犬がいる家庭でストーブを使う際に気をつけたい4つの事

犬がいる家庭でストーブを使う際に気をつけたい4つの事

寒くなってきた今日この頃、そろそろストーブを出すという家庭も多いでしょう。そんなストーブを出す際に、犬がいる家庭では気を付けなければいけないことがあります。今回は犬がいる家でストーブを使う際に注意したいことをお話しします。

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ストーブを使う際に気をつけるべき事

電気ストーブ

冬になると家の中で活躍してくれる製品といえば、ストーブではないでしょうか。最近ではすぐに部屋の中を暖かくしてくれるストーブが多く販売されていますよね!

しかし、そんな便利なストーブですが、犬を飼っている家庭では注意しなければ愛犬にとって危険なことにもなりかねません。ここでは犬がいる家庭でストーブを使う際に気をつけるべき事を取り上げていきます。

1.近くに布製品を置かない

まず、犬がいてもいなくても気を付けたいことですが、ストーブの近くに布製品を置くことはやめましょう。

ストーブの近くに布製品を置いてしまうと、犬が野生の本能を満たそうと穴を掘る仕草をして遊んでしまう可能性が考えられます。その布をぐしゃぐしゃにしてしまい、布がストーブに当たり火事を引き起こしてしまう危険性があるのです。

特にストーブの下にカーペットを敷いている家は注意が必要です。カーペットを噛んで引っ張ろうとするなど遊んでしまい、体がストーブに当たってしまい火傷をしてしまうという恐れも考えられるからです。

他にも犬のおもちゃの中に布製品がある場合には、振り回し飛ばすことで、ストーブに当たってしまい、それが原因で出火してしまうこともあるため、しっかり見張っていてあげることが大切です。

2.長時間ストーブに当たらせない

ストーブに当たる犬

暖かいからと長時間ストーブの前に居座ってしまう子もいますが、長時間ストーブの前に居座ってしまうことで、乾燥しやすくなってしまうこちらも注意しなければいけません。

元々冬は乾燥しやすい季節です。ストーブの近くで暖まることで、余計に乾燥してしまい、その結果、皮膚に悪影響を及ぼす可能性が考えられます。

皮膚が乾燥することで痒みが症状として現れ、フケが出たり、身体を掻く頻度が多くなるなどの症状が現れ、犬にとってもストレスの原因となってしまいます。

3.散歩に行く前は離れさせる

冬服のチワワ

ストーブの前というのはとても温度が高い状態です。その状態から急に「散歩へ行こう」と外に連れ出してしまうと、外との気温差が激しくなってしまうため、体温調節が上手くできず、体調を崩してしまう原因になる恐れがあります。

まだ若くて元気な犬であれば、免疫力が高いので過度な心配は必要ありませんが、高齢犬には注意してあげる必要があります。

散歩に行く10~20分前くらいからストーブから離れさせ、外の冷気にも対応できるよう対処してあげましょう。

4.近づき過ぎに注意

寝ている犬

そして1番重要な注意点は近付き過ぎないよう見ていてあげることです。

犬は体が毛で覆われているため、人間よりも熱を感じにくい傾向にあります。そのため、「それ以上近付くと危ない」という距離感でも「もう少し暖まりたい」と近付いてしまうことがあるのです。

また、一度その場所が暖かいと認識してしまうと、何度でもその場所に行ってしまうため、最初から認識させないようにすることも1つの手段です。

近い距離で長時間暖まってしまうことにより、低温やけどを負ってしまう恐れも考えられるため、「なんだか暖かい感じがする」くらいの距離感をとってあげましょう。

ストーブへの対処法

パネルヒーター

ここまで注意点を4点挙げましたが、これらを踏まえた上でストーブを使う際、危険性を低くするための対処法をご紹介します。

まずは近付きすぎを防ぐために、ストーブの周りにサークルを設けることを推奨いたします。サークルを設けることで、強制的に近付きすぎてしまうという状態を回避することができます。

距離としては先ほどもお話ししたように、犬がサークルや柵の外から「なんとなくここが暖かい」と感じるほどの距離に設置するのが良いでしょう。

そして可能であればストーブの種類も見直すとより危険性を低めることができます。最近注目されているパネルヒーターやオイルヒーターは、出火の危険性がないことから、普通のストーブよりも安全性が高いとされています。お子様がいるご家庭でもパネルヒーターに換えているという声は多く聞きます。

さらに、普通のストーブよりも乾燥しにくいという点が長所として挙げられるため、犬にとっても人間にとっても嬉しいポイントです。

まとめ

ストーブの前に横になる犬

いかがでしたでしょうか。便利な反面、犬にとっては危険性も高いストーブを使う際には、少し工夫をする必要があるかもしれません。特に子犬はやんちゃで好奇心旺盛なので、匂いを嗅いで確かめようとする子もいます。犬を危険から守ることも飼い主の役目ですので、危険性はないか注意して使用しましょう。

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