犬が脱走癖になる主な原因
生活に満足していない
犬が脱走してしまう原因の一つに、ふだんの生活に満足していない、というものがあります。
愛犬から見て、愛情をたっぷり感じられない、ストレスが溜まる生活を送っている等、犬にとって日頃の生活に不満を感じていると、外に気晴らしに行きたくなるのかもしれませんね。
まだ散歩に行きたい
犬にとって毎日の散歩はとても大切なものですよね?
犬種によっては、毎日2時間ほどの散歩をしないといけなかったりします。
散歩の時間が短く、犬が満足していないと、「まだ外で散歩したい」と犬は思うことでしょう。
そんなときに、玄関のドアが開いていて外に行ける状況になっていたら、外に出ていってしまう可能性が高いといえそうですね。
怖がりな性格
雷や大きな音、急にビックリすることがあると、犬はパニック状態になることがあります。
パニック状態になっているときは、飼い主が落ち着かせようとしてもいうことを聞かない場合が多く、運が悪いと家の外に飛び出してしまうこともあります。
メスの犬に会いに行く
オスは発情期になると、メスの犬を求めて脱走してしまうことがあります。
去勢をしていると、脱走するほど発情してしまうということはあまりないようですね。
動物の本能で仕方ないことでもありますので、去勢していない場合は、脱走しないように対策をしっかり立てておきましょう。
自由を求めて脱走する
ふだんの生活に不満がなく、発情期でもない。
パニック状態になっているわけでもないのに、脱走してしまう犬はいます。
目的も決めずに何気なくふら~っと外に出かけたくなることって、私たち人間にもありますよね?
犬もそういったときがあるのかもしれませんね。
脱走壁をやめさせる方法としつけ方
広い場所で走らせる
犬は走るのが大好きな子が多いので、ふだんあまり散歩に時間をかけることができない場合は、ストレスや、ふだんの運動不足を解消すると、犬は満足することでしょう。
休日、たまにでも大きな公園や広い場所で、思いっきり犬を走らせたり散歩したりすると良いと思います。
ストレスや不満を改善
犬が、日頃の生活に不満を抱えて脱走している場合は、ストレスや不満を改善して、犬を少しでも満足させることで、脱走を止めさせることができるかもしれません。
犬が愛されていると感じたり、飼い主をちゃんとリーダーだと認めたりすることで、脱走したいと思う気持ちは少なくなることが多いようですね。
日頃からのスキンシップが大切といえます。
『待て』と『おいで』のしつけをする
外出先や外出するとき、散歩中のとき等に、愛犬が目の前で脱走した場合、『待て』と『おいで』がとても効果的です。
犬は追いかけられると遊びだと勘違いして、さらに遠くに逃げてしまう可能性が高いです。
ですので、追いかけたくなる気持ちを一旦落ち着かせて、自分の所に呼び戻す方法をおススメします。
脱走してしまったときに備えて、日頃から『待て』と『おいで』ができるように躾けておきましょう。
脱走対策をする
日頃から、脱走の対策をすることで、脱走しにくくすることができます。
外に繋がるドアや門、脱走できそうな窓は常に閉めるようにしましょう。
また、廊下やドア付近に柵をすることでより脱走しにくくなります。
散歩等の外出先では、リードを手首に回して持つ等少し工夫をすることで、脱走を防ぐことができますよ。
犬が脱走して外で自由に歩いていると、交通事故にあう確率がとても高いです。
愛犬の危険を回避するためにも、日頃から脱走しないように気を付けましょう。
まとめ
犬が脱走する原因はいろいろあるようですね。
脱走自体は、ドアや門を開けっ放しにしないようにすることで対策をとることができます。
また、愛犬が脱走をしてしまう理由を解決することで、より脱走しなくなりますので、対策と原因の両方を意識するようにしましょう。