犬が恐怖を感じること4つのこと

犬が恐怖を感じること4つのこと

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愛犬が何を怖がっているか知っていますか?怖がっているものを無理して近づけるとパニックになり噛み付いたり、逃げ出してしまうこともあります。今回は犬が主に恐怖を感じる4つのことをご紹介します。

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人間と犬との恐怖の違い

赤い布の下に隠れる犬

脳の違いから、犬は人間よりも強い恐怖感を持って暮らしている可能性があると言われています。
犬は人間と比べて前頭葉が発達しておらず、前頭葉が脳に占める割合は、犬が7%で人間が29%です。
痛みに強い半面、恐怖を強く感じているといいます。
また、人間よりもトラウマを受けやすく、一度心に傷を負うと、それを克服するのは難しく時間がかかるようです。

犬が恐怖を感じる4つのこと

散歩中に立ち止まって嫌がるパグ

1.大きな音

犬は人間よりも聴力が良く、聞こえる音の範囲が人間は20〜20,000ヘルツであるのに対して、犬は40〜65,000ヘルツだと言われています。
そのため音には敏感で、突然大きな音が鳴るとびっくりして怖くなってしまいます。

例えば花火の音やバイクのエンジン音、救急車のサイレンなどが犬にとっては怖い音であることが多いです。
2002年に行われた実験によると、犬はヘビーメタルは苦手で、クラシック音楽ではリラックスできるという結果が出たそうです。
リズムが早く、大きな音に対して恐怖心や不安感を抱く傾向があるようです。

2.他人が急に近づく

犬が信頼している人以外が急に近づいてくると、犬にとっては恐怖になります。
特に正面や真後ろから近づくと、犬は危機感を覚えてパニックを起こしたり、吠えたり噛み付いたりすることもあります。
女性なら大丈夫だったり、子供だけがダメだったりと、犬によって違いますが基本的に飼い主さん以外が急に近づくのは良くありません。

3.動くビニール、色の対比が強い場所

犬は視力が0.26程度で、色覚に乏しくあまりよく見えていません。
逆に明暗には敏感で、動くものをみる動体視力はとても優れています。
道に落ちている空き缶やビニールは何か生き物に見えるようで、怖がったり、威嚇したりすることもあるでしょう。
また白黒に敏感なので、白と黒の対比が強烈に見えて、黒が深い穴のように見えると言われています。

4.過去のトラウマと同じ状況

過去に体験した怖いものが、トラウマになっていることもあります。
例えば黒い犬に噛みつかれた場合、黒い犬が怖くなり、噛んだ犬とは別の犬でも黒いというだけで怖がることがあります。
特に生後3か月頃に経験したことから、恐怖心を抱くことが多いと言われています。

飼い主さんがいないときに大きな音がして怖かったり、急に知らない人が現れて怖かったりなど、犬にとって怖かった体験を思い出してしまうのです。
改善するには、何がなぜ怖いのかを把握してあげることが大切です。

恐怖心をなくしてあげよう

隣に座る大きい犬と小さい犬

過敏性を弱くする

犬が怖がって、敏感になっているものに対しての過敏性を弱くしてあげましょう。
まず犬が怖がるものや状況と、少しずつ出会うようにしていきます。
このとき、少し遠くから近づくようにしてください。いきなりだとパニックになる犬もいます。

次に、犬がその怖がるものに対して怯えたり威嚇したりしなかったら褒めてあげましょう。
褒めるときは大声で褒めるのではなく、落ち着いて褒めてください。
もし途中で犬が怖がったらすぐに離れましょう。無理は禁物です。

これを繰り返すことで徐々に慣れていき、怖がらなくなる可能性があります。
数日から数週間、数か月かかることもあるので、ゆっくりとしたペースで行いましょう。
焦って進めると、犬が余計に怖がるようになってしまいますので、注意してください。

逆条件付け

怖いものに対する怖がる以外のリアクションを覚えてもらうものです。
怖いものを見たときに何か良いことと関連付ける方法です。
例えば、犬が怖がっているときに「おすわり」「まて」などの指示をして、できたらご褒美をあげます。
まずは怖がるものから遠い位置でやって、徐々に近くにいってやっていきましょう。
「おすわり」や「まて」ができない場合は、おやつをあげても構いませんが、あまりやりすぎるとわざと怖いもののところに向かっていき、おやつをねだるようになるので気をつけてください。

プロのトレーナーに依頼する

間違ったトレーニングは、逆効果になります。
もしあまり自信がないのであれば、プロのトレーナーさんのもとで一緒にトレーニングしたり、家にきてもらってトレーニングしたりしてもらいましょう。
犬だけ訓練するトレーナーさんもいますが、飼い主さんにも説明をきちんとしてくれる方を選ぶようにしてください。

獣医さんに相談する

トレーニングしても、どうしても克服できない恐怖心もあるでしょう。
あまりにも怖がりすぎてパニックになってしまうと危険です。
そういう場合は、一度獣医さんに相談してみてください。

恐怖心を落ち着ける薬を処方してくれたり、対処法を教えてくれたりします。
獣医さんから処方してもらった薬は、必ず指示どおりに与えるようにしましょう。
対象となる犬以外に与えたり、量を勝手に変えたりするのは危険です。
獣医さんに言われたことはきちんと守りましょう。

まとめ

怯えた表情の犬

犬が恐怖を感じることはいろいろあります。愛犬が何を怖がっているのか把握するようにしましょう。
原因がわかれば、対策をたてることができます。

プロのトレーナーさんや獣医さんに相談してみるのもいいですね。
犬が安心して暮らせるように、一度犬が怖がっているものをチェックしてみてください。

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