レアカラーって?
今やたくさんの毛色がわんちゃんにありますが、レアカラーとはあまり見かけない毛色の事で、犬種にもよりますがブルーや茶色やマール等、色素が薄い毛色が特徴です。
我が家のワンコはロングコートチワワの「イザベラタン」の毛色です。
この毛色はチワワのレアカラーということになります。
茶色にしては薄い毛色で光が当たるとブルーの毛色に見える時もあり、毛が細くサラサラで歩く度にフワフワと揺れる毛は本当に綺麗だと思いますし、レアカラーにしか味わえない毛色で人気なのがわかります。
でも、私はチワワ飼う時にはブラックのチワワを探していました。
レアカラーのわんちゃんは体が弱い
と聞いた事のある飼い主さんも多いのではないでしょうか?
実際に私もその一人で初めて飼うチワワだったので、絶対ブラックで健康な子!と思っていました。
これは、ひょんな事から愛犬になったイザベラタンのチワワさんと心配性な飼い主とのお話です。
レアカラーのわんちゃんの注意点
掛け合わせ
「掛け合わせ」とはわんちゃんの出産の為に♂と♀の色を掛け合わせる事です。
掛け合わせで産まれる毛色はだいたい決まっていますが、新しい毛色が希に産まれる場合があります。
我が家のワンコさんは6人兄弟でしたが、イザベラタンは1匹だけだったそうです。
チワワ、トイプードル、ダックス等は薄い毛色同士の掛け合わせや、ブルーマール同士の掛け合わせ等、注意しなくてはいけない掛け合わせが存在します。
それを守らずにレアカラーを産ませようとしているので、色素の薄いわんちゃん同士を繁殖させたり、一般の家庭でも望まぬ妊娠で色素欠乏症のわんちゃんが産まれる危険性があります。
※色素欠乏症とは…遺伝性の病気の事で、主に聴覚や視覚に異常が出る事が多い。
レアカラーのわんちゃんを迎える為に
レアカラーのわんちゃんを見つけてすぐに飼うのはやめましょう。
レアカラーのわんちゃんでなくても命ある生き物なので、事前に勉強して信頼のできるブリーダーさんやペットショップに通って健康状態や両親の毛色を調べましょう。
ブリーダーさんなら母犬を見せてくれる所もありますし、母犬に体型が似る子が多いので、母犬を見れば大きくなった時のイメージがつきやすいと思います。
よくペットショップでは「珍しい毛色で小さいのでとても人気です」と勧めてこられますが、2ヶ月弱の子犬が売り場に出ているという事は、いつ母犬から離れたのでしょうか?
また「ワクチンを打ってるので健康です」と言いますが、生後90日までは母犬からの母乳で免疫力をつけて兄弟と犬社会を学ぶのが望ましい事です。
店側の言うことをそのまま鵜呑みにして、勉強不足のままわんちゃんを飼うのはとても危険です。
わんちゃんの悲しいニュースが多い時代ですし、いいブリーダーさんがいるのも確かですが、レアカラーのわんちゃんだけではなく、よく見かける毛色のわんちゃんでも不安要素がある事を忘れないで下さい。
レアカラーは体が弱い?
わんちゃんの皮膚は科学物質や紫外線から身体を守る為にあります。
毛色の濃さは色素が詰まれば詰まる程、色が濃くなりますので色素が薄いと隙間があり、身体が弱いまたは皮膚トラブルが多いと言われています。
我が家のチワワは?
うちの子は、ブリーダーさんにいた頃に「ささみしか食べなくなり(贅沢病)低血糖になりかけた」と聞いていたので心配していましたが、何でも食べるチワワさんで、7歳になりましたが特に大きな病気もしていませんし血液検査も異常なしです。
気になる所
- 目の色素が薄い
目の色が薄いので日差しが直接当たらないように注意して、目薬でのケアは毎日します。
- 毛が少ない
チワワは7歳で毛が完成形になると言いますが、少し少なく思います。
なので全体のカットはあまりしません。部分カットで整える程です。
- 皮膚が薄い
皮膚が柔らかく薄いので、紫外線の予防の為にサマーカットはしません。
ブラシは何種類か使用していますが、肌に直接触れるものは竹ピンのブラシを使って肉球も皮膚が薄いので毎日ケアしています。
レアカラーでの悩みは他にはあまり思いつきませんし、健康な子だと思っていますが以前はアレルギーじゃないか、膝は大丈夫か?と心配ばかりで、ほんの数ヶ月前までは我が家のワンコは身体の弱い子と思っていました。
アレルギーのフードはたくさん試し病院にも行きました。
そんな時、「こんなんでアレルギーなんて本当のアレルギーの子に失礼やで!お母さんが子供を病気にさせたらあかん!」と叱咤激励して下さった獣医さんがおられました。
レアカラーは身体が弱いとの先入観ばかりで、健康な我が家のワンコに悪いことをしたと反省しました。
今はアレルギーのフードも食べていませんし、何でも食べて健康犬と獣医さんにハナマルを頂きました♪
まとめ
レアカラーのわんちゃんは、通常の毛色のわんちゃんより不安要素が多いかもしれません。
でも健康なわんちゃんがいるのも事実なので、あまり後ろ向きにならずわんちゃんとの生活を楽しみましょう。
身体の弱いわんちゃんでも、飼い主さんのケアで健康に繋がります。
写真は3年程前の我が家のワンコの写真ですが、涙やけや毛艶が良くなっているのがわかると思います。
尚、わんちゃんホンポで公開している私の他の記事では、わんちゃんが健康に過ごす為の手助けが出来るような内容になっていますので、ご興味がある方は是非ごらんください。
わんちゃんと飼い主さんが笑顔あふれる毎日でありますように♪
ユーザーのコメント
40代 女性 HIRO
40代 女性 匿名
月に1度炭酸浴に入らしたりしてケアをしてます。生後2カ月で飼ってその3か月頃に毛がほぼ抜け落ちました。
ロングだったのでショックでしたが本人?本犬は気にする事なく元気なんで、それだけで十分だと思ってます。
ちなみにてっぺんハゲで可哀想なんで中途半端な毛はカットしてあげてます。
40代 女性 ここあ
50代以上 男性 モナくんのパパ
凄く優しく甘えん坊で、見ず知らずの方に出会っても私が大丈夫よ!と声掛けると、触られても優しく振る舞い人気者です。
40代 女性 コスケ
生後3ヶ月で脱毛してそれ以来生えてきませんケドご飯もよく食べて暴れん坊クンです。
定期検診も今のとこは異常ありません。
相棒のブラックタンのチワワクンと仲良く暮らしています。
40代 女性 マロ
購入してから、すぐ肺炎になり1週間ほど入院しましたが、その後は元気いっぱい‼︎頭蓋骨が塞がらないかもと、言われていたのですが、大きく育ったせいか⁉︎見事に塞がっています。
40代 女性 コテちゃん
無事に3歳になったロングのブルータンです
相変わらず病院フードとヨーグルトしか食べさす事は出来ないケド元気いっぱいです!
首輪も付けると皮膚がやられるのでバンダナとかを付けてあげます。
30代 女性 すまいる
でもね、劣勢遺伝子を引き継いでいることもあるから、遺伝性の病気になりやすいこと、なるべくその子を使っての繁殖は、避けて欲しいなと思います。
それを理解した上で、家族として迎えてあげてください。
うちの子も雑種、中型、毛色しろ。目は茶色。
昔から、色素が薄いと言われつづけてきました。
もちろん、繁殖はせず今でも健康な14歳です。
50代以上 女性 鶴田やっちゃん
繁殖はダメですよ
念をおされて
ん?
色々調べましたが
心配とかわいさが交互してまた確認しています
でも、もううちの子だもの
なんでもかんでも育てなくちゃ
今のところ元気そのもの
家族の絆そのものです
毎日婆と疲れきるまで過ごしています
仕事のせいで朝4:30起床
休みの日まで起こされます
8月に入ってからは暗いので
あかるむまで部屋の掃除をしています
10代 女性 すもも
20代 女性 よーちゃん