犬には「好きな犬」や「嫌いな犬」はいるのか?

犬には「好きな犬」や「嫌いな犬」はいるのか?

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私たち人間には、誰しも好きな人と嫌いな人がいると思います。では、犬の世界ではどうなのでしょうか。犬同士も「あの犬は好き」「あの犬は苦手だな」という認識はあるのでしょうか。今回は犬にも「好きな犬」と「嫌いな犬」がいるのか、ということについてお話しします。

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犬同士でも「好き」「嫌い」はあるの?

散歩中に出会って挨拶する三匹の犬

私たち人間には、誰しも相性が良いと感じる相手や、「この人苦手だな」とどうしても感じてしまう相手がいます。
これこそ人間関係を構築する上で難しい点ではあるのですが…。
では、そんな私たちが苦労している人間関係、犬同士ではどうなのでしょうか。

犬にも「好き」「嫌い」はある

結論から言ってしまうと、犬同士の間にも「この子は好き」「この子は嫌い・苦手」といった相性はあります。すべての犬が等しく仲良くなれるというわけではないのです。

これは犬を飼っている人ならば、散歩中などに出会う他の犬との交流を見て、「もしかしてうちの子、あの子のこと苦手?」「あの子には自分から近寄っていくな」などと気付いているかもしれません。

犬にはそれぞれ犬種に関係なく、個々に性格があります。
のんびり屋さんもいれば、好奇心旺盛な元気な子もいます。臆病な子もいます。
さらに、社交的でコミュニケーションの取り方や距離感を掴むことが上手な子もいれば、反対に下手な子もいます。10頭いれば10頭、皆が違うのです。

嫌なことをされれば「嫌い」

では犬の場合、どのような基準で「この子は好き」「この子は嫌い」と判断するのでしょうか。
その基準は至ってシンプルです。
自分にとって良いこと、不都合でないことをされれば「好き」、反対に嫌なことをされれば「嫌い」の対象になります。

例えば、一方が臆病で、もう一方の犬が積極的な子であったとしましょう。
積極的な子は臆病な子であっても、「遊びたい」という思いが強いため、グイグイ近寄っていきます。
しかし、臆病な子は、その積極性に対して「ちょっと怖い」「嫌だな」と感じているかもしれません。すると臆病な子から見て、その相手は「苦手」「嫌い」といった対象になり得ます。

反対に、臆病な子であっても、相手がグイグイ来ず、臆病な子から近寄ってくるのを待ってくれたり、ゆっくりと近寄り、適切な距離感で匂いを嗅いだり(挨拶をする)といったコミュニケーションの取り方であれば、「この子は好き」となることも多いです。

他にも、自分のおやつを盗られてしまったり、攻撃的な姿勢を向けられたりすれば、その相手のことを「嫌い」と感じます。

その犬のペースや性格が関係してくる!

互いの匂いを嗅ぎ合う二匹の犬

ここまでの話で、何となく犬同士の相性には、性格も大きく関係しているということが理解していただけたのではないでしょうか。
やはり相性が良いか悪いかという判断基準には、その犬の性格や、コミュニケーションペースなどが深く関わってきます。

ゆっくり距離を縮めていきたいと考える犬もいれば、最初から思いっきり遊びたいという犬もいます。
この性格・ペース・距離感が許容範囲内に収まれば、仲良くなれますし、許容範囲から出れば嫌われてしまう可能性が出てくるのです。

中には、社交性が高いだけではなく、コミュニケーションの取り方が上手な犬もいます。
こっちの元気な犬のときは積極的に、反対に臆病な犬のときはゆっくり挨拶をするといった具合に、その犬に合った挨拶の仕方をする子も、中にはいます。驚きですね!

愛犬の「好き」「嫌い」の見分け方

じゃれ合う二匹の柴犬

犬には、それぞれ「好き」「嫌い」という相性があることを理解した上で、自分の愛犬はいつも散歩中に会う他の犬のことをどう思っているのか、確認してみましょう。
基本的に、仕草や行動から読み解くことが可能ですよ!

「好きな犬」の場合

芝生の上で遊びに誘う犬たち

まず好きな犬の場合、自分から相手のお尻の匂いを嗅いだり、鼻先をちょんと付け合わすような仕草を見せたりします。
これは、「こんにちは」「あなたに興味があります」というサインです。

自分からでなくても、相手から来たときに自分も同じようにして見せた場合には、相手からの好意・挨拶を受け取ったと認識して良いでしょう。

また、より仲良くなった場合や、広い場所で一緒に遊んでいる場合は、頭を下げてお尻を上げた状態でしっぽを振る行動を見せることがあります。
これは「一緒に遊ぼうよ!」と相手を誘うときに見せる行動です。相手の犬と遊びたくて仕方がないのでしょう。

「嫌いな犬」の場合

喧嘩して威嚇し合う二匹の犬

反対に嫌いな犬の場合は、怯えたり威嚇したりと様々なパターンが見られます。
「近寄るな!」と強気な犬であれば、歯を剥き出しにして、唸ったり吠えたりすることで追い返そうとする行動が見られます。

相手を「苦手だな」「怖いな」と感じている臆病な犬や、自分の方が下だと感じている犬の場合、後退りしながら首をすくめ、目を反らすような仕草を見せます。
またこのとき、しっぽが内側に巻き込まれていたり、下がっていたりすることが多いです。

このような仕草や行動を見せる場合には、「うちの子はこの子とは相性が悪いのかもしれない」と理解しておきましょう。
また、相手の犬がこのような行動をとってきた場合には、「向こうの子が愛犬に苦手意識を持っている」と理解し、あまり無理に近付かないよう落ち着かせることも大切です。

まとめ

じゃれあって遊ぶブルドッグの子犬たち

いかがでしたでしょうか。
私たちにもある他人との関係のように、犬同士にも様々な関係が存在します。

相手の犬と愛犬が喧嘩にならないよう、お互いの関係性を見極め、適度な距離感を促すことも飼い主としては大事かもしれませんね。

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