散歩ができるようになったら、トイレを外でするわんこが多い
飼い始めは熱心に行うトイレトレーニング
誰しも飼い始めの時は、躍起となって仔犬にトイレを覚えさせようとしていたと思います。
その甲斐あってか、純粋な仔犬は教えられた通りにトイレを覚え、自分のトイレに排泄できるようになり、そうなると飼い主さんもまずは一安心なのではないでしょうか。
しかし、トイレトレーニングはそこで終わりでは無いんです。
実は愛犬がシニアになってからこそ、室内でのトイレトレーニングの大切さを実感するんですよ!
散歩が出来るようになったら
ワクチンも終わり愛犬との散歩を楽しめるようになると、犬の中には、ついこの間覚えたトイレの仕方を忘れてしまうという事が多々あります。
その理由としては、外で排泄できるようになり、犬が散歩の時間まで待てば、散歩中に排泄できると新たに学習するようになるのです。
そうなってしまったら、また再度トイレトレーニングをしないと、段々と室内のトイレに排泄する事を忘れてしまうのです。
成犬の間は、飼い主も愛犬もそれでもいいかもしれません。
でも、シニアになると外に散歩に出る事が徐々に困難になってくるのです。
そんな時、外でしかトイレができなくなっていたらどうしますか?
シニアになったら
長年散歩での排泄の習慣がつき、室内のトイレで排泄ができなくなっていた場合、季節や気候、体調によってシニア犬が散歩できない場面も沢山出てきますし、また、動物病院に入院した時など、普段外で排泄していると我慢する癖がついてしまい、便秘などのシニア犬の体に影響が出てしまう事があります。
その際に、シニアになっても室内のトイレで排泄できれば犬自身も我慢する事もなく、また入院した場合でも、排泄問題は心配する必要がなくなります。
いつまでも若く元気でいてもらいたいと思うでしょうが、わんこたちも確実に老いていくのです。
動けなくなってからトイレトレーニングを始めても、それは愛犬にとっても辛いとお思いますので、まだ先の話と考えず、若いうちから室内でもトイレができるようトレーニングはしておきましょう。
まとめ
シニアになった時の事を考えると、散歩のみで排泄させるよりも、外と室内の両方で排泄ができた方が、飼い主も愛犬自身も双方にメリットがあることがお分かりいただけたと思います。
昔は散歩で排泄すれば良いと考える方が多かったかと思いますが、今現在では愛犬が長生きできるようになったお陰からか、犬の介護などを踏まえた考え方にどんどん変化していますよね?
私たちの家族である愛犬との生活を末長く楽しむ為にも、今だけではなく先の未来を見据えた飼い方をいま一度、考えてみてはいかがでしょうか。
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50代以上 女性 匿名