犬が飼い主を呼んでいるときの仕草や行動①「しっぽを振る」
無言のアピールというのでしょうか。しっぽを振って飼い主さんのことを見つめ、呼んでいることがあります。たとえば、飼い主さんのベッドの上でしっぽを振っているとき。「早く一緒に寝よう!」と呼んでいるようです。トイレが汚れてしまっているときは、トイレの前へ行き、しっぽを振って呼んでいることがあります。きっと、「トイレが汚れているからシートを取りかえてくれない?」と言っているのでしょう。玄関の前でしっぽを振って呼んでいるときは、お散歩が待ち遠しくて「まだ?」と言っているのでしょうね。無言のアピールなので、なかなか飼い主さんに伝わらないところが悩みどころですが、ぜひ愛犬の視線に気づいてあげてくださいね。飼い主さんに対してしっぽを振っているときは、ただ呼んでいるだけではなく、愛情も込められているのだそうです。
犬が飼い主を呼んでいるときの仕草や行動②「手をのせてくる」
飼い主さんの腕や膝に、自分の手をちょこんとのせてくることがあります。グイグイと自分の方に寄せようとすることもあります。これは、飼い主さんに遊んでほしいときや構って欲しいときに呼ぶための仕草です。手をのせながら、飼い主さんの目をジーッと見つめ、おねだりしているんです。「おやつをくれない?」とか「お散歩に行かない?」など、何かお願いしたいことがあって呼びたいときにも、手をのせてくることがあります。ちょこんとのせられた手は、とても可愛いですよね。おまけにジーッと見つめられたら、「なあに?」と返事をしたくなりますね。
犬が飼い主を呼んでいるときの仕草や行動③「目を細めた笑顔」
少し目を細めるようにして、笑顔で見つめてくることがあります。犬が、飼い主さんと一緒にいることで、「嬉しい」「楽しい」「幸せ」という感情を抱いているという証拠です。なにも用はないけれど、「ねえ?」と飼い主さんを呼びたいとき、自分に視線を向けてほしい、そんなときの仕草です。なにも用はないけれど、「〇〇ちゃん」という呼びかけに愛犬が振り向いてくれたとき、私たちも嬉しい気持ちになりますよね。犬も同じ気持ちなんです。
愛犬が少し目を細めるようにして、笑顔で見つめている視線に気づいたら、飼い主さんも笑顔で返してあげてくださいね。お互いの愛情を交換し合う、とても良いコミュニケーションになります。
犬が飼い主を呼んでいるときの仕草や行動④「深いため息をつく」
飼い主さんがとても忙しそうにしていて、なかなか構ってもらえないとき、深いため息をついて呼ぶことがあります。もし、“ワンワン!”と吠えて呼んでしまっては、“静かにしなさい”と言われてしまうでしょう。でも、愛犬が深いため息をついていたら、どうかしたのかな?と、視線を向けてしまいますよね。犬は、その飼い主さんからの視線だけでも嬉しい気持ちになるんです。そして、さらに深いため息をつくことがあります。それは、満足したという証拠です。深いため息で飼い主さんを呼び、自分に視線を向けてくれたことが嬉しくて、満足し、さらに深いため息が出てしまうのです。
まとめ
犬が飼い主を呼んでいるときの仕草や行動には、
- しっぽを振る
- 手をのせてくる
- 目を細めた笑顔
- 深いため息をつく
などがあります。犬は、どんな仕草や行動をすれば、飼い主さんを呼ぶことができるのか、飼い主さんから構ってもらうことができるのかを、よく理解しています。吠えてしまうと“静かに!”と叱られてしまうので、無言でのアピールが多いように思います。気づきにくいですが、飼い主さんに気づいてもらえるまで、ずっと呼び掛けています。
ユーザーのコメント
50代以上 女性 匿名
で、あっ!やられたー!と呼びつけられた自分に気付いている始末。
どうしたらこっちに来てくれるのかとチワポメの小さな頭の中で一生懸命考えた作戦に見事やられてますW