よく観察しよう!犬が発している『ストレスサイン』5つ

【獣医師監修】よく観察しよう!犬が発している『ストレスサイン』5つ

犬は人間と言葉を交わすことができませんが、代わりに様々な仕草や行動で自分の感情や状態を私たちに知らせてくれます。そんな賢い犬はストレスを感じている時にも仕草や行動で表現することがあるそうです。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.あくびをする

あくびをしているトイプードル

人間にとっての『あくび』は基本的に眠たいときにする仕草となりますが、犬の『あくび』には様々な理由や意味があるそうです。その1つとなるのがストレスのサインです。

例えば、叱ったときやお留守番をさせるとき、雨が降っていて散歩に行けないときなどに愛犬があくびをすることってありませんか?もし心当たりがあるのでしたら、愛犬は少しストレスを感じている可能性が高いといえます。

数回あくびをする程度でしたら、まだそれほどストレスが溜まっていないといえますので、ストレスで体調不良を起こさないように早めに気分転換をさせてストレスを取り除くようにしてあげてくださいね。

2.足・体を舐める

自分の足を舐める子犬

犬が自分の足や体を舐めるという仕草もストレスのサインとして知られています。犬はストレスや不安、恐怖を感じると、自分の気持ちを落ち着かせようとして体を舐めることがよくあるそうです。

雷の音が鳴ったり叱られたりしたときに前足や体を舐める犬はたくさんいるそうで、実際に愛犬のそういった仕草を見たことがある飼い主はとても多くいらっしゃるのではないでしょうか。

一時的に体や足を舐めるくらいでしたらあまり心配しなくても大丈夫だと思いますが、頻繁に体を舐め続けている場合はストレスが溜まっている、もしくは皮膚に何らかの異常があるといえます。

放っておくと、皮膚病になったり自傷行為に発展してしまったりする可能性が非常に高いので、ストレスの原因を見つけ出して解決してあげることが大切といえるでしょう。

3.舌を出しながらハァハァする

床に伏せて舌を出している犬

犬が舌を出しながらハァハァする仕草(パンティング)は、主に暑さを感じているときや、興奮しているときにする仕草として知られていますが、その他にも緊張や不安、ストレスを感じている場合にも行うことがあります。

よくある例としては先ほどもお伝えしましたが、犬が怖いと感じる音を聞いたり雨によって気圧が変化したりしたときに、あくびなどと一緒に舌を出しながらハァハァすることが多いです。

パンティングをずっと行っているとストレスを溜め込むだけではなく身体に負担をかけてしまうことにもなり、愛犬の心臓や呼吸器官が丈夫でなかったり持病を持っていたりする場合は症状が悪化してしまう可能性があります。

ですので、愛犬が不安やストレスを感じてパンティングしているときは、できる限り早く原因を取り除くか、その場を離れるなどの対策をしてあげましょう。

4.ソワソワと歩き回る

部屋を歩き回る子犬

愛犬がなぜかソワソワと慌ただしく歩き回ることってありませんか?そういった行動も実はストレスを感じているサインとなるのです。

犬がストレスや不安などを感じてソワソワ歩き回っているときは同時に周りのことが見えなくなっていることが多いように感じます。話しかけても、どこかうわの空で同じ場所を行ったり来たりすることがよくあるのです。

また、時折歩くのを止めて片方の前足を上げて周りを観察するといった行動も同時に行うことが多いといえます。

愛犬がこのような行動をしたときは、間違いなく何らかのことが原因となってストレスを感じているといえますので、原因を探って可能な限り取り除いてあげましょう。

もし雷や雨などが原因でソワソワ歩き回っているのでしたら、

  • 窓や雨戸を閉めてなるべく音が聞こえないようにする
  • 少しでも安心できるようにそばにいてあげる
  • 部屋の隅っこなどに寝床を用意して落ち着きやすいスペースをつくってあげる

といった対策をすると症状を和らげやすいのでおススメです。

5.薄暗い場所・部屋の隅に行こうとする

ソファーの下に隠れてくつろぐ犬

犬は緊張や恐怖、不安を感じていると自分を守るために少しでも安全な場所に避難しようとすることが多いです。そういった場合は同時にストレスを感じているともいえますので、落ち着ける場所に行こうとする犬の行動はストレスサインとしても知られていたりします。

犬が自ら部屋の隅っこや薄暗い場所に行こうとしているときは、なるべくそのまま落ち着ける場所にいさせてあげることをおススメします。

犬が自らの意思で薄暗い場所などに行こうとしているのでしたら、犬にとってそれが一番落ち着ける方法である可能性が高いからです。

例えば、愛犬が部屋の隅っこに行こうとしているのに無理に抱っこして安心させようとすると、逆に愛犬がストレスを感じる原因となってしまうことがあるので気をつけましょう。

もちろん、愛犬が飼い主に抱っこして欲しそうにしていたり、側に寄ってきたりしたときは飼い主の近くが一番リラックスできると感じていると思いますので、愛犬が安心できるように側にいてあげることをおススメします。

まとめ

あくびをするカゴの中のチワワ

犬は言葉が話せないので、愛犬の気持ちを理解するためには飼い主から気持ちを理解してあげることが大切となります。

愛犬がストレスや不安、緊張や恐怖を感じているときは、一生懸命仕草や行動であなたに気持ちや状況を伝えているといえますから、ふだんからよく観察して愛犬のSOSに早く気づけるようにしてあげてくださいね。

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