日常の中には、小さい犬にとっての『危険』がたくさんある
現代の日本では、昔と違って小型犬を飼っている飼い主さんが増えてきました。家の中でペットを飼う人が多くなったという事情があったり、住宅事情から小さな犬種を選択する人が多くなってきたからなのかもしれません。
ペットショップなどで見かけるのも大型・中型犬よりも圧倒的に小型犬の頭数の方が多いですよね。さらにペットショップでは生まれたばかりの小さな子犬が販売されているのもよく見かけます。
昔は番犬として庭に繋ぎっぱなしにして飼われていたりした事から、犬は頑丈なものというイメージを持っている人は多いでしょう。
しかし決してそういうことはなく、特に小型犬や子犬にとっては日常の中に危険な事がたくさんあるという事を飼い主はお世話する上できちんと頭に入れておかなければなりません。
①抱っこをする時はしっかりと
小さな犬や子犬は当然の事ながら、大きな犬よりも骨が細くて華奢です。そんなに大した高さではないと思っていても、落下した場合の衝撃で怪我や骨折などにつながってしまいます。
犬ですから、ビックリしていきなり暴れたりする可能性なども常に頭に入れて、抱っこをする時ににはしっかりホールドしてあげましょう。
長時間外出する時などにはスリングなどの便利グッズを使って安全性を確保してあげると安心できます。
②スロープやステップを利用する
ワンちゃんはソファーやベッドに登りたがる事が多いですよね。
大きな犬ならばサッと飛び乗れたり飛び降りる事が出来るような高さであっても、小さな犬にとっては大きな負担になります。一回だけなら大した事ない負担でも、毎日長年続けていくと身体に異常を起こしてしまう事もあり得ます。また、落下の危険性もありますよね。
そんな心配を少しでも減らすためにスロープやステップを便利に活用しましょう。
③首輪ではなくハーネスを使う
犬の散歩をする時に首輪を装着する人が多いのではないでしょうか。
身体の華奢な小型犬にとっては首輪が首の負担になってしまう事があります。その状態で引っ張る事を続けてしまえば、気管などにダメージなどを与えかねません。
小さな犬を散歩する時には出来るだけハーネスを利用して、身体へのダメージを減らしてあげましょう。
④小さい犬の目線になってみる
大きな身体を持つ人間にとって小さな犬の目線は想像つかないでしょう。小さな犬が散歩の時などに歩きづらい場所や危険な場所がないかなど、なるべく想像してあげられたら良いですね。排水溝の網や植木の出っ張りなど、小さな犬にとって外は危険が多いのです。
⑤常に愛犬の居場所を把握しておく
お散歩の時にノーリードにしないという事は全ての犬が守らなくてはならないルールです。
しかし、自宅のお庭の中ではノーリードというワンちゃんは多いのではないでしょうか?小さなワンちゃんだと垣根や柵をすり抜けて道路へ出てしまったりする危険性もあるので、なるべく目を離さないようにしておきたいですね。
また、短時間のお買い物の時に愛犬を係留しておく事もあると思いますが、小さなワンちゃんだと誘拐の危険性も高まります。できるだけ見える所に繋ぐなどの対策をとりましょう。
⑥犬友達とのお遊びの時に目を離さない
ドッグランは犬にとって思い切りストレスを発散出来る場所でもあります。犬がたくさんいるからこそ、興奮してしまって喧嘩になって咬まれてしまうという事故も起こりやすいです。
身体の小さな犬にとってはちょっとした事故でも大きなダメージになりかねないですし、身体の大きな犬にとっては遊びのつもりでも小さな犬にとっては大きな怪我になってしまう事もあります。
ドッグランで遊ばせる時には愛犬から絶対に目を離さない事が大切です。
入場が小型犬だけのドッグランなどで遊ばせると、重大な事故の危険性を少なくする事が出来ます。
⑦クレートを活用する
小型犬は小さいので、チョコチョコと動いて制するのが大変な時もありますよね。そんな時はワンちゃん自身が落ち着ける場所でもあるクレートを活用しましょう。
ドライブの時、来客に対応する時、家の中を掃除する時、ゆっくり休んでほしい時など…小さな犬だからこそ用意するクレートも小さくて済みますし、いつもすぐ側に置いておけるので愛犬も飼い主も安心できるメリットがあります。
⑧防寒着で寒さ対策を
犬に洋服を着せる事は飼い主さん達の間でも賛否両論の色々な意見があります。
しかし小型犬は身体が小さいですから、冬などに防寒が必要な事もあるのです。身体が小さい分、作り出せるエネルギーも少なく、大きな犬と比べると保温も難しいようです。
冬になると震えている小型犬をよく見かけますが、出来れば体温を保ちやすそうな防寒着で温かくしてあげたいですね。
ユーザーのコメント
30代 女性 しろわんこすまいる
とりあえず、引っ張らないこと教えよう!ですよね。
確かに、首輪やジェントリーダー(マズルにはめるタイプ)子犬の時は使ってました。
引っ張る癖が治らなかってので。
でも、犬ににとってマズルは、とても敏感な場所。うちの子は、首輪も辞めました。
でも、一度きちんと待って!とか、ダメ!のコマンドをきちんと教えると、ちゃんと待てます。
なんだかんだ言って、結局オーナー次第ですね。
40代 女性 匿名
見もしませんでした。
私が間に入り抱き上げて守りましたが、事故になってたかもしれません。
体重制限のあるドッグランだったのでギリギリ入れたんでしょうけど、自分ちの子から目を絶対に離さないのは、常識だと思います。
女性 ゴン吉
40代 女性 Mママ
50代以上 男性 miya
30代 女性 匿名
50代以上 女性 匿名