雑種犬がかわいい!
チワワ、ダックス、トイプードル、ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、コーギー、柴犬などなど、世の中にはたくさんのかわいい犬が存在していますが、やっぱり一番かわいい犬は雑種!という、雑種犬派の人は多いです。
もちろん、犬好きにとってはどんな犬種でもかわいいと感じますが、雑種犬の個性豊かな容姿や性格は、唯一無二の存在を求める飼い主にとってはたまらないポイントなのです。そんな雑種犬のかわいい魅力をまずは堪能しましょう。
雑種犬がかわいい画像集
雑種犬のかわいい姿を見たい!とにかくかわいい雑種犬に癒されたいという方のために、今回は雑種犬のたまらなくかわいい画像を用意しました。あまりの可愛さに、メロメロにならないようご注意をください。
熊みたい!
かわいい犬といえばやっぱり子犬は外せません。一見クマのようにも見えますが、雑種犬の子供です。フワフワでかわいい!ぬいぐるみのようです。
テリア系?
テリア系の雑種でしょうか?カラーも素敵ですし、絶妙な飾り毛や体のバランスがとてもかわいいです。
ワイルド系
柴犬などの日本犬を飼いたいけれど、人とかぶるのはなんだか嫌だという方は、日本犬をベースにした雑種がオススメです。オオカミっぽいワイルドさを残しながら、絶妙な被毛カラーを出しています。雑種犬の方が、純潔の日本犬よりもオオカミっぽくなることもあるようですね。
キツネみたいでかわいい
一見するとキツネのような見た目ですが、こちらも雑種犬の子犬です。少し大きめの耳と白いモフモフの被毛、そしてこのつぶらな瞳がたまりません!将来どんな犬になるのか?とっても楽しみです。
ダッシュ!がかわいい
雑種犬と聞くと中型犬を想像する人も多いでしょうが、最近では小型犬の雑種も増えています。こちらのブラック&タンのカラーが印象的なワンちゃんも小型犬です。チワワのような、ミニチュアダックスのような、パピヨンのような見た目がとてもかわいいです。
ぬいぐるみ?
おもちゃ屋などでよく売られている犬のぬいぐるみのような容姿を持ったワンちゃんも、雑種なら可能です。垂れ耳のシェパードのような容姿がとてもかわいいです。後ろから抱きしめたくなりますね。
かわいい雑種犬の特徴と魅力
個性的な容姿
雑種犬は、様々な犬種が混じり合った個体であるため、その容姿はどの犬種の特徴が色濃く出るかによって違ってきます。たとえ同じ兄弟犬であってもカラーや柄が全く違うこともあるのですから驚きです。純血種でも全く一緒の個体はいませんが、それでも大変似ている容姿になりがちです。その点、雑種犬は容姿が他の犬とかぶるという事があまりないのが魅力的ですね。
将来どんな個体になるのかがわからない
人によってはデメリットに感じるかもしれませんが、雑種犬はどのような容姿、体格、性格になるのかは成犬になるまでわかりません。小型犬だと思って育てていたのに、中型犬くらいの大きさになることもあるでしょうし、大型犬だと思っていたら中型犬くらいの大きさにしかならなかったという場合もあります。
真っ白な犬だと思っていたら、大人になるにつれて茶色や黒色が体にポイントで現れることもありますし、子犬時代と成犬時代になってからの見た目が全く違うなんてことも、雑種犬ならではの話。将来どんな犬になるのか、ドキドキしながら育てるのも雑種犬の魅力です。
ただ、将来どれくらいの大きさになるかわからないため、室内飼いをする時は、体が大きくなってもある程度大丈夫な部屋の広さに住むようにしましょう。
小型犬だと思って室内飼いをする犬として迎えたのに、成長したら大型犬くらいの大きさになって室内で飼育できなくなった!なんてこともあり得ます。ぜひ、雑種犬を飼育するときは注意をしてくださいね。
寿命が比較的長い
純血種は遺伝的な問題や遺伝疾患の影響により、短命になってしまう犬が多いです。これは、純血種ならではの特性を出すために似たような容姿を掛け合わせることで、生まれつき遺伝的な疾患を持ちやすくなるためだと言われています。
一方、雑種犬のような様々な種の血が混じり合った犬は、環境適応能力や体の免疫力などが強化されやすいというデータが出ています。これにより、雑種犬は純血種よりも体が強くなりやすく、結果的に寿命も長くなりやすいのです。
純血種と雑種犬の寿命の差はそこまで違わないかもしれませんが、生まれつき体が強いというのはそれだけで大きなメリットだと言えるでしょう。
賢い
諸説ありますが、雑種犬はかわいいだけではなく純血種よりも賢く忠実な一面があると言われています。もちろん個性があるでしょうし、使役犬として働く犬種であればその知能はかなり高いでしょう。逆に雑種犬でも、ちょっとおとぼけな子もいるかもしれません。しかし、雑種犬は純血種とは違い野良犬として生活をしたり、保健所などに保護をされて、飼い主の元へやってきた子も多いです。
そのような過去の要因から、賢く聡明で自分の判断で動ける子が多い傾向にあるとは言えるかもしれません。しかし、これはあくまでも一例であり、実際にその個体が賢いか賢くないかは性格や育ってきた環境によるといえるでしょう。
雑種犬とミックス犬の違い
純血種同士から生まれた子犬であるか
雑種犬とよく似た種類に「ミックス犬」というものがあります。最近では人気犬種同士を掛け合わせた個体がブームとなっており、徐々にペットショップでも見かけるようになりました。しかし、ミックス犬と雑種犬の違いが何なのかご存知ですか?
簡単にいうとミックス犬は「純血種と純血種の間に生まれた子犬」のことです、チワワやトイプードルなどの犬種を両親に持つ子犬が「ミックス犬」と言われるのです。一方、雑種犬は2種類以上の犬種の血統を持っている犬のことだとされています。
例えば、ミックス犬と純血種の両親から生まれたら、その子犬は雑種になります。また、ミックス犬とミックス犬の間に生まれた子犬も、もちろん雑種犬となります。ミックス犬でも雑種犬でもかわいいという点に変わりはありませんが、体に流れる血統に違いがあるということです。
血統がハッキリしている
雑種犬の多くは、出自不明の犬である事が多く血統がはっきりしませんが、ミックス犬は両親犬が純血種であるため、どの犬種の血を引いているかという血統がハッキリしています。ただ、ミックス犬は純血種ではありませんので、血統として認められることはなく血統書も発行されません。
そのため、ペットショップやブリーダーから子犬を迎え入れたとしても、血統的基準がないというのが昨今では問題になっています。もしミックス犬を迎え入れる時は、念のため両親犬の血統書を見せてもらうなどの対策をした方が安心かもしれませんね。
名前がある
雑種犬はペットショップで販売されることもほとんどないため、犬種名がつくことはありません。強いていうならば「雑種」「ハイブリッド」と呼ばれるくらいです。しかし、ミックス犬は血統団体からは認められていないものの、両親犬にちなんだ犬種名がつけられています。
「チワワ×トイプードル=トイプー」「マルチーズ×トイプードル=マルプー」など、個性豊かなネーミングがされています。これも雑種犬とミックス犬の違いだと言えます。
雑種犬の子犬を迎え入れるには
里親制度
雑種犬はペットショップで販売されることも、ブリーダーが繁殖をすることもないため、迎え入れるならばそれ以外の場所からとなります。その中でもぜひ利用していただきたいのが里親制度です。里親制度は、様々な事情で飼い主と離れ離れになった犬を譲渡してもらえる制度のことです。保健所や地域の犬の保護団体など、譲渡頂ける場所は地域ごとにたくさんあります。
雑種犬のかわいい子犬もたくさん保護されているはずですから、ぜひ家族と離れ離れになった犬たちを救うためにも里親制度を利用することを検討してください。
知人から譲渡してもらう
もう一つの方法としては、友人や知人の元で生まれた子犬を譲ってもらう方法です。タイミングや、そもそも飼い犬に子供を産ませる人が知り合いにいるというのが条件とはなりますが、雑種犬の子犬を家族に迎えたいならば、一度知り合いなどに子犬の里親を探している人はいないか聞いてみると良いでしょう。
まとめ
今回は雑種犬のかわいい魅力をご紹介しましたが、少しでもそのかわいいという意味が伝わっていれば幸いです。純血種と違い雑種犬はどうしても、捨てられたり、保健所に持ち込まれたりする確率が高くなります。純血ではないから、ブランド力がないからという理由で、手放したり命を軽んじてみるのは正直悲しいことです。
雑種犬には雑種犬のかわいい魅力がたくさんあります。もし、今から犬を飼おうと思っている方は、一度里親制度などを利用して飼い主のいない雑種犬の家族になることを検討されてはいかがでしょうか?