犬にとっても睡眠は重要!
私たち人間にとって、睡眠というのは非常に大切です。睡眠をしっかりとることで、その火の疲れを癒やすことができますが、睡眠をとらなければ心身共に疲れ切ってしまいます。しかし、これは人間だけに言えることではなく、犬にも同様の事が言えます。
人間の理想の睡眠時間は7~8時間であるに対し、犬の平均的な睡眠時間は約12時間と非常に長いです。もちろん、年齢や個体によっても大差がありますが、少ない犬であっても10時間は寝ていると言われています。
しかし、1回の睡眠で12時間寝るわけではなく、1日を通してお昼寝、ちょっとした合間の睡眠、夜の睡眠など、すべてを含めて12時間寝ているのです。
睡眠をとらないと健康に悪影響が…
先ほども話に出たとおり、人間と同じように犬にとっても睡眠は非常に重要です。睡眠をしっかりとることで心身共にリフレッシュすることができますが、必要な睡眠をとらなければ疲れは取れませんし、ストレスも溜まってしまいます。
疲れやストレスが解消されないことにより、体の免疫力も低下してしまう恐れがあるとされていますので、愛犬の健康のためにも睡眠時間を確保してあげる事は大切です。
しかし、「うちの子は10時間も寝ている様子はない…」という方も多いのではないでしょうか。そんな時は就寝時、あるいは就寝前に寝付きが良くなる方法を試してみると良いでしょう。
犬の寝付きを良くする方法とは?
犬の健康のためにも大切な睡眠時間の確保ですが、なかなか寝てくれない、どうすれば良質な睡眠が取れるのかわからないという方が多いでしょう。ここでは犬の寝付きを良くする方法を3つご紹介します。
1.ブランケットなどを入れてあげる
普段から愛犬にとってお気に入りのブランケットやタオルがある場合、眠る際にそのブランケット・タオルを一緒に置いてあげることで、安心感から寝付きが良くなることが多いです。
ブランケットなどの布類だけでなく、いつも使用しているお気に入りのおもちゃでも安心感を得ることがあるため、いつも持ち歩いているおもちゃなどがある場合には、そちらを渡してあげると良いでしょう。その子に合った安心できる物を選んであげることが大切ですよ!
また、飼い主さんの匂いが強く付いている物を渡してあげることも効果的です。なぜならば、飼い主さんの匂いがすることで安心感を得ることができる犬は非常に多いからです。飼い主さんの使用していたタオルや捨てる前の靴下などがあれば、一度洗ってから渡してあげましょう。
2.運動させて良質な睡眠を
運動することで良い疲れを感じ、夜になると眠りに就きやすくなるというのは、人間も犬も同様です。犬の場合、毎日できる運動の代表例として散歩が挙げられますが、この散歩も必要な量を歩いていなければ効果がありません。
もしもあまり散歩が好きでないというこの場合は、おもちゃを使った室内遊びの時間を多くすることで運動不足を解消することができます。
そして室内でできる運動であれば、おもちゃを使って飼い主さんが自ら一緒に遊んであげるということも大切です。他にも頭を使う遊びをさせることも脳を使うため、犬にとって良い疲れを与えてあげる事ができますよ!
3.犬にとって良い環境を提供
最後に、愛犬が寝る場所の環境自体を良い環境に整えてあげるということは、寝付きを良くしてあげるために必要不可欠です。室温が高すぎたり、あるいは低すぎたりすると、犬も人間と同様に寝付きが悪くなることがあります。
夏や冬はエアコンの「おやすみタイマー」など、何時間後に自動的に切れるという設定を予約した状態で寝かせてあげると良いでしょう。
また、室温だけではなく、気が散ってしまう場所で寝かせることも睡眠を妨げる原因となります。例えば、周囲が360℃空いている空間で寝かせることは、犬にとって開放感がありすぎるため、警戒心を生みやすくなってしまい、睡眠の妨げになります。
囲いを作ってあげたり、犬用ベッドの隣に壁が来るような工夫をしてあげるなど、犬が安心して眠れる場所を探してあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。このように犬の寝付きが良くなるためには、良質な疲れ・環境と安心感が重要です。今一度、自分の愛犬の寝る場所は良い環境を保っているかどうかを確認してみましょう。