トコトコ歩く!足が短い可愛い犬種たち
コーギーやダックスフンドを筆頭に短足犬種と呼ばれる足が短い犬種は多く存在します。トコトコと歩く姿はとても愛らしく、思わずついて行ってしまいたくなるほどです。
しかし、可愛い見た目とは裏腹に、短足犬種は運動神経が良い犬種もとても多いです。理由としては、元々狩猟犬として活躍していた犬種だったことが挙げられます。そのため、短い足でも意外と足が速かったりします。
短足犬種は可愛いですが、短足故に足腰に負担がかかりやすく、ヘルニアなどに気を付けなくてはいけません。運動も大切ですが、なるべく負荷を掛けないようにしてあげることが大切です。
可愛すぎる足が短い犬種4選
では、短い足が可愛い短足犬種にはどのような犬種がいるのでしょうか。日本国内でもメジャーな犬種から、あまり知られていない犬種までをご紹介します。
1.ダックスフンド
短足犬の代表と言っても過言ではないダックスフンド犬種です。ミニチュアからスタンダードまで、サイズも幅広く、日本国内でも多くの人に愛されている犬種です。
元々アナグマ猟を担っていた犬種なので、その動きに適応できるよう足が短くなったと言われています。また、アナグマを追って狩猟していた犬種ですので、短い足ではありますがとても活発に動き回ります。
そのため、ダックスフンドの中でも小さいミニチュアダックスフンドやカンニヘンダックスであっても、1日1時間の散歩が必要となります。
2.コーギー
一般的に日本で知られているコーギー犬種は、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークと呼ばれる犬種です。このウェルシュ・コーギー・ペンブローク(以下コーギー)は、イギリスで古くから愛されてきた犬種です。
現在も女王エリザベス2世が溺愛していることは、イギリス国内だけでなく世界中で知られています。それだけ可愛さに魅力がある犬種なのです。
短足ですが筋肉質な犬種なので、実はとても運動神経の良い犬種です。その分、必要な運動量も多いので、散歩だけでなく、ドッグランやフリスビー遊びができる大きな公園などに連れて行くことが好ましいです。
3.ダンディディンモントテリア
冠のようなふさふさとした被毛を頭部に持つ、特徴的な外見が魅力のダンディディンモントテリアです。やはり、元々はアナグマやカワウソなどの動物を対象に狩猟を行っていた犬種です。
19世紀に入ると猟は行われなくなり、王宮や貴族の間で人気が急上昇しました。日本国内ではあまり見かける機会がありませんが、世界的に見ると現在では一般的にも人気のある犬種です。
テリア犬種ではありますが気性が荒くなく、とても温厚でのんびりとした性格なので、家庭犬としても共に暮らしやすい犬種です。
4.ペキニーズ
中国原産の愛らしい見た目が魅力のペキニーズは、元々宮殿で飼育されていた犬種です。始めは僧侶によって神聖なる獅子犬として飼育されていました。その後、貴族や宮廷への献上品として贈られるようになり、18世紀までは門外不出の犬種として大切に扱われてきました。
その後、アヘン戦争により宮廷から出ることになり、イギリスへと持ち帰られたことで世間へと広まるようになったという長い歴史を持つ犬種でもあります。
とても頑固で気分屋な性格の犬種なので、「犬と言うよりは猫っぽい」と言われることも多いです。飼い主でさえも必ず懐くとは限らず、中には抱っこを拒否する犬も多いです。
まとめ
いかがでしたでしょう。可愛らしい短足犬種にも個性や歴史は様々です。元々狩猟犬として活躍していた犬種は運動が大好きですので、運動量を多くしてあげる必要があります。しかし、足腰には負担がかかりやすいので、負担がかかるような運動は避けたり、あるいはなるべく減らすなどの工夫が必要です。