犬が『自律神経失調症』になっている可能性のある症状6つ

犬が『自律神経失調症』になっている可能性のある症状6つ

愛犬の体の異常はないのにこんな症状が見られたときは「自律神経失調症」かもしれません。この記事では、犬が自律神経失調症になっている可能性のある症状6つについてご紹介していきます。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬の自律神経失調症の原因とは?

動物病院

犬の自律神経失調症とは、交感神経と副交感神経の2つが乱れてしまったときに起きる病気のことです。自律神経が乱れるといつもの調子が出なくなるどころか、免疫力が低下してしまうこともあります。

犬の自律神経失調症が起こり得る原因は以下の通りです。

ストレス

何らかのストレスを感じていると、犬も人間同様に元気を失うことがあります。自律神経失調症は心因的な原因が大きいです。

環境の変化

引っ越しや新しいペットや家族を迎えるといった環境の変化も、犬にとってストレスを感じることがあります。

天候によるもの

寒暖差や気圧の変動は自律神経に悪影響を及ぼすことがあり、季節の変わり目は人間のように犬も体調を崩しやすいです。真夏の暑い気温が自律神経失調症を引き起こすこともあります。

不規則な生活

寝る時間や食事の時間がバラバラな生活を送ることも、自律神経を乱す原因になり得ます。

愛犬が自律神経失調症に?可能性のある症状6つ

食欲不振

愛犬の体調の変化は早期に気づいてあげたいものですね。ただ、自律神経失調症の症状はわかりにくいため、次のようなよくある症状が見られたら早期に獣医師へご相談ください。

1.元気がない

「何となく元気がない」と感じたときは、注意深く観察してください。名前を呼んでも以前のように走って寄って来なくなったり、散歩に行く腰が重くなったなど、小さな気づきが大切です。明確な原因や症状がなくても、獣医師に一度相談をしましょう。

2.食欲がない

犬も自律神経が乱れると、人間のように食欲が低下することがあります。とくに異常が見られないのに元気がない・・・こんな症状が見られたら注意深く観察をしてください。

3.便秘や下痢

自律神経の機能が低下することで消化器の働き鈍くなり、便秘や逆に下痢を起こすことがあります。排便や排尿に困難があると腹部が膨張しているように見える可能性もあるので、愛犬の様子を観察しながら食欲と同様に異変に気づけるように注視してください。

4.食後におう吐をする

愛犬の元気がなくなり、食後におう吐をしてしまうと心配になりますが、これも自律神経失調症の症状のひとつです。こうした症状が見られたらメモをしておくと、獣医師に相談するときにより明確な様子を伝えることができます。

5.ドライアイ

犬のドライアイの原因には先天性やアレルギー反応などいくつかありますが、自律神経失調症が原因になるケースもあります。また、瞳孔が開きっぱなしになる症状が出ることもあり、これが原因で目が乾いてしまうことも考えられます。

老犬はつい「加齢によるもの」と考えてしまいがちですが、元気がなくなっている場合は注意した方がいいでしょう。

6.口が臭い

唾液が出るのは自律神経が正常な状態であることを意味し、乱れてしまうと唾液の分泌が悪くなり口内が乾いてしまったり、唾液が異常に出てしまうことで口臭が目立つようになります。

犬の体調を改善させるには?

布団の中の犬

もし愛犬が自律神経失調症と診断されたらどうすればいいのでしょうか。自律神経失調症は明確な原因がわからないため、根本的な治療ができません。

投薬治療を行うことが多いですが、それ以外にもいくつか治療法があります。まずは愛犬のストレスを取り除くことを第一に考えた上で、次のような方法を獣医師に相談の上試みることもできます。

  • 生活環境を見直す
  • 適度な運動を行う
  • サプリメント
  • マッサージ
  • 灸治療

自律神経失調症は症状によっては、長期的な治療が求められます。まずは愛犬がゆったりと過ごせる生活環境を整えて、季節の変わり目は注意深く過ごしてください。マッサージやお灸治療で改善が見られたケースもあります。

まとめ

本の上に乗っている犬

ストレス社会の世の中なので、人間と同じように犬も自律神経失調症になりやすいようです。少しでもおかしな様子が見られたときは、早めに獣医師に相談を。早期改善が愛犬のストレスを緩和させることにつながります。

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