犬の目に入ったゴミを取る方法と注意点

【獣医師監修】犬の目に入ったゴミを取る方法と注意点

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愛犬のキラキラと光るうるんだ目を覗くと・・・ゴミが入っている!涙で流れていけばいいのですが、いつまでも入っている。。。そんな時にゴミを取る方法と注意点です。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

犬の目にゴミが!

目のチェックを受ける犬

愛犬の目を見たらゴミが入っている。犬自身の被毛だったり、チリやほこりだったり。基本的には涙で流れていきますが、いつまでも目に残っていたら気になりますよね。犬もゴミが取れずに目をこするようなしぐさを見せることも。そんな時はゴミを取ってあげたくなりますが、犬の目を触る時には注意も必要です。

今回は「犬の目に入ったゴミを取る方法と注意点」をご紹介します。

犬の目に入ったゴミを取る方法

後ろから目薬をさされる犬

まず、犬の目に入ったゴミを取る方法でNGなのは、飼い主さんが指でゴミを取り除くことです。目に指が近づくのは人間も怖いですが、犬は更に怖いと考えられます。また、犬がふいに動いた際に指が目に入るとデリケートな目を傷つけてしまう恐れがあります。

一番の方法は「目薬」を使う方法です。犬用の目薬があるの?なんて方もいるかもしれませんが、犬用の目薬は動物病院で処方してもらえますし、人用のものを使っていい場合もあります。また、目のゴミを取るだけであれば、動物病院で処方された薬用目薬でなくとも、ドラッグストアにおいてある人間用の目薬でも問題はないのだそうです。しかし、どの目薬でも使用可能なわけではないので、犬に目薬を使う場合は独断で判断せず、獣医師の指示を仰ぎましょう。

目薬の種類

目薬をさされる犬

目薬にはいくつか種類があります。犬用の目薬と人間用の目薬は基本的には同じ成分なのだそう。そのため、一時的に人間の目薬を使用することは可能です。しかし、目薬にもいくつか種類があるため、使用できるものと使用できないものの違いは理解しておきましょう。

  • 一般点眼薬
  • 人工涙液
  • 抗菌性点眼薬
  • アレルギー用点眼薬

一般的には上記のような種類の目薬が市販されていますが、この中でも犬に使用して問題ないといわれるのが「人工涙液」です。これは涙と同じ成分でできているため、犬にも使用することができます。それ以外の目薬については、薬用として病的な症状へ効果的な成分が配合されているため、犬には強すぎる可能性があります。

犬に応急処置で人間用の目薬を使用する場合は「薬用ではない」目薬、つまり人工涙液を使用してくださいね。

目薬の使い方と注意点

じっとして目薬をされる犬

次に犬への目薬のさし方のポイントをご紹介します。

人間の子供や犬に目薬をさすのはなかなか難しいですよね。

目に何かが入ってくるのは恐怖心を煽るため、犬へ目薬のさす際に最も大事なのは「犬に目薬を見せない」ようにすることです。次の手順で犬へ目薬をさしてみてください。

  • おやつで興味をひき、犬に上を向かる
  • 犬の「頭の後ろ側」から目薬を持った手を回す
  • 「目薬を持った手の小指」を使い、上まぶたを引き上げる
  • 目薬を「目尻」に近づけ点眼します
  • 十分に目薬が行き渡ったことを確認
  • 興味を引いていたおやつを与える

犬の頭の後ろ側から手を回すことで、犬に目薬が見えないようにしましょう。また、おやつで興味をひくことで、目薬が目に入らないようにします。

おやつで興味をひいたとしても、長い時間、押さえつけられるのは嫌がりますので、飼い主は出来るだけ素早く目薬をさしてあげましょう。また、目薬を喜ぶ犬はなかなかいないと思いますが、少しでも目薬へのマイナスイメージをなくすためにも、最後はご褒美をあげて褒めることも大切です。

万が一、犬が目薬を見つけて警戒してしまった場合、落ち着くのを待ってから再度トライしてください。目薬へのイメージを悪くしないためにも「無理やり」は絶対にNGです。

なお、冷蔵庫で冷えた目薬は犬が嫌がる可能性があるため、出来れば常温の目薬を使うようにしましょう。

まとめ

見つめる犬

目薬を使っても取れないようなゴミの場合、家庭で無理に取ろうとせずに動物病院で取ってもらいましょう。もちろん、ゴミ以外で目に異変がある時はなるべく早めに動物病院で診察をしてもらいましょう。特に被毛の長い犬種やパグなどの短頭種と呼ばれる犬種は目にゴミが入りやすく、傷つきやすいと言われています。被毛が長い犬種については、定期的にトリミングを行い、短頭種の犬種は定期的に目の異変をチェックしてあげてください。いざという時のためにも、いつでも犬用の目薬を常備しておきことも大切かもしれませんね。

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