クーラー病の症状1:元気がない
普段から遊ぶことや走り回ること、散歩に行くのが大好きなのに、次第に行きたがらなくなってきた場合クーラー病にかかってしまったかもしれません。また、1日を通してみてグッタリとして横になりがちになっていたり、あまり動かなくなってしまってもクーラー病の可能性があります。
本来は散歩に行くことが大好きなのに急に行きたがらなくなってしまったら飼い主さんも驚いてしまうかと思いますが、そのような場合では無理に動かそうとはせず様子をみたり、安静にしてあげてください。
クーラー病の症状2:食欲がなくなる
いつも決められた量を必ず食べ、時にはまだ足りないと訴えかけてくるのに食欲が嘘のようになくなってしまった場合もクーラー病にかかってしまった恐れがあります。
もしかしたらその時はたまたま食べたくないと思っているだけで時間を変えたら食べるかもしれませんので、まずは時間を置いて与えてみましょう。
ですが、あまり食べない日が続いている状態の場合、無理にあげて食べさせてしまうと嘔吐をしてしまう恐れがあります。そのためご飯を食べない場合は獣医師さんに相談して、ご飯の代わりになり食べやすいもの与えてください。いくら食欲がなくても何も食べないと弱ってしまいます。
クーラー病の症状3:下痢をする
下痢の症状が何日も続く場合、クーラー病にかかっている疑いがあります。
犬は種類によって長毛や短毛がいますが、毛の多さに関係なくお腹まわりの毛はどちらの種類もあまり生えていません。そのため、クーラーの効いた冷たい部屋にずっといることでお腹が冷えてしまい下痢をしてしまいます。
もし下痢になってしまった場合は、まずはエアコンの温度を見直してください。部屋の中が冷えすぎているならば設定温度を上げることによりお腹の冷えが多少よくなるかもしれません。
また、冷えている時に犬の身体を冷やす、クールボードのようなグッズを与えるのも控えた方が良いようです。冷えている部屋で冷たい物を使い、さらに身体を冷やすとそれだけ犬の身体も冷えてしまい下痢になってしまうからです。
そして、水の与えすぎにも気をつけなければいけません。下痢のときは1回に与える水の量を減らさなければいけないのは人間と同じで、なり始めや治りかけで普段通りに与えてしまうとまた下痢になってしまうため、日中は与える水の量を普段より少なくしてください。
下痢が続くと脱水症状が起こりますので、嘔吐がひどくなければ体液に近い成分の犬用のスポーツドリンクを少しずつ飲ませるのも良いでしょう。
まとめ
犬がクーラー病になったときの症状は人間と似ていることが多いです。しかし人間のように話すことが出来ない為症状に気付くのに少し時間がかかってしまうかもしれません。もし、夏場でいつもと様子が違っているならばクーラー病にかかってしまっている可能性があります。
また、クーラー病にかかりやすい時期には熱中症にかかるリスクも高まります。そのため犬がそのような様子をしたらなるべく早めに獣医師さんに相談したほうが良いと思います。暑さで厳しい毎日が続きますが愛犬とともに色々と夏バテやクーラー病に気をつけ、楽しく過ごしながらこの夏を乗り越えましょう。
ユーザーのコメント
女性 匿名
10代 女性 あんな