犬を撫でないほうがいい6つのタイミング

犬を撫でないほうがいい6つのタイミング

飼い主さんのことが大好きな愛犬を撫でることは多いですよね。でも、中にはそこで犬を撫でてしまうのは・・・という犬を撫でない方が良いタイミングもあります。今回は、そんな犬を撫でない方が良いタイミングとその理由をご紹介します。

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記事の監修

犬の気持ちは行動に現れる。知っていますか?犬が顔を左に向けた時にはストレスを受けている可能性があることを。犬は様々な方法で人に気持ちや考えを伝えているのです。それを受け止めてアドバイスとして活かすことを仕事としております。様々な専門の知識と20,000時間以上の教育実績があなたとその愛犬の生活を助けて豊かに導きます。

犬を撫でない方が良いタイミング

撫でられる直前の犬

犬は基本的に飼い主さんに撫でられることが好きです。首元やお腹を撫でられると気持ち良いと感じていたり、触れられていることで「嬉しい」という感情が湧き起こるからです。

しかし、飼い主さんに撫でられることが大好きな犬でも、タイミングによっては撫でない方が良い時もあります。では、撫でない方が良いタイミングとはどのような時なのか、なぜ撫でない方が良い理由を紹介します。

①叱っている時

怒られている犬

叱っている時に撫でてはいけません。多くの飼い主さんがご存じかもしれませんが、叱っているのに撫でてしまうと、犬は叱られていると理解することができずに同じ失敗を繰り返してしまいます。

叱るとすごく悲しそうな目をしたり、申し訳なさそうな表情をしているように見えて可哀想だからと撫でてしまう人も多いかもしれません。しかし、ここで撫でてしまうと「こうすれば飼い主さんは怒らない」と学習してしまい、わざと同じような仕草や行動を取るようになります。

しつけで叱った後は、10分ほど経って落ち着いてから撫でたり構ったりするなどメリハリをつけることが大切です。

②犬が眠っている時

寝ている犬

犬が眠っている時も、撫でるのは避けましょう。野生で生活していた犬は、眠っているときは無防備になり一番危険な状態でした。その野生の本能は今の犬にも受け継がれているため、眠っている時に撫でてしまうと、「敵が襲ってきたのか?!」と不要な警戒心を抱いてしまい、愛犬の睡眠妨害だけでなく疲れさせてしまう恐れもあります。

飼い主さんや家族と家の中で過ごしている犬たちは、眠っている間に撫でられても危険を感じて警戒心を抱くことは少ないかもしれません。しかし、もともと浅い犬の睡眠を撫でることで妨害してしまえば、疲れが取れない状況を作ってしまいます。

愛犬の寝顔は天使のように可愛いくてつい撫でてしまいたくなりますが、グッと我慢が必要です。

監修ドッグトレーナーによる補足

まだお迎えしたばかりなど、警戒心が強い状態なら眠っている時に撫でるのは避けた方が良いでしょう。飼い主さんを嫌ってしまうきっかけになるかもしれません。

愛犬と信頼関係が築けるようになれば、撫でられることで安心して眠るようになることもあります。大切なのは、愛犬がどのような反応をするのかをしっかりと観察することです。

③おもちゃに夢中になっている時

おもちゃで遊んでいる犬

ひとり遊びが得意な犬は、飼い主さんが目を向けるとおもちゃに夢中になっている時がありませんか。実は、このタイミングで撫でてしまうのも好ましくはありません。

元々犬には自分の物や場所を守ろうとする習性があります。例えば、来客がやってきた際に吠えてしまうのもこの野生の本能からくるものです。おもちゃに夢中になっている時に撫でてしまうことで、この「守ろうとする習性」から「盗られてしまうかも」と勘違いしてしまいストレスがかかることがあります。

せっかくおもちゃで遊んでストレス発散しているのに、撫でることでストレスをかけてしまっては意味がありません。また、子犬の頃におもちゃで遊んでいる時に撫でたり、無理矢理おもちゃを取り上げようとすると、「自分のおもちゃは自分で守らないと」という感情から独占欲が強い子になってしまう可能性もあるため、注意が必要です。

④気に入っている場所で寛いでいる時

犬用ベッドで寛いでいる犬

犬によって違いはありますが、犬用のベッドや飼い主さんが普段座らないソファーなど、自分のお気に入りの場所というのが家の中にあると思います。そんなお気に入りの場所で寛いでいる最中も、撫でて良いタイミングとは限りません。

もちろんこれには個体差があります。甘えん坊であれば、飼い主さんが近寄ると「撫でて~」とお腹などを出してくる子もいるでしょう。しかし、縄張り意識が強かったり警戒心が強い子の場合は、「自分のテリトリーが侵される」という野性の本能が働いてしまうことがあるのです。

長く生活を共にして飼い主さんを信頼しているのであれば、警戒することは少ないですが、まだ家に来たばかりであれば、環境の変化などから警戒する可能性が高いため、撫でるのは控えましょう。

⑤ごはんを食べている時

ご飯を食べている犬

「犬がごはんを食べている時に触ってはいけない」と耳にしたことがある方も多いでしょう。これは犬だけに限らず、全ての動物に共通することです。

ごはんを食べている最中に撫でたり触れてしまうと、本能的に「盗られるかも」と感じてしまい、理性を忘れて一瞬警戒心を剥き出しにする犬も少なくありません。中には勢いで噛んでしまったり、唸ったりする子もいます。

ごはんの時間は動物にとって至福の時。それを邪魔されてしまえば、余計な警戒心や、大きなストレスを感じてしまうのはごく当然のことなのかもしれません。信頼関係が築けていないうちからごはんを食べている時に撫でていると、警戒心の強い子に育ってしまう可能性がありますので注意が必要です。

監修ドッグトレーナーによる補足

犬が食事を邪魔された時に怒るかどうかは、犬の個性やしつけの方法によって異なります。

ただし、もともと狩りをして暮らしていた頃からの習性として、食べ物への執着が本能的にあると考えられるため、食事中に邪魔をされるとストレスを感じることがあります。

楽しみにしている食事中にストレスがかからないように、環境を整えてあげることや愛犬の性格を見極めることも大切ですよ。

⑥飼い主さんが外から帰ってきた時

お出迎えをする犬

帰宅すると、愛犬が全身を使ってお迎えしてくれるという家も少なくないでしょう。この時に「ただいま!」と撫でてしまうのも実は良くありません。

犬が「寂しかった」という気持ちと「飼い主さんが帰ってきて嬉しい!」という気持ちが混ざり合って興奮している状態の時に飼い主さんが撫でてしまうと、さらに興奮状態を増幅させてしまう恐れがあるからです。

また、飼い主さんが大げさに撫でてしまうことで、「飼い主さんの外出は一大事」と犬が認識してしまい、次の留守番は今までよりも寂しい思いが膨れあがってストレスを感じてしまいます。

飼い主さんも愛犬が可愛くお出迎えしてくれれば、思わず撫でて抱きしめてあげたくなってしまいますよね。その気持ちはもちろんわかります。しかし、この感情がエスカレートしてしまうと、分離不安症になってしまう恐れもあります。

帰宅したらまずは荷物を置いて着替え、手を洗うなど全てを済ませましょう。その間に愛犬が落ち着いた様子なら、その時に留守番をねぎらって優しく撫でてあげましょう。

監修ドッグトレーナーによる補足

帰宅後すぐは、撫でる以外にも「目線」を合わせないことも気をつけて欲しいポイントのひとつです。

犬は、目が合うだけでも「構ってもらえた」と受け取ってしまう可能性があります。撫でないことに加えて、目を合わせないようにコントロールするように心がけると良いでしょう。

帰宅したら、着替えなどを淡々と済ませて、愛犬が落ち着いてからアイコンタクトをとってしっかりと構ってあげてください。

まとめ

撫でられて気持ちよさそうにしている犬

いかがでしたか。犬を撫でない方が良いタイミングの中には「この時も?」と以外なものもあったのではないでしょうか。

今回ご紹介した撫でない方が良いタイミングには、犬の性格や飼い主さんとの関係性によっても違いがありますが、「叱っている時」「眠っている時」「ごはんの時」「帰ってきた時」は、愛犬の様子をよく観察しながらむやみに撫でないようにグッとこらえることも大切ですよ。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    50代以上 男性 Ku_u

    ボーダーコリーです。
    自分が帰って来た時に関しては全く逆ですね。
    熱烈歓迎 しっぽブンブンなので、玄関先で思いっきり “ただいま、ただいま” と言いながら身体中を撫で回して、ひと段落したら
    “行くぞ”と言って部屋の中を指差せば、るんるん しながら戻っていきます。
    出掛ける時も、“何々の用事で出掛けるから、留守番だよ” と言っておくとちゃんとまっています。
    ただ、いない間何をしてるか?は、神のみぞ知る ですがね。
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