小型犬、大型犬を飼うそれぞれの魅力と飼う時の違い

小型犬、大型犬を飼うそれぞれの魅力と飼う時の違い

これから犬を飼おうと考えている方も多いのではないでしょうか。さらに小型犬か大型犬かで悩む方もいることでしょう。今回は小型犬、大型犬それぞれの魅力と飼う時の違いをご紹介していきます。

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小型犬の魅力

カゴに入っている犬の写真

小型犬と聞くと小さくて可愛いというイメージがある小型犬ですが、一方で室内で飼うことの方が多いので抜け毛や、住宅街で飼う際には吠える声などを心配する方も多いはずです。
まずは、小型犬の魅力をいくつかお伝えしていいきたいと思います。

1.小さくて飼いやすい

小型犬はその小ささから室内でも飼いやすいととても人気が高く、毎年公表される人気の犬種ランキングには「トイプードル」や「チワワ」「ミニチュアダックスフンド」などの小型犬の名前が上位を占めています。

また、小型犬は力がそれほど強くないのでお年寄りでも飼いやすく、幅広い世代で飼われていることから飼い犬の70%が小型犬ということが分かっています。
大型犬だとやはり十分な飼育スペースが必要になりますが、小型犬の場合ケージやトイレシーツなどを置いても犬が動き回れるスペースを確保しやすいですよね。

さらに、犬用のケージなどを使用することでバスや地下鉄などの許可されている機関であれば、愛犬と一緒に利用することが可能です。

2.コストを抑えられる

犬を飼っているとフード代やトイレシーツなどの消耗品費、トリミング代、医療費など様々な費用がかかってきます。
これは犬の大きさによってかかる費用の金額が変わっていきます。
小型犬の場合は、体が小さい分摂る食事量も少ないのでフード代も抑えられますし、医療費やトリミング代なども大型犬と比べるとグッと安くなります。
一年間での支出金額を比べると、大型犬の約1/2の費用で済むのでコスト面でも飼いやすいと言われる理由がわかりますね。

大型犬の魅力

ドーベルマンの写真

皆さんは大型犬と聞くとどのようなイメージを持ちますか?
「大きくて頼もしい」「飼育が大変そう」「飼うスペースが限られそう」など少しマイナスなイメージがつきやすいかもしれません。
しかし、大型犬には魅力がたくさんあります。
次はそんな大型犬の魅力について迫りたいと思います。

1.大きな体に癒される

小型犬では味わえない大型犬の魅力は何と言ってもその大きさです。
大きな体に抱き着くととても癒されて幸せな気分になる飼い主さんも多いのではないでしょうか。
その大きな体で示すダイナミックな愛情表現は、愛犬家たちの心を鷲掴みにしている魅力のひとつと言えるでしょう。

2.とても賢い

大型犬は現在も使役犬として幅広い分野で活躍している犬種が多いのが特徴です。
「盲導犬」「警察犬」「災害救助犬」など近年では小型犬や中型犬を採用しているところもありますが、やはり大部分は大型犬がその割合を占めています。
はるか昔より人間と共に使役犬として仕えていた歴史があることから、個体によって差はありますが、指示のコマンドを的確に覚えていたり訓練の習得スピードが速かったりと、その賢さには驚かされます。

3.一緒に思いっきり運動が出来る

ドッグランなどの広い敷地で思いっきり一緒に汗を流すことができるのも大型犬ならではといえるのではないでしょうか。
一緒に走ったり、フリスビーなど飛ぶおもちゃを使って遊んだりと飼い主さん自身も多くの運動量を消費するので、運動した後はお互いに気持ちの良い汗をかいているはずです。
そして、何より立ち上がれば人間の身長と同じくらいの高さになる大型犬は、文字通り体当たりで行動を共にすることができます。
ペットというよりは相棒や良きパートナーとして一緒に過ごすことができるでしょう。

小型犬と大型犬それぞれの生活の違い

ヨークシャテリアの写真

小型犬、大型犬それぞれの魅力をご紹介してきました。
どちらを飼おうか悩んでいると浮かんでくるのは、一緒に生活をしたときの違いですよね。
散歩の時間や食事の量など比較して見ていきましょう。

散歩の時間

小型犬の場合、体が小さい分1日の運動量はそれほど多く必要としません。
1日15分~30分程度の散歩の時間を確保してあげれば良いでしょう。
雨の日など天候が悪かったり、散歩に連れて行けない日は室内で存分に遊んであげてください。
一方、大型犬は体力があるので1日約30分×2回程が理想的な散歩の時間です。
ゆっくりと歩くよりも早歩きでキビキビと歩いてあげた方が、運動としての効果があります。
時間があればドッグランなど思いっきり走り回れる場所へ連れて行って、ストレスを発散させてあげましょう。

ご飯の量

一般的にいわれている「犬の体重÷40=1日に必要な食事量」から計算すると、平均体重25㎏の大型犬であれば625g、体重が2㎏である小型犬であれば50gが必要な食事量ということになります。
1日の食事を与える回数は、犬種を問わず幼犬期であれば3回~4回、成犬期は2回、老犬期は3回~4回です。
消化器官が発達していない幼犬期や、衰えていく老犬期は一度に多くの食事を摂れない為、少量を複数回に分けて与える必要があります。

飼育スペース

小型犬であればペット可のアパートで飼育していてもそれほど窮屈には感じないでしょう。
しかし、大型犬は一軒家など広い飼育スペースのある環境でないと狭く感じ、そのことがストレスとなって悪影響を及ぼす恐れがあります。
十分な飼育スペースを確保できないなと感じた際には、なるべく外へ連れ出す回数を増やすなど犬のストレスを発散させる工夫も重要になってきますね。

まとめ

飼い主と犬の後ろ姿の写真

いかがでしたでしょうか。
小型犬、大型犬それぞれ魅力はたくさんあります。
実際に飼っている方に魅力を聞いてみると新たな発見があるかもしれません。
いずれにせよ、犬を飼う際には自分の環境が飼育する環境として万全かどうか、しっかりと事前に調べて準備をしておくことをオススメします。

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