仕草から紐解く意外な心理8選
1.背中を向けてお尻をくっつける
飼い主の体に背中を向けながらお尻をくっつける。という仕草をしている時はないですか?
動物にとって相手に自分の背中を見せるという行為は、その相手に対して安心していたり信頼しているという意味があります。お尻を向けて馬鹿にしている、という意味ではありませんのでご安心ください。
2.あくびをする
人間は眠たい時に自然とあくびをしますよね。犬も眠たいから、あくびをしていると思ってしまっていませんか?犬があくびをする場合は別の意味があります。
不安な時や怖いと思っている時に、自分の気持ちを落ち着かせるためにあくびをしているようです。つまり、叱っている時に愛犬があくびをしていたら「早くお話終わらないかなぁ」と面倒くさそうにあくびをしているのではなく、叱られて不安になっている自分の気持ちを落ち着かせようとしているという事です。
3.尻尾を振る
尻尾を振ってくれているのは、喜んでいる証拠だ。と思う人は多いと思います。
実は尻尾を振る意味は色々とあって、喜んでいるから尻尾を振るというのはその中の一つのようです。
基本的に興奮したり、感情が高まった時に尻尾を振るみたいですね。
喜んでいる時以外に尻尾を振る場面としては、何かに吠えている時や警戒をしている時などがあります。そういった時に尻尾を振っている姿を見たことがあるのではないでしょうか。
4.一生懸命掘る仕草
一生懸命何かを掘り当てようとしているかの様に、一生懸命布団や枕などを掘っている仕草を見たことはありませんか?興奮してなぜか一心不乱に掘っているのかな?と思ってしまいますが、単純に一人で遊んでいる時にする仕草のようですね。
また、自分の住処、寝る場所を作るために一生懸命掘ってその場所を整えようとしているという意味もあるようですね。私の愛犬は、掘った後に自分の体を擦り付けて臭いを付けている時があります。そういった行動を見ていると、やはり自分の住処を作っているという意味合いが強いかもしれませんね。
5.噛んだ後に舐めてくる
犬に噛まれた時、噛んだ後に舐めて治療をしようとしてくれた。という経験はありませんか?噛んだ後にすぐに愛犬が反省して「噛んでごめんね」と舐めている。と思うのではないでしょうか?
実は、別の意味がある事の方が多いようですね。例えば、敵対心がない事を伝えるために舐めている。という場合や噛んで自分の方が立場が上だと知らせた後に、舐めて自分が落ち着こうとしている時もあります。
一つ言えるのは、噛んだのを反省して舐めているという可能性は低いという事ですね。
6.ウンチをした後で蹴って砂を被せる
散歩中にウンチをした時、砂を蹴ってウンチに被せるのは隠すためだと思っている人は多いのではないでしょうか?この仕草も意外に別の意味があったりします。実は、自分のウンチの臭いを広げてマーキングをしているのです。
犬は縄張り意識が強い事はご存知だと思います。基本的に犬は臭いを付けて自分の存在をアピールするという縄張りの方法を使います。排泄物は特に臭いが残りやすいので、こういった行動をする様ですね。
7.目をそらす時
目が合わなかったり、目をそらされている時の愛犬の心理はどのような状態なのでしょうか。愛犬を叱ったりしている時に目をそらす時はありませんか?人間の場合だと、ちゃんと話を聞いてないと思ってしまうと思います。
しかし、犬の場合は逆の意味をもっていて目をそらしている時は、相手に服従しているという意味があるそうです。敵対心や反抗する気はないとアピールしている仕草ということですね。
8.膝に前足を乗せてくる
座っていると愛犬が膝などに前足をチョンと乗せる時があると思います。この時の犬の心理は構って欲しい、遊んでほしいといった状態の時です。さらに、この仕草をしているときの顔を見ると不思議と何かをおねだりしている様な表情をしている様にも見えたりします。一生懸命、自分の気持ちを知らせているので遊んであげるととても喜ぶことでしょう。
まとめ
仕草の中には人間が想像していた意味とは全然違う意味のものが沢山あります。仕草の意味を知ることによって、より犬の事を理解する事が出来ます。今よりも愛犬の気持ちをわかってあげられるように色々な仕草の意味が分かるといいですね。