オス犬のマーキングには幾つもの意味がある

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オス犬のマーキングには幾つもの意味がある

犬にはマーキングと言う習性がありますが、人間にはなかなか理解できない不思議な行動です。そのマーキングには幾つもの意味があるのです。それにはどんな意味があるのか考えて行きます。

マーキングは縄張り主張だけではない

お散歩中によく見かけるオス犬のマーキング。
オス犬がマーキングを始める時期は生後8~9ヶ月頃だとされています。
マーキングとは、オス犬が電柱や草むらなどにする『足上げ排尿』の事です。

人間の世界で生活するには、マナーという意味に於いては褒められる行為ではありません。
しかしこの行為は犬の習性であるため、犬にしてみればごく当たり前の行為なのです。
ではどういった犬がマーキングをして、どんな犬がしないのでしょう?

やはりオス犬の殆どがマーキングをします。
体の大きさには関係なく、活発な犬ほど頻繁にする傾向にあります。
そして気が強い犬もかなりの確率でマーキングをします。

また、意外かもしれませんが、メスの犬もマーキングする場合があります。
メス犬のマーキングは明確な理由は分かりませんが、支配欲が強かったり避妊手術を受けていないメス犬に多く見られと言われています。

このオス犬のマーキング、自分の縄張り主張だけではないのです。
実はマーキングには幾つかの意味があります。
マーキングの意味を知ると、『こんな意味もあるのか!』と、マーキングの悪いイメージが少し和らぐかも知れませんよ。

マーキング

マーキングの意味

マーキングにはどの様な意味があるのか説明いたします。

メス犬に自分の存在をアピール

メス犬が発情期に入ると、オス犬は尿中の男性ホルモンである『テストステロン』をメス犬の鼻に近い場所に残そうとして自分の存在をアピールします。
自分の男っぷりをアピールしていると言うところでしょうか。

自分の体を大きく見せて強さを誇示し縄張りを確立

オス犬は出来るだけ足を高く上げて電柱などにマーキングして自分の体を大きく見せようとします。
これは『俺は大きくて強いんだぞ』と誇示し、『俺の縄張りに近寄るな』と他のオス犬を牽制して縄張りをいち早く確立させようとするのです。
人間の男性も自分を強く見せようとしますが、強く見せたいと思う気持ちは人間も犬も同じなのですね。
これも『男の性』とでも言うのでしょうか?

自分の体に尿がかかるのを防ぐ

そのままの状態でオシッコをすると胸にまで掛かってしまいます。
そのため下半身を、やや捩じりながらオシッコをすると自分の体を汚さずに済むからです。
これが本能だなんて、犬って本当に器用な動物だと思います!

これは余談ですが、人間の男性だと自宅のトイレで立小便される方がいらっしゃると思いますが、これはズボンを下げて便器に腰掛けるのが面倒くさいから立小便するのですが、そうすると奥様に『トイレの床が汚れるから止めて』などと言われたりしますよね…。
ダメですね…我々男性は。

もし犬が人間だったら、きっとトイレで立小便しないでしょう。
犬は綺麗好きですから、トイレは汚さないはずです。

高まった感情を鎮める

犬が緊張して感情が高まった場合、突然足を上げてげてオシッコをします。
これは高まった感情を鎮めるための行為でもあります。
人間も緊張すると尿意を感じる場合があると思います。
オシッコ関して言えば、人間の男性とオス犬は何故か共通点がある様です。

如何でしょうか?
マーキングの意味を知って躾に役立て、愛犬と良好な関係を築きましょう。

去勢手術してもマーキングは治らない

『去勢手術をすればマーキングををしなくなる』などと言われますが。
それは一概には言えないそうです。
私の知っている獣医師さんの話しですと、『マーキングを抑制させるのに去勢手術で治す事は出来ません』
『頻度は少なくなる可能性はありますが、それはその犬の気質のよるものなで一概には言えません』『どうしても気になるのなら、気長にインパルス・コントロール(衝動制御)トレー二ングで治して行くしかないでしょう』『それでも完璧を求めるのは難しい』と言っておられました。

最近動画で『散歩中にマーキングさせない方法が』紹介されていますので参考とされては如何でしょう。
  ☟
https://www.youtube.com/watch?v=mj7tBm6SVeY

また、マナーパンツを装着させて対処する方法もあります。
これならトレーニングの必要はありませんので、これも一つの方法だとご理解下さい。

まとめ

私の愛犬もマーキングと足上げ排尿をします。

足上げ排尿

ずっとトレーニングをして来ましたが完璧には治りませんでした。
マーキングをさせない様にする躾は、私も含めて一般の方にはかなり難度の高いトレーニングだと思います。
習性や本能を殺してしまうのは皆無に近い気がします。
ですから私は、『完璧なまでのマーキング防止』に、そこまでの必要性を感じていません。
だからと言って放置してはいけない部分もありますので、私の場合、場所を弁え『ドブ』に限定してさせています。
私の愛犬は散歩が好きで、いつも2時間くらい歩きます。
そのため2時間オシッコを我慢させるのも健康上よくないと考え、ドブでだけは排尿を許しています。

ドブで排尿

我が家では愛犬と散歩する際は必要グッズを持参して行きます。
水を入れた水筒(飲み水を兼ねて尿を洗い流すため),消臭スプレー(尿の臭い消し),チリ紙(お尻拭き用),ウンチ取り袋,マナーポーチ(お尻を拭いた紙を入れる),スペアリード(他のワンちゃんと遊ぶ場合、絡んでも直ぐ解れるリード),トリーツポーチ(オヤツが入っている)など、これらのグッズは散歩の必需品であるためベルトにセットして散歩に出かけます。

お散歩グッズ

『マーキングや足上げ排尿を許すと、主従関係が崩れるのではないか』と思われるでしょうが、我が家の場合そんな事はありませんでした。
愛情を込めて育てて来ましたので、ちゃんと言う事を聞いてくれます。
ですので全く問題はないと考えています。

また、マーキングをしながら最後の一滴まで尿を出し切る事、それがオス犬にとっては大きな自信となり、オス犬のプライドなのだそうです。 
オシッコを出し切ってオス犬としての自信を深めるなんて、犬って不思議な動物ですね。

また躾に於いて『あれもダメ、これもダメ』では、犬も一緒に生活していて楽しくないと思うのではないでしょうか?
人に迷惑が掛からなければ『良し』としたいものです。
多分この考え方につきましては賛否があると思います。
この様な考え方は甘いでしょうか?

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