子供が犬をねだってきた時にぜひ試したい『ぬいぐるみトライアル』

子供が犬をねだってきた時にぜひ試したい『ぬいぐるみトライアル』

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アメリカのドッグトレーナーが提案する犬の世話がどんなものか気軽に試してみる方法をご紹介します。子供が「犬を飼いたい」と言ってきた時にアクションを起こすのは、このトライアルを試してみてからがお勧めです。

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子供が犬をねだってきた時に、こんな方法はいかが?

ソファに乗る犬と子供

お子さんのいるご家庭では「犬が欲しい〜。犬を飼おうよ〜。自分でちゃんと世話するから。」という台詞に覚えのある方も多いのではないでしょうか。

親御さんがしっかりと犬を飼育した経験があり、その責任の重さをきちんと理解していれば良いのですが、子供にねだられて「責任感を身につけるのに良いかもしれない。」程度の認識で飼い始めてしまって、こんなはずじゃなかった!という例も少なくないかと思います。

そんな失敗を避けるために、アメリカはカリフォルニアのドッグトレーナーがユニークなトライアルを提案しています。トライアルの期間は1ヶ月でも2ヶ月でも、子供の年齢に合わせて決めます。あまり短すぎては意味がないので、せめて1ヶ月くらいは続けましょう。

用意するものは犬のぬいぐるみ!具体的なトライアルの内容をご紹介していきます。

家族全員でまじめにぬいぐるみと向き合おう

ぬいぐるみと目覚まし時計

「え?犬の代わりにぬいぐるみで予行演習?そんな子供だましで通用するの?」と思われるかもしれませんね。それを子供だましにしないために、家族全員で大まじめにぬいぐるみと向き合うことで生き物を飼うということを実感するのがトライアルの狙いです。

最初にぬいぐるみに名前をつけます。ここでは仮に「チビ」と名付けます。

まずは毎朝1時間早く起きて、ぬいぐるみのチビを連れて30分の散歩に行きます。大人の家族のメンバーも一緒に出かけます。

天気が悪くても必ず散歩に行きます。実際に犬を飼い始めたらそれが当たり前だからです。

散歩の途中で近所の知っている犬に出会って、その時にタイミングが良くて犬の飼い主さんからOKをもらえたらウンチを拾う練習もさせてもらいます。

夕方にはもう一度ぬいぐるみのチビと一緒に散歩に出ます。真夏など、暑すぎる場合は日が暮れてからでも良いのですが、1日2回の散歩は必須科目にします。

ごはんの時間もトイレタイムも想定に入れて

バスケットの中のぬいぐるみ

チビのために専用の場所を用意して、日中はそこで過ごすようにします。バスケットや段ボール箱でOKです。
この場所にいるチビに向かって、朝は「おはよう」帰って来たら「ただいま」夜寝る前には「おやすみ」と声をかけます。これも大人もまじめにつき合います。

夕方のチビのごはんの時間には家族の誰かが必ず家にいるようにすることも必須です。

3〜4時間おきにスマホなどでタイマーをセットして、トイレタイムのシミュレーションにします。生後8週齢の子犬が排泄を我慢できる目安は3時間とされているからです。トイレタイムはもちろん夜間もセットします。

ぬいぐるみのチビはトイレの失敗はしないので、トイレタイムを無視しても困ることはありませんが、本物の子犬ならトイレシートに行く前に粗相してしまったり、ウンチを踏んだ足で歩き回ったりすることは日常茶飯事です。犬を迎える前に、トイレタイムのリズムを体感しておくことはとても重要です。

トライアル期間を終えて、どんな感じ?

ぬいぐるみを抱いた男の子

さて、最初に設定したトライアル期間を無事に終えて、それでもまだ家族みんなが犬と暮らしたいと思っているなら第一関門は突破です。

お子さんが犬を欲しいと言った時という前提で飼いてきましたが、このトライアルは親御さんにとっても生き物を家族に迎えるということに対する気持ちが試される機会でもあります。

ぬいぐるみと散歩に行くとか、話しかけるとかいう行動は一見ばかばかしく思えるかもしれませんが、頭の中で想像するだけでなく実際によく似たシチュエーションを作って体を動かすことで、より鮮明なイメージができあがります。

毎朝1時間早く起きたり、夜中のトイレタイムのために起きることを疑似体験しておくことは「こんなはずじゃなかった」を軽減するための良いアイデアです。

そして覚えておいていただきたいのは、犬が欲しいのはお子さんでも、最終的に決定を下すのも犬の命に責任を持つのも親御さんの役目だということです。

ですからトライアル期間に親御さんたちが「これは無理」と思えば、飼わないという選択をするのも子供の教育の一環です。「責任をとれないことには手を出さない」というのも、子供たちが責任感を学ぶよい機会だからです。

まとめ

男の子とゴールデンレトリーバー

カリフォルニアのドッグトレーナーが提案している、犬を飼う前のぬいぐるみトライアルをご紹介しました。
毎日の散歩やごはんの時間、トイレタイムのシミュレーションなど、犬を飼い始めると時間の制約がとても増えることや、体力を使うことになるのを具体的に体感するトライアルです。

このトライアル期間、子供だけでなく初めて犬を飼う人にはぜひ取り入れてみて欲しいものです。大人だけの場合、ぬいぐるみを使う使わないはどちらでも良いのですが、毎朝夕の散歩と食事の時間に家にいるということを1〜2ヶ月実行してみるだけでも、心構えが変わったり、ひょっとしたら犬を飼うことをあきらめるきっかけになるかもしれません。

犬と暮らすことは楽しいだけではなくて、大きな重い責任もくっついて来るのだとぬいぐるみが子供たちに教えてくれるといいなあと思います

《参考》
https://www.dogstardaily.com/blogs/genie-tuttle-cpdt-ka-cnwi/what-if-we-practiced-dog-ownership-first

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