トリュフ犬とは 一攫千金も夢じゃない特別なワンコ達

トリュフ犬とは 一攫千金も夢じゃない特別なワンコ達

トリュフ犬はトリュフや松茸などの貴重なきのこを探す夢のようなと特技を持った犬です。そんな高級食材を探し当ててくれるトリュフ犬なら、一攫千金も夢ではないのでは?ミルク味のボーロではしゃぎ回る、わが家の犬とトリュフ犬を比べながらまとめてみました。

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トリュフ犬ついて

犬

すっかり秋めく今日この頃。待ちに待った季節、そう、食欲の秋!

そろそろ店頭に松茸の良い香りが漂うのではないでしょうか。高級食材である松茸は、一本何万円もするものもありますよね。そんなお高い松茸などのきのこを探し出せる犬達がいることをご存知でしょうか。

日本では「松茸犬」と呼ばれる犬で、海外では「トリュフ犬」と呼ばれる、きのこを探知出来る特別な犬なんです。

キャビア、フォアグラと並ぶ世界三大珍味の一つであるトリュフは、フランスのきのこのトップに君臨しています。そのトリュフを探し出すのが、トリュフ犬です。

じつは、日本の松茸犬は「トリュフ犬」を参考にしているそうなんです。

嗅覚の鋭い犬にその独特の匂いを覚えさせ、黒いダイヤと呼ばれる高級食材を掘り当てさせるのです。一攫千金も夢ではないかも!?

トリュフ犬に向いている犬種

ロマーニョ・ウォーター・ドッグ

出典:https://ja.wikipedia.org

トリュフ犬・松茸犬に向いている犬種は、

  • ロマーニョ・ウォーター・ドッグ
  • ブラッコ・イタリアーノ
  • ラブラドール・レトリバー
  • ボーダー・コリー
  • トイ・プードル

だと言われています。

特に「ロマーニョ・ウォーター・ドッグ」(画像の犬種)に関しては、トリュフ探しのための犬種といっても過言ではありません。

一度は絶滅の危機に至ったのですが、テリアやプードルを交配し改良され、トリュフ探しに使われるようになりました。現在は絶滅の危機を逃れ、トリュフ探しはもちろん、麻薬探知犬や警察犬としても活躍しています。

そして、ついにわが家の犬の出番がきたようです!ほら、トイプードルだって。あなた素質はあるらしいわよ。散歩中、石ばかり見つけていないでトリュフを見つけるのよ!

プードルは嗅覚に優れており、訓練性のよさには定評があります。そんなプードルが、地中のトリュフを匂いを頼りに探し出す。それをダックスフントが掘り出す。このようにして、2犬種が協力してトリュフ収穫をアシストすることもあるようです。

トリュフ犬の訓練方法

トリュフ犬や松茸犬にするためには、もちろんそれなりの訓練が必要です。

その訓練に要する期間はおよそ3ヶ月。生後3~6ヶ月に訓練すべきだと言われています。

ここでひとつの例として、訓練の具体的な方法をご紹介します。
わが家の犬も訓練してみようかしら。

①きのこの匂いを嗅いだら褒める

まず最初に、犬にきのこの匂いを覚えてもらいましょう。そして、匂いを嗅いだら褒めます。きのこ探しは楽しいことだと感じてもらうためです。
ここで注意したいのが、ご褒美を与えるタイミングです。きのこの匂いを嗅いだらすぐにご褒美を与えたいところですが、それでは犬がきのこを食べてしまったり、踏みつけてしまうかもしれません。ご褒美は、きのこから離れたところで与えるようしましょう。

②きのこを見つけたら合図をしてもらう

犬がきのこの匂いを覚えたら、今度はそこでおすわりしてもらいましょう。きのこを見つけた合図をしてもらのです。これは、災害救助犬の訓練とよく似たものです。このおすわりの合図をしてもらうことによって、人にもきのこの在り処が一目でわかるようになります。

③きのこを隠して、匂いだけを頼りに探し出させる

トリュフや松茸は、基本的には土の中に埋まっているか、葉に覆われているか、目の届かない見えないところにあります。そのため、きのこの見た目ではなく、匂いを頼りに探し出さなくてはなりません。隠れたきのこを探し出せるか。ここは、犬と人との根競べです。

④スタートとストップを確実に命じる

「今からきのこを探してください。」とコマンドを出すことをお忘れなく。これは、実際に訓練しながら編み出していけばよいでしょう。例えば言葉で、例えば行動で、お仕事のはじまりを確実に命じるようにします。
そして一番重要なのが、終わるタイミングです。良い成果を出したらすぐに切り上げましょう。だらだら続けていても意味がありません。その犬の集中力が切れないうちに「きのこ探しを終えてください。」のコマンドを出し、 楽しかったと感じてもらう ことが必要です。明日も探すぞ、と思ってもらえるように。

トリュフ犬クイズ!

ではここで問題。
この訓練にはどれぐらいのトリュフが必要なのでしょうか?







答え:20kg以上

1kgあたり15万円前後で取引されるということは、20kgで300万円になります。
へ~。

何事も、経験を積むことが大切です。一攫千金を狙うのは、そう容易いことではなさそうです。

トリュフ犬で「高級きのこ」を採るときの注意事項

トリュフを採るときの注意点

トリュフを採るときに覚えておかなければならないことは、トリュフ菌の繁殖にはとても長い年月がかかるということ。その長さは60年とも言われています。そのため、菌を殺してしまわないために、 トリュフを掘り出した後はその穴を埋める ことを忘れてはいけませんよ。

さて、ここまでトリュフ犬についていろいろ述べましたが、そもそもトリュフは日本にあるのでしょうか。

トリュフはフランス料理に使われるフランス原産のもの、と思い込んでいましたが、実は日本にもあるのです!なんとその数、15種類以上。しかも自生しているそうです。

なんとなく、山奥でひっそり寂しそうに生えている光景を思い浮かべますが、古くから手の入っていない 山奥には生えていないのだとか。

逆に、都会の道路わきや公園で見つかるのですって。"攪乱地(かくらんち)"と呼ばれる、一度掘り返された土地から高級食材のトリュフが見つかるなんて。

その上ありがたいことに、日本で見つかるトリュフは半分地上に顔を出しているものが多いようです。もうこれは、下ばかり気にして歩いてしまいそうです。

松茸を採るときの注意点

松茸を探すことに夢中になって、他人の土地に入ってしまわないように注意してください。もしそこが他人の所有地だったなら、不法侵入で罰せられることもあるのです。

もしそこで松茸を採ってしまったら、窃盗になります。驚いて抵抗し、土地の所有者にけがを負わせるようなことになれば強盗に。
こうなれば、一攫千金なんて夢のまた夢。犯罪はいけません。

トリュフ犬はもともと「トリュフ豚」だった

実は、もともとトリュフ探しに使われていたのは、犬ではなく豚だったのです。
トリュフ豚の歴史は古く、15世紀にまでさかのぼります。嗅覚が鋭く、食べ物を鼻で掘り出す豚の習性を活用し、トリュフ探しに採用されたのです。

そして、豚の中でも特に、メスの豚が使われていました。トリュフの独特の匂いがオス豚のフェロモンの匂いに似ているため、メス豚は必死になってトリュフを探すそうです。
トリュフを探すメス豚を想像してみると、ひたむきな姿に感動さえ覚えます。私は、豚がトリュフを食べたくて探しているのだとばかり思っていました。

あれ?こんなにおいしいトリュフを、豚は食べないのでしょうか?

そんなわけはありません。トリュフ探しに豚ではなく犬が採用されるようになったのは、掘り出したトリュフを豚が食べてしまうからなのです。そして恐ろしいことに、豚の噛む力はすさまじく、人間の指なんて簡単に切断されてしまうのです。

トリュフの産地であるフランスのペリゴール地方では、トリュフ狩りをする人間は指が数本ないのですぐにわかるのだとか。ちょっと怖い話ですね。

そんなこんなで、最近では「トリュフ豚」よりも安全で指示しやすい「トリュフ犬」が主流になってきたというわけです。賢い犬なら、訓練によって食べさせないようにすることもできますからね。

まとめ

トリュフ犬・松茸犬を訓練し、一攫千金を狙う人の数は、世界的に見ても決して少なくはないようです。私自身、意外に簡単なのでは?と思ったほどです。しかし、自然に関する知識が乏しく、自分本位でトリュフを採る人が増えてきたせいで、自然破壊が懸念されていることを理解しなくてはなりません。一度破壊された自然は、再生しないこともあるのです。

フランス語で「犬の鼻」を意味する"truffe(トリュフ)"。私はトリュフチョコで我慢しよーっと。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    30代 女性 JM

    トリュフはてっきり豚が探すものだと思っていました。最近は犬なんですね。確かに豚よりはワンちゃんの方が学習能力があり賢いですし、嗅覚も優れていますから納得ができますね。

    ただ、幼犬の頃からきちんと訓練すれば探す事ができるようになるかもしれないですが、訓練を沢山しても、日本では探し続けるのにかなりの時間がかかってしまいそうですね。日本ではまだ松茸の方が可能性がありそうですが。

    松茸は赤松のある森林が近くにないと生えていないと言われていたり、トリュフも色々な条件があり、条件が整っている環境でないと生えてないですから、まずはそういった可能性のある場所に通える範囲に住んでいないと儲ける程沢山は見つけられないですね。

    それにしても普通の家庭のワンちゃんではなかなか難しそうだなぁと思いました。一攫千金はそう簡単なものではないですね。当たり前ですが(笑)
  • 投稿者

    20代 女性 ゆず

    日本だと松茸の方が現実的ですかね。トリュフは訓練のためにお金がかかりすぎて大変そうです。そんなにたくさんは生えていないだろうし、道端で偶然見つかればラッキーなのかなと思いました。
    私の住んでいる所は、松茸がよく採れる地域です。キノコ採りのプロの方は季節になると山に採りに行っていますが、松茸犬を飼っている方はいらっしゃらないと思います。でも、ある猟師の方が飼育している猟犬ココは時たま松茸を探し出してくれるらしいです。猟師さんの話では、ある日鹿狩りに行った帰りに偶然ココが松茸を見つけて、そのことを非常に褒めたところそれ以後松茸に反応するようになったそうです。飼い主さんに褒めてもらいたい一心で松茸の匂いを覚えたのでしょうね。様々な匂いを嗅ぎ分けてそれを記憶する犬の能力には本当に驚かされますね!
    ウチの子は柴犬なのですが、訓練すれば松茸探してくれるのかな?いつも昼寝ばかりしているので頼りないですが、もしかしたら才能があるかもしれないです。笑)今度、匂いを嗅がせてみようかなと思います。
  • 投稿者

    20代 女性 あめたま

    犬も訓練次第で松茸やトリュフを匂いを嗅ぎ分ける事によって見つけられるとは驚きでした。

    犬は嗅覚が優れているので松茸とトリュフの匂いを覚えさせて、思わぬところに生えている松茸を発見出来ると飼い主も愛犬にとっても達成感を味わえると感じられました。

    しかしながら、金銭目的で本来あるべき姿の自然が荒らされてしまったり、他人の土地に無断で足を踏み入れる行為は言語道断です。

    松茸探しに熱心になる事は決して悪くはありませんが、他人に迷惑を掛けないように配慮するべきだと考えられました。

    何よりも愛犬と共に周囲に迷惑を掛けてしまう事はペットを飼育する飼い主としてあるまじき行為です。

    モラルと礼節を持って松茸やトリュフ探しに精を出して欲しいと感じられました。
  • 投稿者

    40代 女性 しょうたん

    日本でトリュフ犬はむずかしいですね。というかトリュフは豚だと思っていました~。今は犬が主流だったんですね。それから松茸ですか。どちらも人間にとってはおいしいものだけど、犬にとってはあまり魅力的ではない感じがするので食べてしまう心配は少なそうですね。とはいえ、しつけはさることながら自然界に入り狩りをすること自体一般人はやるべきではないですね!
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