赤ちゃんと犬を一緒に育てるときのメリット・デメリット。安心な犬種と注意すべき病気

【獣医師監修】赤ちゃんと犬を一緒に育てるときのメリット・デメリット。安心な犬種と注意すべき病気

赤ちゃんと犬を一緒にするメリットとデメリットとは?赤ちゃんと一緒にできる犬種とはどういった犬種がいるのか?赤ちゃんと犬を一緒にする際の注意点とは?人獣共通感染症の症状と感染経路とは?

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

寝ている犬

犬と赤ちゃんを一緒にするメリット

赤ちゃんと犬は一緒にするのは一見危ないようですが、一緒に育っていく事はメリットとデメリットの双方があります。

メリットとしては、犬の寿命は人よりも短いので赤ちゃんが育って行く上では必ず、愛犬との避けることの出来ない別れを経験するので命の尊さを愛犬が教えてくれるでしょう。

子供の情操効果としても優れた効果を示す事が期待できます。

犬と一緒に生活すると飼い主や家族を癒してくれます。

犬と赤ちゃんを一緒にするデメリット

デメリットとしては、赤ちゃんだけでも手がかかる上に犬を飼育するとなると更なる手間がかかり、家族の負担は2倍となります。

赤ちゃんは免疫力が弱い為に室内飼育をする場合は常に家の中を清潔にする必要があり、犬種の中には子供との相性が悪い犬種がいるので飼育する犬種の性質に合わせて行わないと赤ちゃんにけがを負わせることもあります。

犬と赤ちゃんを一緒にする際の注意点

口をあけた犬

犬と赤ちゃんを一緒にする際には、アレルギーや犬だけでなく人にも感染する人獣共通感染症に対する知識をしっかりと持つ必要があります。

特に赤ちゃんは免疫力が弱いので人獣共通感染症に関しては正しい知識を持つ事が重要となります。

愛犬が赤ちゃんに対して飛び付いたりして赤ちゃんが怪我をしないように徹底したしつけをする必要もあり、犬の抜け毛はアレルギーの原因となるので犬種によって違いますが抜毛対策も行うようにします。

赤ちゃんがいる部屋は特に清潔にするようにして、空気清浄機などを利用してできるだけ清潔に保つようにしましょう。

人獣共通感染症

人獣共通感染症は、犬や猫だけでなく人にも感染する病気で、ウイルスや細菌、寄生虫屋などを原因として感染します。

狂犬病

症状は発熱、頭痛、倦怠感、筋痛、疲労感、食欲不振、悪心、嘔吐、咽頭痛、空咳等から始まり、咬傷部位の疼痛、その周辺の近くの知覚異常、筋の痙縮を伴います。

脳症症状は運動過多、興奮、不安狂騒から始まり、錯乱、幻覚、攻撃性、恐水発作等の筋痙攣を呈し、最終的には昏睡状態から呼吸停止で死亡します。

感染した動物に噛まれた事で感染します。

レプトスピラ症

症状としては、風邪のような症状の他に激しい頭痛、嘔吐、筋肉痛、黄疸などが発現します。皮膚や口から感染して発病します。

パスツレラ症

噛まれた部位が腫れたり、化膿をしたり、副鼻腔炎を起こします。噛まれたり、唾液を介して感染します。

ブルセラ病

ほとんどが無症状ですが、稀に定期的に発熱を起こす場合があります。口を介して感染します。

皮膚真菌症

円形に赤くなったり、水ぶくれを起こしたり、痒みが出たりします。接触する事で感染します。

疥癬

接触する事で感染します。一時的な痒みが症状として発現します。

赤ちゃんと一緒にしても安心な犬種

セントバーナード

セントバーナード

スイス生まれの遭難救助犬の超大型犬で、犬種の中で最も体重が重いといわれる犬種です。

静かでのんびりとした雰囲気で温和で忍耐強く、家族に対して非常に献身的な犬種です。

グレート・デーン

ドイツ生まれの超大型犬の狩猟犬で、全犬種の中でアイリッシュ・ウルフハウンドに並んで体格では最大の大きさを誇る犬種です。

穏やかな性質を持ち、愛想も良く、のんびりしたところがある犬種です。

ビーグル

イギリス生まれの小型犬の狩猟犬で、有名なキャラクターであるスヌーピーのモデルと知られる犬種です。

狩猟犬の中で最も愛想が良く、穏やかで忍耐力があり、活発で遊び好きな性格をしている犬種です。

イングリッシュ・マスティフ

イギリス生まれの護衛犬として活躍した使役犬で、一般的にはマスティフと呼ばれる犬種です。

飼い主や家族に忠実でよく甘える犬種で、物静かでおおらか、非常に優しい犬種です。
命令があるまで何時間も待ち続ける事ができる忍耐力を持ちます。

ビション・フリーゼ

フランス生まれの超小型犬の愛玩犬で、友好的で愛情深い犬種でどんな年齢の家庭でも家庭犬としてやっていける万能な犬種です。

バーニーズ・マウンテン・ドッグ

スイス生まれの家畜の生い立ちや荷物の運搬などを行っていた超大型犬の使役犬で、温和で優しく、従順な性格です。

繊細で誠実でとても献身的で子供にも優しく接します。

パグ

中国生まれの愛玩犬の小型犬で、やや気まぐれでマイペースな面がありますが、温厚で愛情深く、遊び好きな性格の犬種です。

コリー

イギリス生まれの牧羊犬として活躍した中型犬で、非常に頭がよく、優しい性格で飼い主や家族に忠実で穏やかな性質を持つ犬種です。

バセット・ハウンド

フランス生まれの狩猟犬の中型犬で、全犬種の中で最も温厚で呑気な性格の犬種といわれ、ゆったりとしたマイペースな性格な犬種で、子供に対しても終始穏やかな態度で接します。

ボクサー

ドイツ生まれの狩猟犬や闘犬などとして活躍した大型犬で、陽気で活発で好奇心が強く、飼い主や家族に忠実で社交的な性格をしている犬種です。

ウィペット

イギリス生まれの中型犬の狩猟犬で、走り回る事が大好きで最速80Km/時間を誇るスプリンターです。

愛情深く、社交的で子供とも仲良くでき、室内であれば静かにしている犬種です。

赤ちゃんと一緒にしても安心な犬種 続き

ラブラドール・レトリーバー

イギリス生まれの中型犬の狩猟犬で、環境順応性が高いといわれている犬種で、温和で社交的で飼い主や家族だけでなく見知らぬ人に対しても友好的で鷹揚な性質を持つ犬種です。

ニューファンドランド

カナダ生まれの水難救助犬として活躍した超大型犬の使役犬で、落ち着いていて辛抱強く、大らかで優しく社交的な性格をしている犬種です。

ゴールデン・レトリーバー

イギリス生まれの中型犬の狩猟犬で、飼い主や家族に忠誠心を持ち、天性の服従性を持つ犬種です。

賢く、温和で友好的な性格で、非常に強い忍耐力を持ち、陽気な性格の犬種です。

グレート・ピレニーズ

フランス生まれの護衛犬として活躍してきた超大型犬の使役犬で、飼い主や家族に忠誠を尽くし、非常に穏やかで行儀がいい犬種です。

ボストン・テリア

アメリカ生まれの小型犬の愛玩犬で、温和で賢く、人懐こい性格の犬種です。

パピヨン

フランスやベルギー生まれの小型犬の愛玩犬で、穏やかで人懐こく、非常に遊び好きな性格の犬種です。

ブルドッグ

イギリス生まれで闘犬として活躍してきた中型犬の使役犬で、陽気でおどけたところがあり、愛想が良く素直でおっとりとしたせいかくな犬種です。

ブル・テリア

イギリス生まれの狩猟犬として活躍してきた中型犬のテリア犬種で、情熱や勇気に満ちていて安定した性格です。
活発で哀調があり、遊び好きです。

ハンガリアン・ヴィズラ

ハンガリー生まれの大型犬の狩猟犬で、愛情深く、人懐こく、遊び好きな性格です。

飼い主や家族だけでなく見知らぬ人ともすぐに仲良くできる犬種です。

アイリッシュ・セター

アイルランドの狩猟犬として活躍してきた大型犬で、社交的で友好的、陽気で温厚な犬種です。

プードル

フランス生まれの愛玩犬でスタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイという公式の大きさが違う種類がある犬種で、ボーダーコリーに次いで全犬種第2位の頭の良さを持つ犬種です。

まとめ

犬

犬と赤ちゃんと一緒にできる犬種は大型犬の方が穏やかで忍耐強い性格が多く、逆に小型犬は赤ちゃんと一緒にする事は気をつけておかないと赤ちゃんが怪我をするので注意が必要です。

大型犬や超大型犬は体格が大きいので危険なようですが、赤ちゃんや子供と一緒にするのは小型犬よりも向いていると言えます。しかし、大型犬は力が強いため万が一噛まれてしまった時には危険ですので、やはり注意が必要です。すべての大型犬が温厚な性格というわけではないので、しつけは重要です。

人獣共通感染症は飼い主や家族が感染する可能性もありますが、赤ちゃんが感染した方が危険度が上がるので人獣共通感染症に感染しないように注意が必要です。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    40代 女性 多頭飼い♪

    犬種よりも【しつけ】が重要なのでは?

    要は狂犬病やその他の病気を防ぐワクチン接種、フィラリア、のみだに対策をしっかりしたり。室内を毎日掃除をしてキレイに保てば、そこまで感染の心配はないのでは~?

    それよりも、犬がしっかりしつけられているかが重要だと思いますよ。
    あと、犬もしつけらるない方だと、子供の方にも問題がある場合もあります!!
    嫌がる犬を追いかけ回して無理につかまえたり…
    甘噛みされたりひっかかれたり~って、大抵が子供の行動に問題があったりしませんか?

    犬も子供も上手にしつけられたら、お互いがかけがえのない存在になると思うんだけどなぁ。
  • 投稿者

    20代 女性 みかん

    私は生まれた頃から犬と一緒に育ちました。犬種はここにはないシーズーです。
    しかし、母がしっかりと躾をしてくれていたおかげで、私がしっぽや耳を強く引っ張ってしまっても噛まれたりすることはありませんでした。本当に我慢強く、赤ちゃんの頃から中学生まで、私の相手をしてくれていました。感謝感謝です☆
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