犬の毛色パターンを一挙紹介!
犬には様々な毛色がありますが、白系統の犬であっても少しクリームがかった色の毛を持つ犬もいれば、黒い毛であっても青みがかった毛を持つ犬もいます。中でも茶色系の毛は非常に多くの種類の毛色に区別されていることをご存知でしょうか。今回は10種類の犬の毛色をご紹介しますので、皆さんの愛犬はどの毛色に当てはまるかを確認してみてくださいね!
1.ホワイト
まずは「ホワイト」です。名前の通り、白い毛色を指す言葉ですが、このホワイトに分類される毛色の場合、他の色が混じることのない真っ白な毛色を指します。とても綺麗な毛色ですが、涙やけや汚れなどが目立ってしまうという特徴もあるため、日々のお手入れが非常に重要となります。
2.アルビノ(クリーム)
白系統の毛色として、ホワイトと非常によく似た毛色に「アルビノ」と呼ばれるクリーム色の種類が挙げられます。こちらはホワイトよりも少しだけ薄い茶色が混ざったようなクリームのような色合いが特徴です。ホワイトだと思っていたら、実はアルビノだったという犬も多いため、愛犬がホワイトだと思っている方は今一度確認してみましょう。
3.イエロー
ラブラドールレトリバーによく見られる毛色として「イエロー」が挙げられます。これはイエローという名称だからと言って、真っ黄色というわけではありません。先ほどご紹介したホワイトに黄色みがプラスされた毛色と言えば伝わりやすいでしょう。真っ白でもなく、かといって茶色系統の白でもない…ホワイトに薄い黄色が混ざったような色をしています。
4.ブラック
続いてブラックです。名前の通り、真っ黒の犬の毛色を指しますが、実はこのブラックの中にも2種類ある事をご存知でしょうか。正式な毛色として登録されているわけではありませんが、ブリーダーさんの間では艶のあるブラックと艶のないブラックに区別されるそうです。
そしてブリーダーさんの間では、艶のないブラックではなく、艶のある健康的な色をしたブラックが理想とされています。
5.ブルー
ブルーと呼ばれる毛色を持つ犬もいますが、非常に珍しい毛色のため希少価値が高いと言われています。ブラックに近い経路をしていますが、ブラックよりも強く青みがかっている色のため、非常に凜々しく、且つ上品に見えるという特徴があります。
しかし前述したとおり、ブルーの毛色を持って生まれてくる犬は大変珍しいため、街中でお目にかかれることも少ないでしょう。
6.ブラウン(チョコレート)
ここからは茶色系統の毛色種類についてご紹介します。最初にもお話ししたとおり、茶色といっても様々な毛色に分かれています。
多くの人が「ブラウン」と言い紹介する毛色がありますが、実はこのブラウンはブルーと同じように珍しい毛色です。チョコレートと呼ばれることもあり、少し濃い茶色といった印象です。劣性遺伝によって生まれる毛色のため珍しいとされています。
7.レッド
実はブラウンと言われている犬の中には2種類の違う毛色であることが多く、その1つが「レッド」です。人気の犬種・トイプードルの最も人気のある毛色として有名なレッドは、普通の茶色よりも赤みが強い毛色になります。
しかし、レッドとして子犬期に紹介されている犬が、成長するに従って徐々にアプリコットと呼ばれる次に紹介する毛色に近付いていくということが非常に多いです。これは元々アプリコットである犬が子犬期のみ濃い色を保っていることがあると言われています。
8.アプリコット
先ほど名前の挙がったアプリコットカラーです。こちらもトイプードルのスタンダードなブラウン系の毛色として有名です。少々薄い茶色をしており、本物のテディベアのような毛色であることが人気の理由の1つでもあります。
9.ゴールド(ブロンド)
ゴールデンレトリバーに多い毛色として「ゴールド」が挙げられます。この色は海外でブロンドと呼ばれることもあり、その名前から金色の系統の色味が強い種類であることが伺えます。ゴールデンレトリバーの場合、ゴールドの毛を持つ犬は、颯爽と走る姿が非常に美しく見えるという特徴も持ちます。上品な毛色のため人気の高いです。
10.グレー
最後にグレーの毛色が挙げられます。このグレーにも様々な種類がありますが、基本的には親がブラックとホワイトである場合に生まれてくることが多い毛色とされています。グレーの中にも濃いグレーと薄いグレーの2種類があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は10種類の犬の毛色について簡単にですがご紹介しました。他にもより細かく区別すると多くの毛色が存在します。ぜひ皆さんの愛犬はどのカラーに当てはまるかをもう一度じっくり観察してみてはいかがでしょう。
ユーザーのコメント
女性 もふころ
「アルビノ」はホワイトよりも白いのかと思ったらクリーム色の方だったんですね。