愛犬が原因で起こり得るトラブルとは?
飼い主の知識や管理不足で発生するトラブルがまだまだ後を絶ちません。今回はそんな愛犬と暮らす際に起こりうるトラブルの中から、特に多い4つのトラブルを紹介します。
1.噛みつきによる事故
ニュースでも一度は耳にしたことがあると思いますが、犬が他の犬や人へ噛みついて怪我を負わてしまうといった事故が後を絶ちません。主に庭に放し飼いにしていた犬が噛みついてしまうケースや、お散歩中に噛みつくといったケースが考えられます。
どんなにしつけをされた犬でも想定外の事態や状況が発生すると、興奮や恐怖で噛みついてしますことがあります。これらの事故は犬の習性を知らずに飼っていたり、十分な対策をしていなかった飼い主の責任になります。
ぜひ、飼い主さんは以下のような事前対策をしてください。
(※法律や条例も存在します)
- 庭で放し飼いにする際は鎖に繋ぐor二重柵にするなど、外から手が届かないようにする
- ノーリードで散歩を行わない
- 散歩中に人や犬とすれ違う際はリードを短く持つ
突然犬に襲われてしまった人の恐怖も、噛みついてしまった犬の不幸もよく考えて必ず守りたいルールですね。
なお、場合によっては愛犬が咬まれて怪我を負う可能性も十分にあり得るので、放し飼いやノーリードにはしっかりと注意が必要です。
2.引っ張りや飛び掛かりによる事故
噛みつきと同じように多いのが、散歩中に人に飛び掛かって転倒させてしまうといった事故です。これらは噛みつきと同じように、散歩中はリードを短く持つことで防ぐことができます。
また、犬は興奮したり恐怖を感じた際に前脚を上げて立ち上がる習性があります。立ち上がっている状態の時は何かしら興奮状態にあるので、立ち止まって落ち着くまで歩かないなど、普段から引っ張り癖をつけないようにしましょう。
3.糞尿の臭い問題
近隣トラブルに陥りやすいのが、犬の臭いの問題です。庭へ糞尿を放置することにより発生する悪臭や、お散歩中の糞の放置や尿の臭いが問題になることが多々あります。
庭に放し飼いにしている場合でも、トイレをする場所には砂を撒くなど固定化させ、こまめに掃除するようにしましょう。お散歩中には糞は持ち帰り、尿をした際もペットボトルの水で流すなどのマナーを必ず守りましょう。
4.鳴き声による騒音問題
室内外でも屋外飼いでも発生するのが、犬の鳴き声による騒音問題です。
犬は自分の縄張りへ侵入された場合に相手を追い払うためや、恐怖や不安を感じた際に吠える習性があります。吠え続けて対象が去ることで、自分が追い払ったと勘違いして更に吠え癖がついてしまいます。
これは犬の習性によるもので、吠えること自体、犬は何も悪くありません。犬の目の届く範囲で人が頻繁に出入りするなど、縄張りに侵入したと思わせるような状況を極力作らないことが重要です。
なお、吠えた際に飼い主が大声で怒ると、共鳴していると勘違いして更に大きな声で吠えてしまうことがあるので注意しましょう。
まとめ
- 噛みつきによる事故
- 引っ張りや飛び掛かりによる事故
- 糞尿の臭い問題
- 鳴き声による騒音問題
今回は犬を飼った際に多い4つのトラブルを紹介しました。これらの犬が原因で発生するトラブルは100%飼い主の責任です。
どんなに飼い主にとって愛犬がかわいくても、世の中には犬が好きな人もいれば苦手な人もいます。犬が人間と共生していくためにも、飼い主は苦手な人もいることを理解したうえで、防げるトラブルは発生させないように意識していきましょう。
愛犬を幸せにするのも不幸にするのもすべて飼い主の振る舞いで決まります。
防げるトラブルで不幸な犬がうまれないように、飼い主さんは改めてお散歩中の行動や飼い方を見直してみてくださいね。
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女性 ゴン吉