1.毛を取り除かないでそのまま洗濯する
愛犬が愛用しているベッドの汚れやにおいが気になったときは洗濯して清潔にしてあげますよね。そこでいきなり質問ですが、もしかするとあなたは洗濯をするとき下準備をせずにいきなりベッドを洗濯機のなかに放り込んで洗濯していませんか?
もしベッドに付いている毛を取り除かないで洗濯機で洗っているのでしたら、それはしないほうがいいNG行為といえます。なぜなら犬のベッドにはたくさん毛が付いていているので毛を取り除かないでそのまま洗濯してしまうと、洗濯機が故障したり排水管が詰まってしまうからです。
特に毛が生え変わりやすい季節の変わり目は抜け毛がたくさんベッドに付いていることが多いので、洗濯機を使用して洗うときには故障しないよう粘着クリーナーなどであらかじめ毛を取り除くことをおススメします。
2.香りの強い洗剤・柔軟剤を使うのはNG
洗剤や柔軟剤の良い匂いを嗅ぐと清々しい気持ちになる人はたくさんいることでしょう。柔軟剤や洗剤の香りが好きな人は、「愛犬のベッドにもこの匂いをつけてあげよう」と感じてにおい付きの洗剤や柔軟剤を使うことが少なからずあるのではないでしょうか?
しかし、こういった良かれと思ってした行動が実はNG行為となるのです。なぜなら人間にとって良い香りとなるにおいは意外にも犬にとっては嫌な香りになりやすいからです。基本的に犬は洗剤や柔軟剤、香水といった人工的な香りが苦手となります。
自分の寝床となるベッドから苦手な香りが漂っているとストレスを溜め込んでしまう場合がありますので、ベッドを洗うときはできる限り無香料の洗剤を使うようにしてあげてくださいね。
3.人間用の洗剤を使っている
NG行為という程ではないのですが、人間用の洗剤を使いながら犬のベッドを洗うという行為もできればしない方がいいといえます。人間の皮脂と犬の皮脂とでは成分が異なりますので、人間用の洗剤を使って洗っても犬の皮脂汚れを全て取り除くことができないのだそうです。
愛犬のベッドや布団、服などを洗濯するときは汚れやにおいをキチンと落とせるように犬用の洗剤や柔軟剤を使用することをおススメします。
4.人間の服と一緒にベッドを洗っている
おそらくほとんどの人は犬のベッドを洗うときはベッドだけで洗うことが多いと思いますが、なかには人間の服と一緒に洗濯しようとする人もいると思います。別に問題はないといえるのですが、洗濯した後のことを考えるとできればしないほうがいいといえるでしょう。
粘着クリーナーで犬のベッドの表面に付いている毛を取り除いても意外とベッドの中には毛がまだ残っていたりしますので、洗濯をしているときに毛が後から出てきてしまうことが多いのです。
その結果、人間の衣服と犬のベッドを一緒に洗ってしまうと当然のように生地から出てきた毛が人間の服にたくさん付着してしまうことがよくあります。
また、人間用の洗剤で一緒に洗った場合は、犬のベッドから完全に落とせなかった愛犬の皮脂や分泌物(おしっこやうんち、肛門腺やよだれなど)が人間の衣類に付着してしまうこともあったりします。
そうなってしまうと分泌物の嫌なにおいや汚れを取り除くために、また洗濯しないといけなくなるので2度手間になってしまうといえるでしょう。このように人間の衣服と一緒に犬のベッドを洗うと手間がかかってしまう場合が多いので、犬のベッドを洗うときは単体で洗うようにすると良いと思いますよ。
まとめ
犬のベッドを洗うときにできればしない方がいいNG行為を4つご紹介しました。ベッドに染みついたにおいや汚れを綺麗に取り除くためには、洗う前に毛を取り除き『犬用の洗剤』で洗濯するのが効果的となります。
人間用の洗剤を使って洗うのでしたら、なるべく愛犬の鼻を刺激しないよう無香料の洗剤を使うことをおススメします。定期的にベッドを洗って寝床を清潔で快適な環境にしてあげると愛犬はとてもリラックスできると思いますよ。