ビーグルのレモンカラーについて
ビーグルの毛色は、定番の「トライカラー」や「レッド&ホワイト」、そして「レモンカラー」と呼ばれるものがあります。しっぽの先が白いのは共通しています。青みが入ったようなグレーやこげ茶のような色があれば、「ミスカラー」として繁殖犬から除外されます。
ビーグルといえばトライカラー
一般的な「トライカラー」は、狩猟犬で多く見られる黒・茶・白の3色で構成されているのが特徴です。猟犬の意味を持つ「ハウンドカラー」を持つことから、ビーグルのこの毛色を「ハウンドカラー」と呼ぶことがあります。
色の濃淡で雰囲気の変わるレッド&ホワイト
茶・白の2色で構成されます。茶色部分の色の濃さによって大分雰囲気が変わり、同じ色タイプに分けられても、犬ごとに見た目の印象が異なります。
レモンカラーはレモン&ホワイトとも
レモンカラーを持つビーグルは、厳密にいうとレッド&ホワイトの種類に該当します。茶色の部分がより明るく、優しい色合いが特徴です。その淡い色味から「レモン&ホワイト」と呼ばれることがあります。
ビーグルの被毛の特徴とは
ビーグルは、存在感のある硬さが特徴の「オーバーコート」と、ふわふわ感のある短毛が特徴の「アンダーコート」の2種類の異なる毛質からなる、ダブルコートといわれる二重構造になっています。
冬期の防寒に備えるために「アンダーコート」は隙間なくびっしり生え、夏期に気温が高くなると一気に抜け落ちます。そのため抜け毛が多いのでふだんのお手入れを習慣化してあげましょう。抜け毛が気になる時期は特に念入りにブラッシングを行うことで、皮膚病の抑制になります。ブラッシングは血行を良くする効果もあり、飼い主と犬との良いコミュニケーションにもなります。
また、ビーグルの被毛は狩猟犬だった名残で風や雨に対して抵抗できる性質を持っています。
ビーグルの性格は?
ビーグルは本来狩猟犬だったこともあり、落ち着いて過ごすことが苦手なほど活動的に動き回ることが大好きです。また、いつもそばにいてくれる家族以外の人や他の犬にも、心を開いて仲良くしようと努めます。たとえ相手が子供であっても、フレンドリーに接してくれる愛らしい犬種で、攻撃性が低く、愛情が強い性格が特徴です。
また活発な性格である一方、甘えん坊な一面も持っています。四六時中家族と一緒にいたい、誰かのそばにいたいという気持ちでいっぱいの犬なので、犬が大好きな人にとってはたまらなく嬉しい存在といえます。
1点注意することといえば、狩猟犬だったビーグルは、吠え声がとても大きいことです。ビーグルの無駄吠えは、全犬種でもワーストです。運動量が足りない・飼い主との交流が足りないことが原因の場合もあります。家族にとっては何をしてもかわいい存在ですが、できる限り犬のストレスを緩和できる環境を整えることが大切です。そして無駄吠えをしないよう、しっかりしつける必要があります。
ビーグルの運動量はどのくらいが目安?
ビーグルは見た目の印象は小柄ですが、狩猟犬だった過去を持つため元気いっぱいに遊び、体力も豊富にあります。散歩は毎日行ってあげないと運動不足からストレスを抱えてしまいます。散歩に費やす時間の目安としては30分以上、1日の間で2回行ってあげることが理想です。合わせて毎日1時間以上は散歩に連れて行ってあげましょう。成犬であれば、散歩時に自転車に乗りリードを持って走行できれば、しっかりと運動量を稼ぐことができます。
まとめ
ビーグルといえばトライカラーの毛色を思い浮かべますが、近年人気のレモンカラーのビーグルも魅力的ですね。ビーグルは、家族はもちろん、知らない人に接することも大好きな陽気で甘えん坊な性格です。他の犬と交流をはかることも大好き、ドッグランや公園に喜んでいきます。また頑丈な肉体と体力を持ちますので、しっかりと運動や散歩をさせてあげましょう。運動量が足りていれば、ストレスの緩和にもなり「無駄吠え」を減少させることになります。また抜け毛が多いので、毎日のブラッシングを習慣化し、皮膚病などのトラブル予防が重要です。何よりも家族が大好きな犬種です、普段からたくさん交流をはかってください。
ユーザーのコメント
女性 すもも
女性 ゴン吉
ビーグルでこのカラーだとどことなく柔らかく優しい雰囲気になりますね。スパニエルのように可愛さが出るので、好まれるのがわかります。
色素が薄いと紫外線の影響を受けやすくなってしまうので、皮膚被毛だけではなく目も注意した方が良さそうですね。
女性 コロ
まだレモンカラーのビーグルに出会ったことはないですが、淡いカラーだと人懐っこい感じがしますね。
女性 べる
男性 ビーグルパパ
ビーグルはやっぱりトライカラーがかわいい。