犬を飼うのが不安な人への3つのアドバイス

犬を飼うのが不安な人への3つのアドバイス

これから犬を飼おうとしている方や、飼ってみたいなと思っている方も多いと思います。良く耳にする不安や疑問が少しでも軽くなるようにアドバイスをお伝えしていきます。

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犬を飼うときの不安について

上を見る犬

これから新しい家族として犬を迎え入れようという時、「どの犬種にしようか」「なついてくれるのかな」「しつけは上手くできるだろうか」など不安は尽きませんよね。

今回は、そんな皆さんの不安や疑問に思っていることが少しでも軽くなったり、解決できるよういくつかアドバイスをご紹介したいと思います。

犬を迎え入れる心構えをしておく

犬とペットグッズ

どんな犬種を飼おうかなどと迷う前に必ずお願いしたいことは、”犬を迎え入れる心構え”を持つことです。言い換えるとすれば”犬を飼う覚悟をする”ということですね。

当たり前のことですが、犬は生きています。人間と同じ言葉は話せませんが、美味しい、痛い、嬉しい、寂しい、気持ちいいなど私たちと同じように感情を持っています。

犬ではありませんが、ある国で保護された猫を譲渡する団体の方がこんな話をしていました。

「最近里親になりたいという人の中に、”黒猫は写真映りが良くないから、黒以外の色なら何でも良い”といった理由で黒猫を拒否する人が増えている」

犬に関しても上記と似たような理由で飼う人もいるかもしれません。

少なくとも、今この記事を読んでいる皆さんにはアクセサリー感覚で犬を迎え入れようとはしないでほしいと強く思います。

行動が制限される可能性がある

犬を飼うことで遠出や旅行が行けなくなることがあります。車やドライブが好きになれば、一緒に少し遠出できるかもしれません。

しかし、宿泊を要する旅行となると、ペットを預かってくれるホテルを探す必要がありますし、預けることで犬がストレスを感じてしまいます。

もし、旅行や遠出など頻繁に行く機会がある場合は、あらかじめ身内や友人など預かってくれる人を探しておく必要があるでしょう。

毎日の散歩が必須

大型犬でも小型犬でも、体調が優れない時や悪天候の日を除いて、なるべく散歩に連れて行ってあげなくてはいけません。

特に運動量が多い犬種の場合は、散歩に行く回数が時間が増えますので、毎日散歩の時間は取れるのか、何時ころに散歩に行けそうかなど良く考えおきましょう。

費用がかかる

犬を飼うということは、医療費や食費、トイレシーツなど意外と色々なところで費用がかかります。地域や犬種などによって異なりますが、飼い始めた時期にかかる費用と、毎年かかる費用をまとめてみました。

あくまで目安ですので、その飼い主の飼い方によって安くなることもあれば高くなることもあります。

飼い始めた時期にかかる費用

項目費用
畜犬登録3,500円
混合ワクチン接種(初年度3回の場合)15,000円~
健康診断5,000円~
狂犬病予防注射3,000円
犬用品約20,000円~

毎年かかる費用

≪小型犬の場合≫

項目費用
ドライフード10,000円~
ウェットフード70,000円~
おやつ10,000円~
おもちゃ10,000円~
消耗品20,000円~
狂犬病予防注射3,500円
ワクチン接種5,000円~
健康診断5,000円~
ノミダニの薬12,000円~
フィラリアの薬5,000円~

≪中型犬・大型犬の場合≫

項目費用
ドライフード20,000円~
ウェットフード150,000円~
おやつ20,000円~
おもちゃ10,000円~
消耗品20,000円~
狂犬病予防注射3,500円
ワクチン接種5,000円~
健康診断5,000円~
ノミダニの薬18,000円~
フィラリアの薬10,000円~

飼育環境を整える

家の中の犬

犬を迎え入れる心構えができていても、飼育できる環境が整っていなければ意味がありません。

しかし、飼育環境が整っているとは具体的にどういうことを指すのか分かりませんよね。

そこで、簡単なチェック項目にまとめてみました。

  • 住んでいるところは犬を飼える住居か
  • 住居の周りは散歩できる道路や公園があるか
  • 引越しや転勤の予定はないか
  • 自分のライフスタイルに合った犬種を見つけられそうか
  • 家族全員が犬を飼うことに賛成しているか
  • 動物アレルギーを持っている人は家族の中にいないか
  • 家族の協力は得られるのか
  • 毎日欠かさず散歩や世話をすることができるか
  • 近所の人など周りに迷惑をかけないように配慮できるか
  • 犬にかかる費用をしっかりと確認したか
  • 生涯にわたる計画を立ててみたか
  • 万が一飼えなくなった場合の対処方法を考えているか

全てのチェックをクリアすることは難しいかもしれません。

しかし、対処方法を考えたり、家族の間で相談したすることで、一つでも多くクリアできるようにしたいものですね。

家族の間であらかじめルールを決めておく

家族と犬

家族の賛同も得て、具体的に迎え入れる話が進み始めたときに、ぜひ家族の間であらかじめルールを決めておいてください。

ルールといっても細かく決める必要はなく、「誰が散歩に連れて行くのか」「順番でフードを上げるのか」など大まかに決めておくだけでも良いです。

細かすぎるとルールに縛られてしまい、お互いのストレスになってしまうので、家族全員が守れる範囲で考えましょう。

しつけに関しても、指示語を統一する等、決まりを作っておき、お互いどのようにしつけを行おうと考えているのか話し合うことも大切です。

もし、指示語がバラバラだったり、同じことをしても叱る人と許す人が混在していると、犬も混乱してしまいます。

後に世話やしつけが少しでもスムーズに行えるように、決めたルールは家族間で共有しておきましょう。

まとめ

犬と飼い主

いかがでしたでしょうか?ご紹介したように、犬を飼う前に考える事や、決めておかなければいけない事は沢山あります。しかし、事前に知っておく事でそれらの不安を減らす事が出来ます。

今回の記事を参考に少しでも皆さんの疑問や不安が軽くなればうれしいです。

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