フェレットって?
「フェレットって名前は聞くけどどんな動物?」と疑問に思う方もいるでしょう。
まずは、フェレットについてご紹介していきますね。
フェレットとは
フェレットはイタチ科に属する肉食系の哺乳小動物です。
実はフェレットの歴史はとても長く、約3000年ほど前から人と付き合ってきたと推測されています。
アナウサギやネズミを狩猟するために、家畜として人と共に生活していた歴史があり、現在もイギリスやオーストラリアでは狩猟動物として活躍しています。
ペットとして人気急上昇
ペットショップでもフェレットを見かけることがあると思います。
その人気の理由として、室内に運動できるちょっとしたスペースがあれば散歩が必要ないこと、人懐っこく一緒に遊ぶことが好きという点が挙げられます。
また、上記の理由から一人暮らしのペットとして人気が高いようです。
犬とフェレットの相性は良いのか?
犬とフェレット両方とも好きな方にとっては、同時に飼うことができるのは嬉しいニュースですよね。
しかし、相性が良いかどうかはその犬の性格によります。
穏やかで温厚な性格の犬であれば、フェレットとも打ち解けて仲良くできるといわれています。
また、どちらが先に飼われていたかによっても注意すべき点があります。
犬を先に飼っていた場合
犬が最初にフェレットを見たときはとても驚くと思います。
それに反してフェレットはとても好奇心旺盛で社交的なので、犬が気後れしてしまうことも。
また、飼い主を独り占めしたいという思いから、犬がフェレットに対して攻撃的な態度を取ることもありますので、注意しましょう。
フェレットを先に飼っていた場合
先ほどもお伝えしたように、後から犬を飼う場合においても温厚な性格な犬をオススメします。
気性が荒い場合や、気が強い性格だと犬よりも小さいフェレットが危険な目に遭ってしまうかもしれません。
穏やかで、人や他の動物との触れ合いも嫌がらない犬であればフェレットとも仲良く過ごすことが出来るはずです。
犬とフェレットを一緒に飼う時の注意点
一緒に犬とフェレットを飼うことになった場合、いくつか気を付けるべき点があります。
先住者を優先する
犬でもフェレットでも先に飼っていた方を優先させてあげましょう。
特に犬は同じ群れの中でも順位を付ける習性があるので、ご飯の順番、スキンシップを取る順番など、どちらが上なのかをハッキリさせることが重要です。
犬を先に飼っていて、後から迎えたフェレットばかり可愛がってしまうと「飼い主を取られた」と思い込み、犬がストレスを溜めてしまいます。
犬とフェレットを少しずつ慣れさせる
一緒に飼い始めた時に、最初から同じ空間で一緒にいさせるのではなく、別々のゲージなどを用意して少しずつお互いの距離が縮まるようにしてあげましょう。
同じケージ内で飼うのはやめてください。
また、少しずつ慣れた状態でも、飼い主の目線の範囲内で遊ばせるよう心がけてください。
両方に同じ愛情を
先に飼っていたから、後から迎え入れたからという理由で、どちらか一方だけに愛情を注ぐのはNGです。
愛情不足はストレスの原因になり、問題行動や精神的な病気を引き起こすこともあります。
一緒に飼うことを決めたからには、それぞれ同等の愛情を持って接するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
近年ペットとしても人気の高いフェレット。
犬と一緒に飼う為には、元々飼っていた側、新たに迎える側それぞれに配慮してあげることが大切だということがわかりました。
両方に愛情を持って接することが出来れば、良い関係を築けるはずです。