小型犬を飼うのに向いている人の特徴３つ

自分に向いている犬種

犬を飼育する前に気になるのが「どんな犬種が自分には向いているのか」という点ではないでしょうか。見た目から飼育したい犬種を決めている人もいるかもしれませんが、自分が飼育したい犬種と、飼育できる犬種は異なります。自分の生活環境によっても飼える犬は変わってきます。

犬を飼育するにあたって基本的に必要なことは変わりません。毎日の食事にトイレの掃除、散歩や遊び、体調管理やしつけ。これらの基本的な部分は変わりませんが、犬種や犬の大きさによって少しずつそこに必要な時間や量が変わってきます。

そんな中から今回は「小型犬」を飼うのに向いている人の特徴をご紹介します。もちろん
小型犬といってもその性質はさまざまですし、個体によっても性格は異なります。そのため今回のご紹介する内容は小型犬の特徴である「身体が小さい犬」という点に絞って向き不向きを考えてみましょう。

小型犬を飼うのに向いている人の特徴

1.長時間の散歩が難しい人

まず大事なのは「散歩が必要ない犬」はいません。身体の小さな小型犬であっても、必ず外に出る散歩が毎日必要です。散歩は運動のためだけではなく、犬が唯一外の世界と触れ合うことができる大事な時間です。

それを踏まえた上で、大型犬や狩猟犬のように長時間のジョギングや運動が必要な犬と比較したら、小型犬は比較的、短い散歩で済みます。

犬種でいうと「ポメラニアン」、「チワワ」、「フレンチブルドッグ」などが挙げられるようです。これらの犬種も散歩が大好きな個体はたくさんいます。繰り返しになりますが、一切散歩しなくてもいいわけではないので、その点は注意が必要です。

2.お年寄りのいる家庭

小型犬の中でも特に大人しい犬種の場合、静かに暮らしたいお年寄りとも一緒に暮らすことができるでしょう。また、大きな犬はそれだけ力も強いため、お年寄りがいる家庭では気になってしまいますよね。

犬種でいうと「ヨークシャーテリア」、「マルチーズ」、「ミニチュア・シュナウザー」、「ミニチュア・ダックスフント」などがお年寄りにも飼いやすいといわれているようです。

3.室内飼育をしたい人

マンションやアパートなどの室内で飼育をしたい人は、犬のスペースを一軒家ほど確保できない場合が多いのではないでしょうか。その場合、やはり体の小さな小型犬のほうが飼育しやすいと考えられます。

犬はケージに入れたままでは飼えません。どんなに狭い環境だとしても、犬が自由に動き回れるスペースは確保してあげましょう。また、家が狭い分、お散歩の時間を長めにとるなど運動不足とならないように注意してあげてください。

特に体が小さく、室内飼いに向いている犬種として「トイプードル」、「シーズー」、「マルチーズ」、「ヨークシャーテリア」などがあげられます。

まとめ

• 長時間の散歩が難しい人
• お年寄りのいる家庭
• 室内飼育をしたい人

そこに命がある以上、犬を飼うことの責任は小型犬であっても中型犬であっても、大型犬であっても変わりはありません。その中でも自分の生活環境や経済状況によって飼育できる犬は絞られてきます。家が狭い人には大型犬は飼えませんし、留守が多い人はそもそも犬は飼えません。

どんなに今、犬が欲しくても、自分の「今とこれからの状況」で命を飼えるのかという点は客観的に冷静に考えなくてはならないことです。犬を飼育するには何が必要なのかを考えた上で、自分にそれが用意できるのかを考えてみましょう。そんな中で自分に向いている犬と出会えたら素敵ですよね。