犬がベッドを噛む理由
- ストレスを感じている
- 不安を感じている
- 歯が痒い(子犬)
- 噛むのが楽しい、おもちゃ感覚
- かまって欲しい、気をひきたい
犬がベッドを噛む理由は一つではありません。噛んでしまう原因として、ストレスや不安、ベッドが興味や遊びの対象になっている、飼い主の気をひきたいなどといったことが挙げられます。犬がストレスを感じている原因として、飼い主と犬との遊びや運動が足りていないなどの理由でうっぷんが溜まっていることが考えられます。
このように、犬がベッドを噛む理由は様々なことが考えられます。この噛む癖を改善するには、まずは、犬がどんな理由でそういった行動を起こしているのかしっかり見極めていく必要があります。
ストレスを感じている
ストレスを感じることでベッドを噛むことがあります。犬は何か物を噛むことでストレスを発散しようとしているのです。犬がストレスを感じている原因として、飼い主と犬との遊びや運動が足りていないなどの理由でうっぷんが溜まっていることが考えられます。
不安を感じている
飼い主が家を留守にしている時にベッドを噛むことが多い場合、犬が不安を感じていることが考えられます。これは、「分離不安症」という病気の可能性もありますので、どうしても続くようでしたら動物病院で相談することをおすすめします。
歯が痒い(子犬)
子犬がベッドを噛む場合、歯が痒くて噛んでいるということが考えられます。犬は成長して乳歯から永久歯に生え変わる時に、歯がむずむずして色んなものを噛むようになります。
噛むのが楽しい、おもちゃ感覚
ベッドを噛むのが楽しくて、犬にとってベッドがおもちゃ感覚になることもあります。犬がベッドを興味や遊びの対象として見てしまう原因は、犬用ベッドの中綿などが裂けて出てくるのが面白く癖になってしまい、いくら注意してもやめられないという感じです。
飼い主にかまって欲しい、気をひきたい
犬が飼い主の気をひく手段の一つとしてベッドを噛むことがあります。ベッドを噛んだり破壊すると、飼い主が反応してくれるのが嬉しくてかまってもらえると思っています。
ベッドを噛むのをやめさせる方法
愛犬がベッドを噛む理由について、思い当たることはありましたでしょうか?次に、それぞれの理由に合わせた対処法をご紹介いたします。
- 散歩や運動でストレスを発散させる
- 噛んでもいいおもちゃを与える
- 飼い主が留守中の不安をやわらげる
- 噛んでも楽しくないベッドにする
- ベッドを噛んでも無視する
散歩や運動でストレスを発散させる
運動や遊び不足でストレスが溜まっている犬の場合、一日のお散歩回数を増やすと良いでしょう。お散歩は、1日1回20分より、10分ずつを2回に分ける形が満足しやすかったりします。また、ドッグランに行くなどの楽しみを増やすことも良い方法です。このように、運動や遊びを通してストレスを発散させてあげることで、犬がベッドを噛まなくなることもあります。
噛んでもいいおもちゃを与える
ストレスや歯の痒みやむずむずが原因でベッドを噛んでいる場合、噛んでもいいおもちゃを与えるのもひとつの方法です。おもちゃに興味を向かせることで、ベッドを噛まなくなる可能性があります。おもちゃは、中におやつを入れて遊ぶタイプのものが、おやつ欲しさに夢中になって犬の興味をひきやすくなるのでおすすめです。
飼い主が留守中の不安をやわらげる
お留守番中にベッドを噛んでしまうことが多い犬は、不安感が強く分離不安症という病気の可能性もあります。この場合、獣医さんに相談するのが一番です。その他にも、犬が不安になる理由の一つとして、犬のベッドに自分の匂いがないということがあります。飼い主が家を留守にする時は、犬のベッドに普段からよく使用している毛布などを置いてあげると、不安から来るベッドを噛むという行動も和らぐことがあります。
噛んでも楽しくないベッドにする
ベッドを噛むことが楽しくて癖になっている犬の場合、中綿の出ないプラスチックタイプのベッドに取り替えてみるのもひとつの方法です。壊れない、もしくは中身が出ないので、犬に「面白くない」という認識をさせることで、噛む癖を改善することができます。
ベッドを噛んでも無視する
飼い主にかまってほしくてベッドを噛んでいる犬の場合は、その行動をしたときに反応を見せないことがポイントです。少しでも飼い主さんの反応があると、犬は「ベッドを噛むと遊んでもらえる」と誤った認識してしまうからです。ちょっとかわいそうですが、犬がベッドを噛んでも大きな声を出したりせず、無反応か、もしくは遊んであげないなどの行動を取りましょう。
犬が噛んでも壊れない素材のベッドを紹介
運動不足やストレス対策などを行っても、犬はベッドを噛む癖が直らないこともあります。そんなときは、壊されることによる飼い主の負担も考えると、ベッドそのものを壊れない材質に変えた方がいいかもしれません。ここからは大手通販のAmazon、楽天などで販売されている壊されない丈夫な犬用ベッドの紹介です。
噛んでも壊れない「ファンタジスタベッド」
こちらは固いプラスチック素材で犬が噛んでも壊れない丈夫なベッドです。ベッドは洗うことができ衛生的で、中に好みのクッションを入れることができるようになっています。材質は固いので安定感があり、底の部分に蒸れ防止用に通気孔も付いています。サイズもS~XLまでと小型犬から大型犬まで対応しています。クッションをくわえて振り回してしまう犬の場合は、穴から紐を通してクッションを固定するという対応方法をする飼い主さんもいるようです。
全て洗える「リッチェルペットベッド」
こちらもプラスチック製の噛んでも壊れない丈夫な犬用ベッドになります。サイズは超小型犬~小型犬まで対応しています。この犬用ベッドは本体から附属のクッションまで全て水で丸洗いできるので非常に衛生的です。クッションは水切れがよく乾きやすいという評価を受けています。本体はちょっとした犬のお漏らしも拭き取ることで対応できます。夏でも冬でも使用できるオールシーズン対応で、形は四角、円形などのタイプがあり、固い縁にあごをのせることもできます。洗いやすく衛生的で丈夫な使いやすいベッドです。
柔らかく噛みに強いペットクッション「丸型 Dociote」
表面の毛がしっかりと編み込まれていて抜けにくく噛み耐性があり、犬が丸まって寝る習性に合わせて設計されたペッドです。ふかふかで保湿力もあり、保湿力も十分で寒さ対策におすすめ!カバーは取り外しが可能ですので汚れても安心です。
まとめ
いかがでしたか?犬がベッドを噛む理由は一つではないようですね。まず、犬のベッドの噛み癖を改善するには、なぜ噛むのかといったところから考える必要があるでしょう。また、思い切ってベッドそのものを変えてみるのも対応策の一つかもしれません。