子犬も成犬もやってみよう!ワンコの適応力を高める訓練

子犬も成犬もやってみよう!ワンコの適応力を高める訓練【ドッグトレーナー監修】

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人間と一緒に暮らすためには、ワンコ達はいろんな音や環境に適応しなくてはいけません。できるだけ怖い思いをさせないで済むよう、適応力を高める練習をしてみましょう。

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記事の監修

埼玉を中心に、しつけ方教室/問題行動のリハビリ/ドッグダンスレッスンまで行う。ドギーホームルームでは、愛犬のトレーニングのみにとどまらず、飼い主様のフォローに力を入れる事でQOLを向上させます。また、JCHA公認のハイドロセラピスト・フィットネストレーナーでもある為、愛犬の健康増進にも力を入れています。【埼玉・東京・横浜でオーナーレッスン随時開催】
《公式HP》ドギーホームルーム

ワンコの社会化の重要性

「社会化」とは

「社会化」とは人間社会でワンコが安心して暮らしていくために、あらゆる環境に慣らしていくことをいいます。 
近年、ワンコ達が人間社会の中でうまく生活していくために「社会化」の重要性が認識されるようになってきました。
吠える・噛む・怖がるなど、社会化の不足は多くの問題行動を引き起こします。
逆に言えば、社会化をうまくできれば多くの問題行動は防げるのです。

子犬の社会化

ワンコは子犬の間に一生を通じて重要となる「社会化期」というものがあります。
その時期に関しては個体差があるものの、だいたい生後4週齢~13週齢ごろが社会化期にあたります。
この時期に触れてなじんだものであれば、ワンコは大人になっても怖がることはありません。
この重要な時期に、家族以外の他人・他の犬・外の環境に慣らすことによって
その後のワンコの心のキャパシティが大きく広がり、誰とでもどこででも楽しめるよう成長します。

成犬の社会化

「じゃあ、子犬の社会化期を逃したらもう無理なの?」
「子犬の時にいろいろ頑張ったから、もう社会化は気にしなくていいんじゃない?」

どちらも、そんな事はありません!

社会化期を逃しても、子犬の時よりはモチロン時間はかかってしまいますが、ゆっくり経験を積ませてあげることによって環境に慣らすことはできます。
また、大人になっても長期間も触れないければ忘れてしまうので、社会化のやり直しになる場合もあります。
例)子犬の時に人混みに慣らしたけど、何年も田舎に住んでいたら苦手になってしまったetc…

子犬は将来のために、また成犬でも適応力を高めるために頑張ってみましょう!

白い犬の写真

楽しく遊んで、楽しく社会化♪

ワンコは「快・不快」にとても敏感です。
人間の方としては適応力を上げるため、親心で社会化の訓練をしようとしたとしても、それがワンコにとって不快なやり方・押し付けになると逆効果になってしまいます。

ママ(パパ)「今は嫌かもしれないけど、これが君のためなんだ!」
ワンコ「そうか!すっごく嫌だけど、将来の自分のために我慢した方が良いんだな!」

…そんなワンコいませんよね(^^;

ワンコ「嫌だって言ってるのに、なんでそんな酷いことするの?もう信じられないよ」
押し付けられたときのワンコの気持ちは、おそらくこっちです。
焦ると信頼関係を損なってしまうので、くれぐれも無茶はしないでくださいね。

実際にやってみよう!

ヘンな音・状況に挑戦!

たとえば触ると音が鳴り、ワンコが馴染みのないものをバラ撒いて見るからに怪しい場所を作ります。
ペットボトルや缶・ビニールなど、身近にあるけど普段は触れないものが適しています。
好奇心旺盛なワンコなら、ここで「わーい!なにこれ!」となるかもしれませんが、まだ適応力の低いワンコであれば警戒するでしょう。

STEP1

例えば、いつも遊ぶ場所にペットボトルを何本かばら撒いて、怪しい場所を作ります。
その怪しい場所の近くでまずは遊んだりトリーツをあげたり楽しさを演出します。
近くにいるだけなら気にならなくなったら、次のステップに進みます。

ペットボトルの側

STEP2

もう少し距離を縮めて、ワンコが自然と触れてしまうように誘導しましょう。
ワンコが触れて音が鳴ると、びっくりして反応が変わるかもしれませんが、飼い主さんの方は「え?危ないことなんてありました?」と楽しい態度をキープしてください。
ここで慌ててしまうとワンコは飼い主さんのリアクションによって、「ママ(パパ)も慌ててる!危ないんだ!」と警戒を強めてしまうのでご注意を!

ひっぱりっこ

STEP3

少しくらい音が出ても平気になってきたら、中心部へ誘い込んでみましょう。
ワンコが動くたびに触って音が鳴っても平気になるのが目標です。
このステップで動揺しなくなったら、ワンコ自身がその音への適応力が上がったという事です。
ペットボトルが平気になったら、音や状況を変えて挑戦してみましょう!

例)ドリンクの缶をヒモで繋げて、ぶら下げたものをくぐるゲーム

缶の間を通る

※ 注 意 ※

ワンコのとって刺激の強すぎる状況にしてしまうと、2度とやってくれなくなるかもしれません。
ワンコが飛びのいて逃げたり、恐れて近寄らなくなったら急ぎすぎです。
1つ前のステップから刺激を減らして、ゆっくり様子を見ながらやり直してください。

≪急ぎすぎのサイン≫
  • 「怪しい場所」から目をそらして、見てないふりをする
  • あくびを何度もする
  • ワンコが自分で見たり嗅いだり、意欲を見せない

急ぎすぎたな、と思ったら少し休憩時間をとったりレベルを落としてみたり、いっそその日は終了してしまって別の日に挑戦するなど調整して、ワンコが嫌になってしまわないように工夫してくださいね。

こんな風に飼い主さんの工夫次第で、ワンコはいろんな音や状況に慣れてくれます。
普段から慣らしておくことによって、パニックを起こしにくくなるので、少し面倒でも挑戦する価値はありますよ!
ではでは「楽しく遊んで、楽しく社会化」、頑張ってください♪

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