愛犬のワガママに困っている飼い主さんは多い!?
犬は飼い主に従順で、素直に言うことを聞いてくれるもの。そんな想像とは裏腹に、ワガママな行動をとる犬も多いですよね。それが可愛いと思える内はよいのですが、段々とイライラしてきて強く叱ってしまうことも…。そうなると、飼い主さんも後味が悪いでしょう…。
そこで今回は、ワガママな犬がする代表的な行動をご紹介します。それぞれに対策も解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
1.散歩で好きな方に行きたがる
散歩をしているとき、行きたい方向を自分で決める犬も多いのではないでしょうか?我が家の愛犬も、外へ出ると「今日はどっちに行こうかな~♪」と悩んでからスタートします。その仕草は可愛いのですが、これこそワガママな犬の行動なのです…。
本来、犬には「リーダーについていく」という習性があります。そのため、飼い主さんが決めた道とは違う方に行こうとするのは、自分がリーダーになろうとしていると考えられます。
このワガママを直そうと、リードを強く引っ張っていませんか?それは、まったくの逆効果です。それでは「散歩の目的は引っ張ること」だと教えているようなもの。引くのではなく止まることを意識して、難しい場合はおやつを使って誘導しましょう。
2.指示を聞かない
例えば「おすわり」と指示しても無視したり、「お手」と指示すると唸ったり…。このように、本当はできるのにやらない愛犬に困ってしまう飼い主さんは少なくはありません。しかし、これは単なるワガママではない可能性も高いようです。
犬は成長段階や環境の変化が影響して、今までできていたことが突然できなくなることがあります。こうした場合は、まずコマンドを見直してみましょう。飼い主さんは「おすわり」と指示するのに、家族は「シット」と指示していては、愛犬も混乱してしまいます。コマンドを統一し、できたらご褒美としておやつを与える。ここから再スタートしましょう!
3.叱ると反抗的な態度をとる
飼い主さんが叱ると唸ったり、歯を見せて威嚇してきたり…。こんな反抗的な態度をとられたら、ちょっと悲しいですよね…。かといって、悪いことをした愛犬を放っておくこともできません…。
犬が反抗的な態度をとる原因のひとつに「恐怖心」があります。叱るときに必要以上に声を荒らげたり、愛犬の恐怖心を煽ったりしていませんか?愛犬が悪いことをしたときは、低い声で「ダメ」「イケナイ」と真剣な表情で伝えれば十分です。
4.ドッグフードを食べない
おやつやトッピングは食べるのに、カリカリのドッグフードだけ食べない…。これはドッグフードを食べなければ、代わりにおやつがもらえると悪知恵を働かせているのでしょう。こうした場合は飼い主さんとわんちゃんの根比べになりますが、ドッグフードを食べるまで何も与えないのが基本です。
しかし、ふだんはドッグフードを食べるのに突然食べなくなった場合や、好きなものなら辛うじて食べられるという状況なら、何らかの病気の可能性があります。異変を感じたら、早急に病院で診てもらってください。
まとめ
ワガママな犬がする行動をご紹介しました。愛犬に当てはまる項目はありましたか?犬のワガママのほとんどは、飼い主さんの行動が原因だといわれています。愛犬との時間を疎かにしたり、反対に構い過ぎたりしていませんか?
愛犬の困ったワガママを直したいなら、日常の接し方から見直してみるべきかもしれませんね!
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