室内犬が怪我をしやすいNGな環境5選!必ず意識して改善しよう!

室内犬が怪我をしやすいNGな環境5選!必ず意識して改善しよう!

たとえ室内であっても、愛犬の怪我に繋がる恐れのあるものはたくさんあります。今回は「愛犬の怪我の原因となりうる生活環境」について5つまとめました。現在のおうちの中の環境が愛犬にとって安全かどうか、愛犬目線で見直すことが重要です。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.ジャンプでの上り下り

ソファーへ足をかけるチワワ

身体の小さい小型犬にとって、高いソファーやベッドなどへのダイレクトな上り下りは足腰への負担が大き過ぎ、脱臼や骨折などの怪我をする恐れがあります。また、ダックスフンドやコーギーのように足が短く胴が長い犬種の場合も同様に、腰への負担が大きく椎間板ヘルニアを発症する恐れもあります。

スロープやステップを設置する

ペットスロープとコーギー

愛犬がソファーやベッドなどの上でくつろぐのが好きな場合は、ペットスロープやステップを用意してあげましょう。スロープやステップがあれば、愛犬が直接ジャンプして上り下りしなくても良いようになり安心です。最初は使い方が分からないかもしれないので、飼い主さんが誘導して使用させてみましょう。愛犬の身体の大きさや好みによって、スロープが良い場合とステップが良い場合があると思いますが、老犬の場合は緩やかなスロープを選んであげると安心でしょう。

2.ツルツルのフローリング

白い小型犬とフローリング

犬との暮らしでは抜け毛やオシッコの粗相など、何かと汚れやすくなります。そのため、掃除のしやすいフローリングを選ばれる飼い主さんも多いですよね。ここで気を付けたいのが、フローリングが滑りやすくないかということです。

足を取られて怪我の原因に

フローリングに定期的にワックスを施すご家庭もあるかと思いますが、ツルツルのフローリングは犬にとって厄介なものです。足の裏の毛がきちんとカットされている、またはあまり伸びない犬種であればまだマシなのですが、足の裏の毛が伸びている状態だと肉球のブレーキが効かずに本当に滑りやすくなり危険です。滑って足を取られてしまうと、転倒や骨折、関節や腰に負荷がかかってしまう恐れがあります。

こまめな足裏毛のカット+優しいワックス剤を

まずは定期的に足裏の毛が伸びていないかをチェックしてあげましょう。毛が肉球に被さっていたらカットの必要があります。足裏の毛が伸びていると、お散歩の時にも汚れが溜まりやすいため、衛生的にもこまめにカットしてあげましょう。そして、ワックスに関しても愛犬に優しいものを選んであげましょう。最近では「滑りにくくて愛犬に優しい」というワックス剤や、あえて滑り止め効果のあるコーティング剤も発売されています。

3.急な階段

階段を下りる二匹の犬

幅が狭く、段差が急な階段も愛犬の転落事故の原因となります。大型犬や中型犬は身体も大きいため、緩やかな階段であれば問題なく上り下りできるでしょう。しかし、小型犬となると階段も命にかかわる怪我に繋がる恐れがあります。

階段を使わなくて良い暮らしがベスト

ペットゲートと犬

愛犬を自由に上り下りさせないようペットゲートや赤ちゃん用のゲートを活用して制限するか、階段に滑り止めマットを敷いて転落を防止しましょう。ダックスフンドやコーギーのような胴長短足犬は「上ったは良いものの下りられなくなった」ということも多いですし、ユニークな体型によって腰への負担が他の犬種よりも大きいです。

そのため、飼い主さんの見ていないときに階段を使わせるのは心配が残ります。小型犬や胴長短足の犬種は、できれば日頃は階段を使わなくても良い環境にしてあげると安心です。

4.無造作な電気コード

電気コードを噛む子犬

子犬の時期には何でも噛みたがってしまうので注意が必要です。

子犬が家具を噛んでしまうのは

  • 噛んで良いものと悪いものの区別がつかない
  • 歯の抜け替わり時期でムズムズする
  • 遊び盛りで好奇心旺盛

などの理由が考えられます。

愛犬が感電する恐れ

特に電気コードは家庭内にたくさんあるものですし、噛んでみたくなるような質感をしています。私も幼い頃の愛犬に、ヘアアイロンのコードを何回も噛みちぎられました。

通電してなかったことが幸いで、もし通電していたら愛犬が感電してしまう危険がありました。子犬でなくても感電による事故はありますので、家庭内のコードはしっかりと整理整頓し格納しておいた方が安心です。

5.熱すぎるホットカーペット

暖炉の前で眠る犬

意外と盲点なのが、暖房器具による低温火傷(やけど)です。こたつやホットカーペットによる愛犬の低温火傷は結構多いのです。

低温火傷は知らないうちに重症化しやすい

低温火傷は通常の火傷とは違い、重症になるまで気が付きにくいという問題点があります。そのため、気付いた時には重症に進行してしまっていることもあるのです。特にホットカーペットは設定の温度で常に一定に保たれるため、愛犬の低温火傷の原因となりやすい暖房器具です。

設定温度は34~35℃が安心

ヘアレスドッグを除いて犬には毛皮があるのですが、お腹や内もも、首などの部位は皮膚が薄いため、睡眠時の知らず知らずのうちに低温火傷を引き起こす恐れがあります。

  • 湯たんぽ
  • ホットカーペット
  • こたつ
  • 電気ストーブ

などの暖房器具の使用時には、愛犬にとって熱すぎないかをチェックしてあげてください。直接肌に触れるホットカーペットの設定温度は、犬の体温よりも低い34~35℃が安心です。そして、冬場でも身体を冷やすスペースも用意してあげましょう。

まとめ

デスクとソファーとゴールデンレトリーバー

今回は、愛犬の怪我の原因となりうる室内環境について解説いたしました。

  • ソファーなどにジャンプして上り下り
  • 滑りやすいフローリング
  • 急な階段
  • 無造作な電気コード
  • 熱すぎるホットカーペット

以上の5つは室内で暮らす愛犬の怪我に繋がりやすい環境の例です。お留守番の時間が長いわんちゃんも多いことと存じますので、生活環境を愛犬目線で考えて整えてあげることが重要です。

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