犬に信頼される方法1:飼い主のペースを押し付けない
犬には犬の意思があり、ペースがあります。いつ何時も飼い主さんの命令ややりたい事に付き合わせていれば、表面上は従うかもしれませんが本当の信頼は得られません。
必要な時は犬に指示を出したり、こちらのお願いを聞いてもらったりすことも大切ですが、不必要にこちらのペースや願望(飼い主の満足のために芸をさせるなど)を押し付けてしまうと、愛犬の心は離れていくでしょう。
ポイントは、愛犬の意思を尊重して普段から接するようにすることですね。
犬に信頼される方法2:犬がピンチの時に助けてあげる
愛犬が困っている時や、助けを求めている時に、タイミングよくフォローをしてあげることができれば、愛犬からの信頼を得ることができるでしょう。
例えば、
- 雷や風の音を怖がる愛犬には、嵐の時そばにいてあげる
- 愛犬が攻撃されているときに助けてあげる
- 愛犬が体調不良のとき、優しく適切な対処をしてあげる
などが挙げられます。人間との信頼を得るための行動と何にも変わらないのですね。
犬に信頼される方法3:犬の嫌がることはしない
人間だって自分の嫌なことをしつこくしてくる相手は嫌いになりますよね。犬も同様ですが、犬は大好きな飼い主さんが嫌なことをしてきても、じっと我慢してしまうことも多いのです。
犬が嫌がることをしないとは、たとえば、
- 寝ている時に起こしたりちょっかいをかけたりしない
- 厳しすぎるしつけをしない
- 行動を制限することをしない(ケージに閉じ込める、鎖で繋いでおくなど)
- 四六時中構いすぎる
- 犬の習性を考えない扱いをする
などが挙げられますが、ワンちゃんの嫌なことはそれぞれ違いますので、その子の個性を考えて、嫌がっているかどうか判断できるようになりましょう。
犬に信頼される方法4:犬が穏やかに過ごせる挙動を心掛ける
犬は素早く動くもの、大きな音に対して興奮しやすいという性質を持っている傾向があります。ですので、犬が穏やかに、飼い主さんを信頼して過ごせるようになるには、次のような挙動を心掛ける必要があります。
- ゆっくり動く
- 静かにしゃべる
- 命令ばかりしない
- そっとしておいてくれる
- 優しくスキンシップしてくれる
例えば、おじいさん、おばあさんに飼われているワンちゃんが穏やかな性格で落ち着いている子が多いのは、ご高齢の方がこのような特徴を多く持ち合わせているからかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
犬に信頼されるために飼い主さんができることとして、次の4つを見てきました。
- 飼い主のペースを押し付けない
- 犬がピンチの時に助けてあげる
- 犬の嫌がることはしない
- 犬が穏やかに過ごせる挙動を心掛ける
実践できている方も、そうでなかった方も、参考になれば幸いです。
愛犬に信頼されて、これまで以上に仲良しになれますように!