子犬がお散歩を嫌がる理由とは?
私の愛犬ポメラニアンの女の子も子犬の頃はお散歩が苦手でした。お散歩を嫌がる理由はいくつかあり、その理由を見つけてあげることと、その理由を理解してあげること、それらを解決するためには何が必要なのかを考えること、などが必要なのだと実感しました。
私の愛犬ミックスの男の子もお散歩が苦手でした。子犬ではなく成犬になってから私の元に来てくれたのですが、成犬になってからも子犬と同じような理由でお散歩を嫌がることがあるんだということを知りました。
私の愛犬たちがお散歩を嫌がった理由、私が体験したこと、私が実践したことなどを元に、子犬がお散歩を嫌がる理由や対処法についてご紹介したいと思います。
ハーネス・首輪・リードを着けることが苦手
ハーネスや首輪を着けることが苦手で、その不快感からお散歩を嫌がる子犬がいます。庭やドッグランでは思いっきりお散歩したり走り回ったりできるのに、ハーネスや首輪やリードを着けると嫌がるようになってしまうのです。
知り合いの成犬は、14歳になった今もリードを着けると歩かなくなってしまいます。私の愛犬ポメラニアンの女の子がお散歩を嫌がった理由でもあります。首輪は絶対にNGでした。
ハーネスは着けられても暴れてしまうことがあるため安全にお散歩することができませんでした。結局、ハーネスとリードに慣れ、安全にお散歩ができるようになったのは2歳を過ぎてからでした。
対処法
首輪とハーネスでは負担も着け心地も全く違います。首輪の種類やハーネスの種類によっても全く違います。首輪を引っこ抜いてしまう犬はハーネスの方が安全性が高いと思います。
首輪やハーネスやリードが苦手で暴れてしまう場合、安全にお散歩ができるようになるまで慣れさせる必要があります。室内や庭で練習してみましょう。
私の愛犬ポメラニアンの女の子は2歳を過ぎてやっとお散歩デビューしましたが、根気強く、愛犬の気持ちを優先して練習することができれば、いつか必ず楽しくお散歩することができるようになる日が来ます。
外の世界が怖い
外の世界が怖く、お散歩を嫌がる子犬はとても多いです。人や他の犬とすれ違うこと、自転車やバイクや車とすれ違うこと、人の声、物音、風、何もかもが初めてで不安や恐怖を感じてしまうのです。
子犬の目線になってみてください。自分の横を車が通ったらどうでしょう?自分よりもずっとずっと大きな物体が、大きな音を立てながら走り去って行くのです。
恐いですよね。
対処法
私の愛犬ミックスの男の子も外の世界が怖く、お散歩を嫌がりました。人とすれ違うこと、車とすれ違うこと、大きな道路を渡ること、この3つに不安と恐怖を感じていたようです。
はじめてお散歩に行った日は自宅の目の前にある空き地でお散歩、次は自宅から徒歩3分の公園まで、その次は大きな道路をひとつ渡った先の公園まで、またその次は大きな道路を2つ渡った先の自宅から徒歩30分の公園まで、などのようにして少しずつ慣れさせていきました。
いきなりリードをつけてお散歩させるのではなく、子犬を抱っこしながら街を歩いてみてください。
お散歩コースにしようと思っているコースを歩いてみるのが良いと思います。最初は怖がってしまうと思いますが、通う間に慣れていきます。抱っこしてお散歩する際も、首輪かハーネスを必ず着けましょう。
物音に驚いて暴れ、子犬を落としてしまうことや逃げてしまうことを予防するためです。
まとめ
- ハーネス、首輪、リードを着けることが苦手
- 外の世界が怖い
子犬がお散歩を嫌がる理由として主に考えられる2つについてご紹介しました。子犬、成犬に関わらず、可能性のあるものだと思います。
子犬だからこれはないだろうと思ってしまいがちな「ケガ」や「痛み」についても考える必要があるかもしれません。室内で滑ったり転んだりして手足や腰を痛めてしまい、その痛みからお散歩を嫌がっている可能性もあります。持病によってカラダに痛みがあり、その痛みからお散歩を嫌がっている可能性もあります。
お散歩を嫌がる理由を見つけてあげることができない場合、獣医さんに相談し、検査を受けてみるのも良いのではないでしょうか。
ユーザーのコメント
20代 男性 ヤマコフ