警察犬訓練士ってどんな仕事?
臭いを頼りに行方不明者を捜索したり、麻薬を発見したり、犬の嗅覚を最大限に活用した仕事が警察犬ですが、その警察犬を育てるのが警察犬訓練士です。
常にわんちゃんと生活を共にし、絆を深め合いながら日々の仕事をこなしていきます。
体力も気力も必要ですし、生半可な気持ちで出来るものでもありませんが、その分やりがいもあり、得るものも大きい仕事なのです。
警察官になろう
訓練士になる場合、まずは警察官採用試験に合格しなければなりません。
配属先によっては、訓練士になれる可能性は高くないです。
別の部署に異動になってしまうこともありますし、あまり現実的ではありません。
公認訓練士になろう
もう一つの方法は、公認訓練士なること。
まずは見習いとして、民間の警察犬訓練所に雇ってもらう必要があります。
民間の警察犬訓練所が訓練した民間のわんちゃんがおり、普通の生活の中で警察犬としての素質がある子が抜擢されることもあります。
訓練士としてちゃんと仕事ができるのは5~6年かかると言われています。
訓練士になるのに特別な資格は特にありませんが、養成学校もありますので、そこで基本的な知識はしっかりと得てから、訓練士を目指すのが理想の形と言えますね。
どんな人に向いている仕事?
わんちゃんが大好き
とにかくわんちゃんが好きなこと。
これは絶対に欠かせません。
責任感が強い
命あるものの仕事です。
途中で投げ出すことは決してできません。
正義感が強い
わんちゃんと力を合わせて人を助けたい。
何か役に立つことをしたい。
人のために行動できる人が望ましいです。
体力に自信がある
訓練士の生活は、朝から夜までずっと動きっぱなしです。
わんちゃんと一緒なら疲れも吹っ飛ぶ!というくらい、体力に自信があることが必須です。
コツコツやる仕事が好き
先ほども申し上げましたが、立派な訓練士になるまで5~6年かかります。
個人差がありますから、それ以上かかる場合もありますので、根気強く、コツコツと日々頑張れる人が向いています。
警察犬訓練士は給料も高くありませんので、やりがいを求める人、わんちゃんとの生活は自分の人生には絶対に欠かせない!という人にオススメです!
長く険しい道ではありますが、人々を助ける仕事はとても魅力的ですし、わんちゃんも一緒なら尚魅力的ですよね。
自分に向いている!と思ったそこのあなた!是非訓練士を目指してみませんか?
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