現在の住宅環境を考える
- ペット飼育可能な家に住んでいるか
- 自宅周辺に少しでもストレスなく散歩の出来そうな場所はあるか
現在のお住まいが一軒家の方もいれば集合住宅の方もいます。持ち家かまたは賃貸住宅か?など、それぞれ色んなお住まいのパターンがあります。どんなお家でも必要な条件と言えばやなり、ペット飼育可能な物件に住んでいるのかが重要ですよね。
もちろんペットの飼育が可能な住宅にお住まいだとしても、ご近所の方に動物が苦手な方もいるかもしれませんし、自宅周辺の交通量が多めであるかもしれません。
また、ワンコとゆっくりお散歩が出来る場所が家の近くに見つけられるかも重要になります。犬の性格は様々なので、車が横をビュンビュン走っている道路沿いの歩道でも全く怖がらず楽しく歩ける子もいれば、車やバイク、自転車や人間が通るだけでとても怯えてしまう子もいます。
ですので、今のお住まいにワンコが来ても大丈夫な住宅環境なのかどうか、この点は一番先に考えてみた方が良いのではないでしょうか。
生活リズムがある程度一定されているかを考える
- 散歩やご飯はある程度同じ時間帯にする
- 食事量、運動量は基本同じでも犬の体調を見ながら適宜調整を
犬は人間の生活リズムに合わせて行動せざるを得ません。なので、飼い主さんの1日の行動時間がある程度定まっている方が理想的です。
かと言って、ご家族全員がそのような一定のリズムで暮らしている必要はなく、あくまで犬の散歩やご飯の用意がだいたい同じぐらいの時間帯であれば、犬も自身の体内時計をつかみやすくて良いのではないかと思います。
ただ、犬の個性は様々なので、ランダムな生活リズムでも平気な子もいます。その場合でも1日の食事量や運動量は定まっている方が、犬の体調不良や病気に気づいてあげやすく、健康管理がしやすくて良いのではないでしょうか。
犬の最期まで守っていく覚悟があるかを考える
- 動物医療保険に加入する
- 犬の便の状態や食欲などは毎日チェックする
- 動物病院の場所は数ヶ所見つけておく
- 犬の病気時にやむを得ず留守番が必要の際にはウェブカメラを設置する
- 自分がかなり体調を崩した時に犬の世話を助けてくれる家族や友人、あるいはペットシッターやペットホテルを見つけておく
犬は飼い主さんに守ってもらわないと健康に生きていく事はもちろん、病気になった場合には看病や通院など、内容にもよりますが時間もお金もかかります。そして老犬になり、介護が必要になる場合もあります。とはいえ、そんな事ばかり飼う前から考えるというのは難しい話かもしれませんね。
なので、せめてそういった状況になった場合に飼い主さんと愛犬の負担を軽減する準備には何があるのか、どういった事が出来るかという事を考えてみました。
動物病院については、近所のかかりつけ病院の他に夜中の緊急対応をしている病院をチェックしておくだけでも、いざという時に慌てる負担を減らせるのではないでしょうか。
ウェブカメラについては、設置したとしても犬が病気の際は遠方への長時間の外出での留守番は避けてあげてください。ウェブカメラは通信が途切れる事もありますし、何らかの異常を発見した際にすぐに駆けつけてあげれる程度の距離にいてあげてくださいね。
飼い主さんご自身が病気になった際に、ご家族や友人に頼めそうにない場合なら、ペットホテルやペットシッターなどのサービスに仔犬の段階で慣れさせておくのも良いのかもしれません。
まとめ
色々と考えすぎるときりがないですが、犬を迎えると生活は変わります。自分だけの時間は減りますしお金もかかります。でも結局は、どんな時でも変わらない愛情を注いであげる事が、何よりも一番大切な事なのでしょうね。