犬にも「恥ずかしい」という感情はあるの?

犬にも「恥ずかしい」という感情はあるの?

お気に入りに追加

例えばウンチをしている時などに犬がチラチラこっちを気にして恥ずかしそうにしていませんか?犬には人と似たような感情があると言われていますが、恥ずかしいという感情もあるのでしょうか?

12285view

犬の脳は人間と似ている

123950862 ハイタッチする犬

アメリカのエモリー大学の神経科学者であるグレゴリー・バーンズ氏は犬がMRIの検査ができるように訓練をして、その結果様々な刺激に反応する際の脳の動きを調べました。
犬と人間は重要な脳の部位の構造や機能がよく似ているという結果になりました。
尾状核(びじょうかく)という部分で、大半の動物、特に哺乳類の脳には一般的に見られる部分です。ここにはドーパミン受容体が密集しています。
尾状核は本人が何かを期待しているときに活動が活発になります。
特にポジティブな情報のときには尾状核は特に強く反応します。
これは犬の脳でも同じで、この尾状核が活発なときには犬にとって重要なことであり、しかもしれが好ましいものであるということになります。

犬には感情がある!

78655476 ボールをくわえる犬

神経の構造や科学的な性質が人間と似ているため、犬にも人間と似たような感情があると言われています。
具体的には人間の赤ちゃんが5歳になるまでに獲得する感情のうち、2歳から2歳半までの間の感情程度ならあるのではないか考えられています。
カナダ・ブリティッシュコロンビア大学の心理学者であるスタンレー・コレン氏が調査したところ、犬には2歳から2歳半の人間の子どもと同じぐらいの知能があることがわかりました。
もしコレン氏の調査が正しければ、犬が持っているのは以下の9つの感情になります。

  • 興奮、覚醒
  • 苦痛、苦しみ
  • 満足、快感
  • 嫌悪
  • 恐怖
  • 怒り
  • 喜び
  • はにかみ、疑い
  • 好意、愛情

犬は群れで暮らす生き物であるため、感情を共有してコミュニケーションを取ると言われています。
感情以外にも行動などを真似することもあります。
あくびはよく知られていますが、笑顔がうつったり、相づちを打つ犬まで居るようです。
共感することや共有することは犬が人間と暮らす上でとても大切なことなのです。

恥ずかしいという感情は?

53142983 上目遣いの犬

2歳から2歳半までに獲得する感情以外の感情は持っていないと言われています。
具体的には「恥」「自尊心・プライド」「罪悪感」「軽蔑」といった少し複雑な感情は持っていないということになります。
例えば悪いことをしたときにする犬の反省顔ですが、これは反省しているのではなく飼い主さんの負の感情に犬が怖がって縮こまっている状態です。
また恥ずかしい顔も、もし飼い主さんが犬だったら恥ずかしいだろうという予測で決めてしまっているところがあります。
犬が人間が持っている感情と全く同じ感情を持っているわけではないということです。

悲しいという感情はある

7514014 パグ

犬は涙を流して泣くということはありませんが、ちゃんと悲しいという感情はあります。
犬が悲しむのは「期待はずれ」なときです。
例えば散歩に行くかと思ったら行かなかったり、おやつがもらえなかったり、がっかりするときに悲しい気持ちになります。
実はこれは悲しみよりも「喪失感」に近いと言われています。
そのため正確には人間が持つ「悲しみ」とは違うのですが、かなり似た感情だと言えます。
悲しいから泣く、ということはありませんが食欲が落ちたり引きこもったりといった行動をとることもあり、悲しみから何事も意欲がなくなるということはあります。なんらかの事情で急に家族がいなくなった犬は寿命が短いとも言われています。
また犬は励ましたりもすると言われています。
これは群れの仲間と感情を共有しようという気持ちであり、コミュニケーションのひとつでもあります。

気持ちがわかるしぐさ

107392699 笑顔の犬

犬の気持ちはちょっとしたしぐさから読み取ることができます。
日頃から観察して、犬の気持ちを読み取ってあげてください。

嬉しいとき、甘えたいとき

嬉しい気持ちを表現するときは耳を倒し、尻尾を力いっぱい振ります。口をあけて笑う子もいますね。
さらに気持ちが高ぶってくると尻尾を振りながらウロウロしたり、ちょっと鳴いてみたり、くしゃみをする犬もいます。
甘えたいときには飼い主さんの手を少し舐めて様子を探ります。

悲しいとき

犬にとって悲しいときはみんなが居なくなったときや、おやつや餌がもらえなかったときです。
部屋の隅で伏せた状態になり上目遣いで見てきたり、背中が丸まっていたりします。
全体的に元気がなく、はっきりと「落ち込んでいるよ」という感じですね。

怒っているとき

怒っているときのしぐさはとてもわかりやすいです。
鼻筋にシワを寄せ、歯をむき出しにしながらうなったり、姿勢を低くしたり、吠えたり……見てわかる行動をとります。
こういう時に触るのは用心してください。信頼関係が築けていなかったり、あまりにも興奮しているときは思わず咬むことがあります。
声をかけながら落ち着かせてあげてください。

まとめ

72880774 人間と見つめ合う犬

犬には感情があることがわかりましたが「恥ずかしい」という気持ちは持っていないようです。
飼い主さんから見た恥ずかしさであり、犬自体はあまり気にしていないようです。
嬉しい、悲しいといった感情はちゃんとあるので、犬と上手く付き合っていけるようにしましょう。

この記事をシェアする
LINExわんちゃんホンポ(友達に追加する)
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。