犬が不調を訴えている時に見せる行動6選

【獣医師監修】犬が不調を訴えている時に見せる行動6選

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わんちゃんの言葉を理解することは難しいです。そうした中でも飼い主さんは愛犬の異変に気付かなければなりません。そこで今回は、犬が不調を訴えているときの行動や仕草をご紹介します。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

どのようにして不調を訴える?

振り返って見つめる犬

人間のようにしゃべることができない犬は、行動や仕草によって飼い主さんに気持ちを伝えています。
では、「足が痛い」「お腹が痛い」「体が痒い」「変な違和感がある」などの体の不調を訴えたいとき、犬はどのような行動や仕草を示すのでしょうか。

不調を訴えている行動①寒さにより体を震わす

毛布に包まる犬

犬も人間と同じように、寒さが原因でブルブルと震えます。犬は寒さに強い動物なので、寒さによって震えるのは、よほど寒いと感じているでしょう。その場合、低体温症を発症している可能性があるので注意が必要です。

犬が寒がっている明らかな原因が分かっている場合は、きちんと対処してあげましょう。季節の変わり目は、特に体調を崩すわんちゃんが多くなります。冬の寒い時期には暖房を付け、保温性のある毛布やベット、場合によってはお洋服を使ってみましょう。夏は冷房が効きすぎないよう、室内温度を調節しましょう。

不調を訴えている行動②暑さにより体を震わす

氷の上に顔を乗せる犬

犬は暑さに弱い動物です。特に重症の熱中症になると、震えというよりも痙攣を起こします。こうなると症状が急激に進行しているので、涼しい場所に移動したり、体を冷やしたり、水分補給をしたりなどの応急処置をし、早急に動物病院で診てもらいましょう。

不調を訴えている行動③痛みにより体を震わす

悲しげな表情で寝ている犬

体を震わせている場合、体に痛みを感じている可能性もあります。体や足を触ろうとしたときに、キャンッと鳴いたり、唸ったりするような仕草がみられたら、体に不調や痛み、違和感がある証拠です。

不調を訴えている行動④急に怒る

不機嫌な表情のチワワ

体に痛みや痒み、違和感を抱くとわんちゃんも不機嫌になります。更に症状が進行して悪化すると、その苦しみを吠えや唸りなどで、飼い主さんに訴えようとします。私たち人間から見ると、「大人しい性格の子が怒るようになった」「頻繁に吠えるようになった」など、急に性格が変わってしまったかのように見えます。しかし犬が怒ることには必ず理由があるため、飼い主さんはきちんと見極めなければなりません。

不調を訴えている行動⑤落ち着きがなくなる

枕で遊び羽毛を散らかす犬

体に違和感を抱くと、しっぽが足と足の間に入り込み、その場にじっとしていることが出来なくなることもあります。家の中を落ち着きなく歩き回ったり、家具と家具の狭い隙間に隠れていたり、ふだんは好んで入らないようなお風呂場にいたり、いつもと違う行動を示すようになります。じっとしていられない、自分でもどうしていいか分からない、という心理が働いているのでしょう。しかし、犬の性格によるものなので判断が難しいでしょう。ふだんから落ち着きがない犬の場合は、その落ち着きのなさの持続時間や程度、ふだんは大人しい犬の場合は、急に落ち着きがなくなった程度など、各々の性格によって見極めなければなりません。

判断が困難な場合は、動画を撮って獣医師さんに見せるのも良いでしょう。

不調を訴えている行動⑥動こうとしない

カーペットの上で寝転がる犬

いつもは元気に散歩に行くのに、散歩へ行こうと誘っても、その場から動かない場合は、元気がなく、体に何か違和感を感じていたり、体調が悪いのかもしれません。もちろん、運動したあとや季節の変わり目などは、人間と同じで疲れや眠気に襲われている場合もあります。しかし、「元気がない」などの脱力感や無気力は、多くの病気の初期症状として挙げられています。犬の今までの行動や性格を比べて違うような行動を示したら、「もしかして病気かも?」と疑ってみましょう。

まとめ

首をかしげるリボンをつけた犬

犬は少しくらいの不調であっても、元気に走り回ってしまう動物です。祖先であるオオカミにとって、病気やケガは弱点となるため、痛みを隠すことで外敵から身を守り、生き抜いてきました。それが今の犬も本能として残っているのでしょう。それゆえ、飼い主さんは犬の異変に気付きにくく、いつの間にか症状が進行している場合が多いこともあります。

少しでも「いつもと行動が違う」「具合が悪そう」と感じたら、様子を観察して、獣医師さんに診てもらいましょう。

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