなってしまうのです。つまり、犬の目にはあまり優しくないということです。
また多くのご家庭でシーリングライトを使用していると思いますが、ペンダントタイプと言われる吊り下げ式の証明を使用している場合、犬がジャンプして届いてしまう恐れも十分に考えられます。火傷に繋がる恐れがありますので、犬の行動範囲外の場所で使用するようにしましょう。
立ち入り禁止場所は高めのゲートを設置
これは多くのご家庭で対策として用意されているかと思いますが、愛犬に入って欲しくないキッチンやお風呂などのエリアには、ペット用や赤ちゃん用の柵を使用するという方法もあります。
中にはジャンプ力が高い犬や力の強い犬もいますので、なるべく高めの安定感がある柵を選ぶようにしましょう。それでも飛び越えてしまうという場合は、インテリアとして用いられるパーテーションを使うと良いでしょう。
荒らされやすいゴミ箱は収納式の物に
ゴミ箱を漁ってしまったり、倒して遊び始めてしまう犬は珍しくありません。様々な匂いがするゴミ箱は犬にとって宝箱のような物だからです。
そんなお困り事を解消するゴミ箱は収納式のゴミ箱です。足でペダル部分を踏むと前にパカッと開いてくれるため、飼い主さんも使い勝手が良く、犬はゴミ箱を倒したり荒らしたりすることができないため一石二鳥です。
家具を取り扱っているお店などで様々なタイプがあります。中には分別ができる収納式ゴミ箱も売っていますので、部屋の広さに余裕がある方は検討してみてはいかがでしょう。
ケージは部屋の四隅が最適!
意外とお困りの犬のケージですが、犬にとっては部屋の隅に設置された方が安心できる空間になりやすいです。全方位が空いているとすべての方向に神経を尖らせてしまうため、気が休まりにくい傾向にあります。
またテレビの近くなどうるさい音が四六時中耳に入ってしまうため、休まるためにケージに入ったのに休めないという事態にも陥りやすいです。テレビから離れた隅にケージを設置するよう心がけましょう。
危ない電気コードはコードケースに収納
電気コードは「噛んで感電してしまうのではないか」「火傷してしまったらどうしよう」と飼い主さんの心配の種の1つですよね。このように危ない物は束ねるだけでは効果がありませんので、コードケースに収納するようにしましょう。
プラスチック製のコードケースであれば犬がいたずらしても感電してしまったり火傷する恐れがありませんし、見た目もスッキリするため、お部屋の整理収納術としても優秀です。
ネット通販でもおしゃれで豊富なデザインの電気コードケースが販売されています。電気コードをスッキリまとめたいと考えている方は、ぜひコードケースを活用してみてはいかがでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。家具を模様替えするなどは大変な作業になってしまうため、なかなか実践できません。しかし、こうしたポイントを少し工夫するだけで、飼い主も犬も快適な暮らしを送ることができます。ぜひ自分の家に合った快適な環境作りをできる範囲で始めてみましょう!