愛犬が10歳を超えたら要注意!癌になる原因とその予防法

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愛犬が10歳を超えたら要注意!癌になる原因とその予防法

犬が10歳を超えた時の、癌への罹患率は2頭に1頭だそうです。「犬が昔より長生きするようになったから仕方がない」と言う方がおられます。本当に仕方がない事なのでしょうか

自分の愛犬を癌が原因で亡くす

2年前、我が家に市の動物愛護センターから譲渡してもらった老犬がやって来ました。

老犬で、乳腺腫瘍ができていたため、一般譲渡対象ではない犬でしたが、性格がとても良い犬でした。

それで見るに見かねて、余生は我が家で過ごさせ、最期は看取ってあげようと決心して引き取った子でした。

気になるのは、乳腺腫瘍でしたが、獣医さんに連れて行きましたら、乳腺腫瘍は小さくて一箇所なので、老犬であるし、麻酔をかけて全摘するほど身体に負担をかけるのは如何なものか、という事でした。

乳腺腫瘍については、経過観察にとどめておき、大きくなる傾向が見られたら、犬の体力を考えながら対処する事になりました。

食いしん坊が何も食べなくなる

お散歩が好き、ご飯が待ち遠しくてたまらない、という活発な老犬が、ある日突然、ご飯を食べなくなりました。

すぐに、病院に連れて行き、血液検査の結果、肝臓の数値と、腎臓の数値がとても悪い事が判明しました。

特に、腎臓の数値は、最悪で、腎臓がほとんど機能しておらず、この数値の犬が後1ヶ月生きるのは難しいと獣医さんに言われました。

肝臓の数値も悪いれど、まずは、腎臓を優先しようという事になり、毎日病院に通いましたが、発病してわずか1週間、我が家の家族になって4ヶ月目で、虹の橋を渡って行ってしまいました。

肝臓癌だった

亡骸を抱いて、近所のお寺へ火葬してもらいに行きました。

お骨を拾う時に、住職さんが、肝臓部分が焼け残っているので、肝臓癌で亡くなったのですか?
と言われました。

見ると、不自然な蛍光色の緑色の塊がお骨の間に残っていました。

直接の死因は、腎不全でしたが、肝臓の数値がとても悪かった事を住職さんにお話したところ、小さな身体にこれだけの大きさの肝臓癌が出来ていたとすれば、毒素を排泄する負担が腎臓にかかりすぎて、腎臓も悪くなったのかもしれませんね。
と、おっしゃられました。

癌になる原因

とてもショックな出来事でしたが、我が家には他にも犬がおりますので、もう2度とこのような悲しい思いをしたくないという感情と共に、では、どうすれば他の犬達を癌に罹患させずに済むのかという事を勉強するようになりました。

癌の主な原因として知られているものには、遺伝子的要素、ウィルスや細菌、紫外線、放射線、食品添加物、化学物質があります。

イギリスのリチャード・ドール卿が、発表したところによると、40%~50%が食料や添加物による癌の原因だそうです。

口から摂った食べ物が、発癌原因の一つと言われる活性酸素を作ってしまうと考えると、食べるものがいかに大切かという事がわかります。

また、通常身体には、活性酸素を除去したり毒素を排除出来るようになっているのですが、その犬の個体を越える毒素が溜め込まれた時に発癌という形で現れるとの事でした。

こうした事から、食べ物の重要性に気づきましたので、我が家では、犬たちの食事に気を配るようになりました。

デトックスと免疫力が大切

癌などの重大な病気に罹患した時、体力をあげさせたいなどの理由で、特別な物を食べさせたくなる飼い主さんも多いと思います。

つい、与えることに意識が集中するようですが、体内に溜まった老廃物・毒素を排出することが大切です。

デトックスに有効な食材は、コンニャクや野菜、リンゴやミカン、海藻が良いそうです。

また、免疫力を高めるために、腸の環境を整えるのも重要です。

なぜなら、免疫細胞の6割が腸に集中しているからです。

腸粘膜には、最大の免疫システム、腸管免疫機構があり、食事などで取り込まれた様々な物質を取り込んだり、排除しています。

最近良く耳にするマクロファジーは、病原体を攻撃してくれますし、ナチュラルキラー細胞は、ウィルス感染細胞を破壊する働きがあります。

腸粘膜をサポートする食材は、屑や緑黄色野菜です。

また腸内の善玉菌代表格の乳酸菌を増やすため、オリゴ糖の含まれたゴボウやダイズ、バナナ、サツマイモ、トウモロコシも良いとされています。

免疫力が上がる食べ物

食事療法だけで、癌を治療するのは難しいと言われていますが、須崎動物病院医院長の須崎先生は、食事療法は強力なサポートになるとおっしゃられています。

また、本村伸子獣医師も、様々な野菜に含まれるファイトケミカルは癌細胞に対して効果を発揮するものがたくさんありあると述べています。

例えば、ブロッコリーやブロッコリースプラウトに含まれるスルフォラファンは癌細胞の増殖を抑制する働きがある事。

キャベツなどのアブラナ科の野菜には抗癌作用を持つ成分が多く含まれている事。

白菜などの淡色野菜は白血球の働きを活発させる成分が含まれている事を、著書の中に書かれています。

市販のサプリメントに含まれる効果ある成分は

  • 魚油…癌細胞の増殖や転移を抑制する働きがあります。
  • ただし、熱、光、空気にさらされると酸化するので、ドッグフードに含まれている場合は注意が必要です

  • ビタミンC…抗酸化物です。
  • 長年、ビタミンCは犬の体内で合成できるので、与える必要はないと言われてきました。

    しかし、犬の体内で合成されるビタミンCの分量が少ないことが近年わかってきた上、現代の犬達は、ストレスの多い生活を送っているので、ビタミンCを補ってあげる事も良いと思われます。

  • 消化酵素…犬達自身が食べ物を分解するための消化酵素を持っています。
  • また、食べ物自体にも酵素が含まれています。

    消化酵素は膵臓によって合成される化学物質です。小腸で分泌されます。

    通常は、食べ物自体の酵素と犬の合成する消化酵素によって、身体に入ってきた食べ物は消化されるのです。

    しかし、ドッグフードなどの加熱された食材の酵素は壊されています。

    なぜなら酵素は熱に弱いからです。

    ですから、ドッグフードを中心にした食事を食べている犬には、消化酵素を加えてあげるといいと思います。

    また、老犬なども、老化に伴い、消化酵素の量が少なくなっていくので、老齢期のサポートになると考えています。

    適度な運動が癌予防に役立ちます

    血行を良くすることにより、癌や腫瘍を予防できたり、改善がはかれます。

    癌だと診断されると、つい、安静にと思いがちですが、その子にあわせた運動法でストレスなく散歩やスポーツをした方が良いようです。

    定期的な健康診断を

    年に一度は標準的な血液検査をして健康チェックをしては、いかがでしょうか。

    特に老犬の場合は、半年ごとに動物病院で健康診断をしてもらうと良いでしょう。

    ホームドクターと日頃からコミュニケーションをとっておくのは大切な事だと思います。

    ホームドクターと専門医をつかいわける

    最近では、獣医療でも専門分野に分かれて治療を行うようになってきています。

    腫瘍科という専門の獣医師もいます。

    近年犬たちの病気も複雑になっているので、ホームドクターでは対処できないこともあります。

    癌などの治療法については、特に、セカンドオピニオンもより良い治療をするために必要だと思われます。

    最後に

    愛犬の健康状態を一番知っているのは、飼い主自身です。

    日頃から、愛犬を良く観察している事や、動物病院にかかる時にも、

  • いつ頃からおきたか
  • どんな状態か
  • 普段とどんな風に異なるのか

  • しっかりと情報を獣医さんに伝え、最良の治療をしてもらえるようにしましょう。

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    • 30代 女性 びび

      先日愛犬を胃ガン?でなくしたばかりです。
      若い頃から吐きやすい子で、クッシングの持病もありましたが、かなり前から長引く下痢をよくしては、下痢の飲み薬を飲ませても治らず。
      クッシングの薬が効きすぎたのかとか色々獣医さんにしても治らなくて、一年ほどそれから経過して亡くなりました。
      病気らしい部位の発見は、亡くなった日です。
      ちなみにクッシング関係で年に数回エコーもかけてました。
      その為に、普通に吐いたり下痢はよくあるので、病院の飲み薬も効かないのは仕方ないと思ってました。
      食欲もあり、亡くなる一週間ほど前から、少し食べる量が減ったかなという感じ。
      亡くなる数日前に抱き上げたら、なんとなく少し重いかな?お腹少し膨らんだかな?という感じですが、痩せている部分もなく、腹部が少し膨らんだくらい。

      今よく考えれば、少し寝ている時間が増えて、少しおとなしくなったかなと思ったり。寝ている場所が水飲みの正面で、すぐに水を飲めるように水飲みを離さないようなポジションで寝ていたりがここ2ヶ月ほどありました。
      最後辺りは水飲みを散らかしてドックフードが散らかってふやけてるかなというひどい状態が何度かありましたが、いま考えたら吐いていたのかなと思いました。
      その頃の少し前から、水飲みがやたらドックフードをお湯で柔らかくしたようなのが飲み水に入って毎日何度も交換していた記憶があります。

      最後辺りは、でないのに外でトイレしたいのか玄関に向かって走ったり、今まで散歩で普通は大きい方をしていたのに出ない。
      若い頃に雷がなると台所にあったフェンス飛んで逃げてたけど、年で飛べなくなっていたのに、よじ登ろうと必死になったりもしていました。

      亡くなる前日は、昼に私が出掛ける前にあげたオヤツを食べてました。
      家族に任せて朝に帰ってくると、ひどい脱水して意識がない。
      家族は夜に水浸しになり、二度水を変えたそうです。
      視力が弱くて爪位の大きさにしたジャーキーが見つけられないと思ってましたが、散歩は最後までできたので、どうやらそこまで食欲がなかったのかもしれません。

      家族の話だと、夕方に寝てはいたけど、グッタリはしてなかったそうです。

      朝に帰宅して意識がなくて、弱くなっていて、汚物垂れ流しで、呼吸もどうにかしてる状態でした。
      早朝で、掛かり付けの病院が休みなので、すぐに対応できる病院で出来る限りの処置をお願いしました。

      脱水してたので点滴して、血圧が脱水して下がっていたようなので血圧をあげる薬。
      少し心臓が弱かったから、心臓の薬も入れていたようです。
      それでも循環が悪くて、まぶたや唇の内側が白くて貧血みたいになってました。
      血液は脱水症状がある以外は数値も正常。
      容態が悪いので、移動も様子見でレントゲンかけたら胃が丸く膨らんで、ガスと水分が半分ずつくらい入ってました。
      結果は精密検査はしてなかったので、レントゲンの様子から胃ガンではないかという事でした。

      結果的に脱水は治りましたが、血圧が上がらずに亡くなりました。
      あと2ヶ月で17歳になる予定でしたしシニア犬なのに、介護は一切しないで若い子みたいに普通に過ごしていたので残念です。
      よく異常の目印がかかれてたりする事もありますが、早く答え知りたい人のために要点かいつまんだ一言ばかりで、こういう時に応用になかなかならないんだなと思いました。
      確かに小さな変だなは感じてましたが、それが明らかに異常とは思えなかったし、獣医さんにそれを上手く言葉にして伝えられなかったと思います。
      もしできるなら、その病気や、症状をもう少し具体的に例や体験としてあまり長くない分で分かるコメントとかを集めて貰えるようなものがあるといいなと思いました。
      勿論それでどう変わるかはわかりませんが、明らかな異常と判断されないような日頃の気付きになれば、うちのコも少しでも助かったりもう少し長く生きてくれたのかなと思います。
      病気で元気がないとかかれる事がありますが、ただ寝ていて普通に身動きしてましたし、自分から出てきて散歩もしていたので元気がないとは判断出来なかった。
      体力が落ちてきて、段差が登れないと思ってた。
      水飲みを離さなかった理由も、今考えたら多分脱水かと思いますし、ずっと側で寝てたのは脱水していたからなんて思わなかった。
      抱き上げたら少し重くなったのは胃に水が溜まってるからだと思わなかった。
      下痢や嘔吐は気づいてましたが、若い頃からなので獣医さんに対処両方で仕方ないと思ってたのは私のミスですが他は異常とは思えなかった。
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