犬のうんちが異常に臭い原因とは
犬のうんちが臭い…。当たり前といえば当たり前ですが、愛犬のうんちがいつもと違う臭うだったり、異常に臭いと感じたりする場合は注意が必要です。もしかしたら、病気やストレスが原因なのかもしれません。
そこで今回は、犬のうんちが異常に臭くなってしまう原因をご紹介します。必要によっては、動物病院に行きましょう。
消化機能が低下している
腸内環境が悪くなり、食べたものを消化する働きが低下してしまっているときは、犬のうんちが異常に臭くなる場合があります。
消化機能が低下したときは、うんちのほかに口臭もきつくなることが多々あります。
うんちの悪臭の原因は、大腸菌などの腸内細菌による腐敗臭です。「何かが腐ったような臭い」「血なまぐさい臭い」「酸っぱい臭い」といったいつもと違った臭いは、すべて腸内細菌の腐敗臭だと説明することができます。
それでは、犬の消化機能が低下してしまったときは、どのような対策を行えばよいのでしょうか?
犬のうんちが異常に臭くなってしまったときの対処法
愛犬のうんちが臭くなってしまったときは、まず消化機能の低下を疑います。消化機能が低下している場合は、腸内環境を整える必要があります。ここからは、腸内環境を整える方法を見ていきましょう。
質のよい睡眠をとる
腸内環境は、加齢や疲れによって乱れやすくなります。そのため、ぐっすり眠らせることで多少は改善されることもあります。
犬は、寝ているように見えても熟睡していないこともあります。電気がついていたり、人が騒いでいたりすると、神経質な犬ならとくに熟睡できていないはずです。
人同様、質のよい睡眠とは、長く睡眠時間を確保すればよいというわけではありません。愛犬がぐっすり眠れるように、寝具や室温、環境を整えてあげましょう。
適度な運動
先ほど、質のよい睡眠が必要だと述べましたが、そのためには適度な運動が必要不可欠です。運動が足りていないために、熟睡できていない可能性もあります。散歩の時間を長くしたり、散歩の回数を増やしたりして、運動の量を増やしてみましょう。
消化の悪い肉を控える
愛犬に肉を与えている飼い主さんもいると思いますが、肉は食物繊維が少なく消化が悪いため、うんちの臭いの原因になり得ます。
なかなか消化できない肉ばかり与えていると、その分胃腸に負担をかけ、消化機能を低下させてしまいます。その上、便秘になりやすくなるため悪玉菌が増えやすい状態となり、より腐敗臭を発生させてしまうのです…。
さつまいもやカボチャを与える
肉を与える代わりに、ビタミンや食物繊維が豊富なさつまいもやカボチャを与えましょう。ただし、与え過ぎはいけません。あくまでも少量でOKです。
さつまいもやカボチャに含まれるビタミンCは、加熱しても栄養素が壊れにくいので茹でて与えるとよいでしょう。小さなワンちゃんには、のどに詰まらないようにつぶして与えるとよいですよ。
消化酵素の入っているフードやサプリを与える
犬のうんちの臭いを改善するために、消化酵素の入っているフードやサプリメントを与えてみましょう。ポリフェノールが入ったサプリなら、ポリフェノールの消臭成分でうんちの臭いが改善される場合があります。
まとめ
犬のうんちが異常に臭くなってしまう原因と対処法をご紹介しました。いかがでしたか?
愛犬のうんちの臭いがいつもと違うと思ったら、消化機能の低下を疑いましょう。フードを変えたり、サプリを与えたりすることで治ればよいですが、もしかしたら何らかのストレスが原因で胃腸が悪くなっている可能性もあります。
気になる場合は、早めに動物病院の診察を受けましょう。