愛犬の安楽死を考える時
あなたは、もしも愛犬の身にもうどうしようもない事が起きた時に「安楽死」を選択することができますか?
または、「愛犬の安楽死」のこと、深く考えたことがありますか?
わたしはお友達ワンコが虹の橋へ旅立つ度、「もしも同じ状況になったら何をしてあげられるだろうか」と考えることがあります。
その時、いったいどのような方法で犬を安楽死をし、天使になっていくのだろう。犬の安楽死にはどのくらいの費用がかかるのだろう。どんなタイミングで安楽死を行うのだろう。そうやっていくつか疑問点が出てきました。
ですので、この記事では
- 犬の安楽死の方法
- 犬の安楽死に必要な費用、料金
- 飼い主の心構え
- 「愛犬の安楽死」に対する考え方
など、少しでも安楽死について考えてほしいという想いで解説をしていきます。
犬の安楽死の一般的な方法と費用について
もし、飼い主の方が愛犬の安楽死を決断されたとしたら、具体的には獣医師による薬剤の投薬によって安らかに旅立つことになります。
最期の日と場所を決める
病院や自宅で最期の時を迎えさせるのか、希望する場所があるのかを獣医師と相談して決めます。
もし、愛犬が好きだった場所(自宅や親しみのある場所)で最期を迎えさせたいと考えている方は、病院以外の場所で安楽死を行うことが可能なのか、対応をしてもらえるのかを確認しましょう。
飼い主さんもそうであるように、獣医師によっても安楽死への考え方は異なりますので、安楽死を行わない動物病院もあります。病院側も安楽死という選択を本当はしたくなんてないんですね。(ちなみに、保健所での犬の殺処分は安楽死ではありません。これを機に保健所という場所の残酷さを知ってほしいという気持ちもあります。)
安楽死を行うための「心の準備」
安楽死について、獣医師はどのような流れで愛犬はどのような状態で最後の時を迎えるのかを丁寧に説明してくれます。
飼い主さんの心の準備や、気持ちの変化も信頼できる獣医師と納得がいくまで相談して、最期の時を迎える準備をはじめます。
最期の日(安楽死の日)
カテーテルを使用し犬の静脈に薬剤を注射します。
愛犬を抱いたり、寝かせたり薬剤の注射をする時は飼い主さんがどのように愛犬を見送るか決められます。
まずはリラックスできる薬剤を犬に注射し穏やかな状態にして、安楽死のための薬剤を注射します。
そして、ゆっくりと、心臓が止まり、身体の全ての機能が停止します。
その後、獣医師による安楽死による死亡の確認が行われ宣告されます。
安楽死にかかる費用
動物病院によっても費用は異なります。料金形態も安楽死をお願いする場所によりけりです。
一般的には犬の安楽死にかかる費用は5000円~15000円程度。
往診料や、犬の大きさによっても差があるようです。
安楽死の選択ができるのか
一般的に、安楽死を考える時はきっと、もう手の施しようもない愛犬の、苦しみや痛みを和らげることしかできない時です。
怪我や病気で、愛犬が「生きている」ことと「幸せに生きること」の違いを付きつきられた時など、愛犬のことを大切に想えば想うほど考えなければいけない時があります。
わたしの場合は、
「それでも、なんとか生きていてほしい」という願い。
「有効な治療方法が見つかるかもしれない」という希望。
「明日には回復の兆しが見えるかもしれない」という望み。
そして「もしかしたら、安楽死させてあげることがこの子のためなのかもしれない」という迷いがうまれました。
それは、愛犬が末期の癌である事が判明し、「もう、手の施しようがない」と言われ、これから愛犬の身におこるさまざまな病気の症状を、その時最も信頼していた獣医の先生から説明され、そして飼い主が決めなくてはならないことを聞かれました。
それは、「愛犬にとっての生活の質をどう考えるか」「緩和治療を終わりにする決断をする時」の事でしたでした。
わたしは結局、安楽死を選択することはできず「緩和治療」を選び愛犬を看取りました。
食事をとることも、元気に走り回ることもできなくなり身体をまるめ痛みをじっと耐えている愛犬の背中をさすり、『この子のために私ができるのはこんな事だけなのかな』と、苦しい思いをしました。
ですが、食べられなくても最後まで食べようとしていた愛犬の姿や、身体をすり寄せて甘えてくる姿を思い出すたび、「生きよう」という強い命の輝きを見せてくれた愛犬に「安楽死」を選択しなかったことを後悔はしていません。
そしてこの先も安楽死を選択することは無いかもしれないと、今は思っています。
でも、もし最後の時を私が決めてあげることが、私にしかできない愛犬への愛情だとしたら「安楽死」を選択しなくてはいけない時が来るのかもしれないとも思っています。
人間ならば自分でそれを決める事もできるかもしれませんが、犬はそれを自分で選ぶことはできません。
愛犬の為にどうすることが一番なのか、いくら考えても答えは出ませんでした。
安楽死は無責任な選択でしょうか?
愛犬にとっての「生活の質」
獣医師から「安楽死」も考えて下さい。
と言われた時は、正直に「この人はなんてひどいことを言うんだ!」と感じました。
初めて安楽死を突きつけられ、それはとても無責任な選択で、ただ飼い主が楽になるための方法なのではないかと、とてもやり切れない思いがこみ上げてきました。
ですが、そんな私に獣医師が話してくれたことは「犬への愛情」でした。
犬の生活の質
ご飯が大好き、走ることが大好きな愛犬にとって今までの生活が全て失われ、痛みも病気の進行によって取り除くことには限界が来ます。
思うように身体も動かせず、美味しいご飯を食べる喜びも感じることができなくなります。
飼い主さんのために何かしたいと思っても、愛犬はなにもすることができずに自信を無くして行く。
なにより、痛みや苦しみが大きくなることは、犬にとって「生活の質」を落としてしまうことになります。
それは、本当に愛犬にとって望む時間なのだろうか?
と投げかけられました。
病状が最終的な段階に進行する前に、飼い主にとっても後悔が残らないよう最期の時間を決めて有意義に過ごし、最期は苦しまず安らかに腕の中で見送ってあげることも、飼い主さんにしかできない最大限の愛情であると、そういう考え方もあると、教えていただきました。
安楽死を決断するタイミング
犬も人も病気の治療に立ち向かう本人とその家族は、大変な時間を過ごすことになります。
手の施しようがなくても出来る限りのことをして、それでも苦しんでいる愛犬を見ながら、精神的にも経済的にも家族は「限界」を感じてしまいます。
それは愛情が欠けているとか、無責任ということではなく、当たり前に感じることなのだということ。
24時間目が離せないような看護が長期間にわたって続けば、誰にでも限界はやってきます。
そしてそんな時も犬は人の感情を敏感に感じ取ります。
元気にふるまっていても大切な家族が疲れ果てていく姿を見て、悲しい思いをすることもあります。
犬にとっても、残される家族にとっても精一杯できることをしたら、痛みや苦しみが大きくなる前に「幸せな最期」を考えることはどちらにとっても「愛情」の決断になると知りました。
それでも私には「安楽死」を決断できませんでした。
もしかしたらわたしの決断1つで、痛みや苦しみから解放してあげられた。
眠るように安らかに見送ってあげられたのかもしれません。
安楽死を選択した家族
同じ癌で「愛犬の安楽死」を選択した友人家族がいます。
癌が発見されてから、たいへんな治療を乗りこえてきました。
このご家族は治療を始める時に決めていたことがあります。
「自力で食べられなくなったらサイン」
動物にとって食べるということは「生きる」ということ。
自力で食べられなくなり、空腹に耐え痛みにも耐えている時間を長引かせることはあまりにも残酷だと考えられていたそうです。
そちらのご家族も、
「生きてほしい」
「どんな状態でも長く一緒に居てほしい」
と、願って止まないけれど、自分の力でご飯を食べなくなった時は、愛犬からの
「もう行くよ」
というサインなのだと考え、決断したそうです。
その子が亡くなった今でも、同じ癌の犬が同じ癌のステージから快復したり、癌が小さくなったりしたという話を聞くたびに、頑張らせてあげる方法もあったのか?と思うこともあるそうです。
ですが、最期の時間を大好きないつもの場所で本当に安らかに見送ることができたことは自分たちができる「最大限の信頼と愛情の証」だと、話して下さいました。
犬の安楽死は選択できる別れの形
愛犬にはいつまでも長生きしてほしいと願い、最期の時は苦しまずに逝かせてあげたいと望みます。
愛犬が自然に旅立つその時まで、見守り続けるのも愛情にあふれた最期の形であり、愛犬を想い安楽死という最期を選ぶことも愛情に溢れる別れの形なのだと、知ることができました。
まとめ
「安楽死」は飼い主にとっては、考えてもなかなかすぐに結論が出せることではないと思います。
私も愛犬のために痛みや苦しみを取り除いてあげられる。
と頭では分かっていても、じっさい安楽死に直面したら決断することはできませんでした。
身勝手な飼い主かもしれませんが「犬は最後の時は自分で決める」と思っているところもあります。
犬というパートナーと長く暮らしてきて思うことは、彼らには意思があり時にそれは不思議な体験をさせられるからです。
まるで、最期の時を知らせるような行動やサインを送ってきたりその日を選んで旅立ったと思わずにいられないタイミングだったり驚かされることばかりです。
そして、とても深い思いやりと愛情を感じます。
愛犬が生きたいと望むのならどんなことでもしたいです。
でも、もし愛犬が「もう行くから、その日はお母さんが決めて」と言っているなら、私は安楽死を選ぶことで愛犬に信頼と愛情を示すことができるかもしれませんが、自信はありません。
「まだ、いかないでほしい」と引きとめてしまうかもしれません。
それでは、ダメな飼い主なのかもしれませんね。
どんな時でも愛犬にとってベストな選択をする。
愛犬にとっても頼れるパートナーであり続けることができれば、最期のお別れの形は自然と決まるような気がします。
飼い主が「安楽死」を選ぶのなら、それは愛犬と選んだ幸せな別れの形になるのだと思います。
ユーザーのコメント
男性 YK
私も犬・猫・鳥(小鳥・アヒル・トビ)
亀・魚・ハムスター・ウサギ等を飼った事があります。
特に犬、猫に関しては飼い主との身近に寄り添う期間も長いので、別れるその日が本当に辛く感じます。動物たちは飼い主を選ぶ事ができませんが、飼うと決めたら、人として最後まで責任を持つ必要があると思います。
自然界での動物達は、ある意味飼われている動物と比べ弱肉強食の世界で生きており、より厳しい側面を持っていると思います。
現代の人間の立場は原始の時代と比べ、自然な生き方と大きくかけ離れているような気がします。そのため、人間は犬や猫などを飼う事で、より自然に帰ろうとしているのかもしれません。
癌など大病にかかったり、物を食べれなくなった動物は自然界では生きていく事は難しいと思います。私たち霊長類は思考力に優れ、思いやるという気持ちも他の動物と比べても大きな能力を有する動物だだけに多くの事に悩みます。
飼い主として最後の決断は大変辛い事です。私も安楽死については賛成ではありません。やはり、最後は自然にまかせ、自然に返してあげる事こそ生きる上で意味であると思うからです。
人間の都合で道端に放置され保健所送りにする事なんて言語同断です。
安楽死にせよ、自然死にせよ、最後まで寄り添って上げれる飼い主は飼われる側の動物たちにとっても信頼と敬意に値するのではないでしょうか?
飼われている動物たちも、飼い主が一生懸命に尽力している事は理解していると思います。精一杯尽くした飼い主に動物たちが恨む事はありません。
精一杯の解釈は飼い主によって違うと思いますが、最後の選択はやはり飼い主次第です。
精一杯考えた末で決断した事であればどの判断にせよ、道徳上決して悪い事ではないと思います。
辛い事ですが寄り添った動物達が天上から貴方の今後を見守っているかもしれません。
生まれ変わって貴方の人生に関わるかもしれません。
一度に気持ちを切り替える事は難しいかもしれませんが、それでも前に進まなければ、亡くなった動物達も悲しむと思うのです。
40代 男性 匿名
弱弱しく横たわっていたかと思うと横たわっているのが苦しいのか辛いかのように上体を起こしてみたり、立ち上がりヨロヨロと歩きだしたりしてました。
昨日遂に立ち上がることすらできなくなりあまりにも苦しそうで見ていられなかったです。
そんな時、頭に「安楽死」の言葉が浮かび妻と獣医に相談しようかと話しました。
今朝、「安楽死」を検索しこのページが目に留まりコメントを入れようかとした矢先・・・呼吸が止まり、心臓の鼓動が止まりました・・・。
子供たちに「いってらっしゃい!」と見送った後のついさっき出来事でした。
不思議な気持ちになりました・・・実は同じ犬種を2匹同時に飼っていてもう1匹は既に他界しておりますが、今回と同じように子供たちを見送った後に息をひきとりました。
50代以上 女性 匿名
それでもいろいろな治療を試してみました。でもよくならず…このごろは食事も受け付けず(口をあかない)か細い声で鳴き、見ていてつらいです。
生きていて欲しいという思い、明日になればまた元気になるのではという期待、何よりも一緒に居たいという気持ち。
でも、本当にそれがこの子にとって良いことなのだろうか、痛いって訴えているかのように泣き(吠えることもしない子だったんで)また、食べないってことは「もう駄目なんだ」「眠らせてくれ、がんばれないよ」って言っているのではないか、無理やり生かせているだけなのではという思いで揺れるの繰り返しの日々です。
昨日、今度の日曜日に決めたと主人に言われました。あと2日…最後は、大好きだった散歩のコースを歩こうね(もちろん抱っこですが)と話しています。正直、奇跡が起こらないかって思っています。
でも無理なんでしょうね。命の重み感じています。
女性 匿名
今までの犬人生を幸福に送れたかどうか犬に聴けるものなら聞いてみたいです。安らかに虹の橋を渡れるようにしてあげたいと思います。
50代以上 女性 匿名
先に歯茎に癌をがみつかり手術しょうにも年齢と、心臓も悪くなっているので、リスクが、高いとの事で様子を見ている状態です。口の中の癌だけに、食事が出来ず日に日に痩せ細り次第に大きく成っている腫瘍から出血している。いつ逝っても、おかしくないそんな中に、先に雌犬が逝ってしまい側で寄り添っているその仔を見ていると、どうしようもなく辛いです。
癌が、見つかった時から安楽死について主人と話しは、していたが実際その場に、なったら決める事が、出来ないでも、この仔のことを考えると、一緒に逝った方が、幸せなら明日病院へ行きます
その後二匹一緒に、ぺットエンゼルへ向かう事にします。このページを検索できて本当に良かったと思います。
ありがとうございました。
50代以上 女性 '
まさかと目を疑いました。さっきまで、食事、水すら飲めなかったのに、驚きでした「まだ元気だよー」「生きたいよー」と言ってるのかと、自分達の選択は、間違いだったのかと、思い考えさせられました。
でもその後15分位目を離したあとに逝ってしまいました。自分で、逝くことを決めていたんですね私達に心配かけまいと思ったのでしょうか。看取ってあげられなかった事が、悔やまれます。
二匹一緒に、喪ったのは辛いですが、きっと天国で走り回ってくれる事でしょう。
40代 女性 タマ
病院で末期と診断されました。
「これから1週間の注射で痛みか和らぎご飯が食べれるようになれば飲み薬での投与が可能にはなりますが、改善が見られない時は安楽死も考えてください」と言われ、安楽死について向き合うことになりました。
ウチの家族は、痛い思いさせてまでの延命はさせたくない、とみんな思ってはいたものの、「愛犬との別れの日を自分たちで決める」なんて、考えただけでつらすぎました。
そして答えが出てないうちに、ウチの子はさっさと自ら命を断ってしまいました。
病院初日がレントゲン、採血、注射2本。
そして2日目は点滴。
全身の痛みも嫌、病院も嫌、そして私達家族が不安な顔で覗きこむことが何より嫌だったのかもしれません。
2日目の病院から帰って数時間後、最期の力を振り絞り、舌を噛んで天国に行ってしまいました。
自殺なんてあり得ないと思いますが…
本能的にそうすれば痛みから解放されると思ったか、もともとプライドの高い犬でしたので弱い所を見られたくない、これ以上困らせたくないという思いだったのかもしれません。
病院3日目のはずだった今日はもう、
花束とおやつを持たせ葬儀火葬まで行いました。
今では天国で仲間達とケンカしながら遊び回ってるんだろうと思います。
…他の方のコメントを見ても感じたのですが…安楽死させるべきか飼い主さんが悩んでることを、犬も理解しているのかもしれないのですね。
私たちは、不安な顔ばかりしてしまっていました。これからは笑顔で覗きこまないと!って、決心した時はもう手遅れでした。
愛犬の看病中にこれを見てくださった方は、ぜひ笑顔で声かけてやっていただけたらと思います。
50代以上 女性 匿名
れるだけでもとも迷いました。黒ラブを飼いたい私の所に来てくれた命を私が終わらせる?私が決める意外無いかと次女にも確認して決めました。再度の検査で回復の見込み無いも先生からの説明を聞いても決断理由にもなりました。けど、今イチゴが居ません。自分の体力、経済力もあって決めました。けどさみしい気持ちと間違いではとの思いで一杯です。何も言わない
40代 女性 匿名
3歳の誕生日のケーキも笑ってしまうぐらい早食いでたべてくれたのに…
1ヶ月もたたないうちにある日突然ご飯を食べないオシッコも出なくなり病院へ行き色々と検査をしたら先天性の病気の再発でした。
もって数日と言われ頭が真っ白に…
苦しんでぐったりしていたので安楽死の選択もありますが、わずかな可能性で手術が成功すれば食事療法で少しは長生きできるとの事。
弱った体に手術しても完治はしなくて成功率も低い、でもまだ生まれてから3年。もう一度大好きなご飯を食べれるし走り回る事もできる。
丸一日悩んで翌日手術をしました。麻酔から覚め
うつろにこちらを見ている顔が今も頭から離れません。
油断はできないけど麻酔から覚めてくれたし回復を祈るしかないねって家族で話し合った翌朝、病院から亡くなりましたと連絡がありました。
今でも自問自答し、家で看取る事ができなかった、手術で痛い思いをしたまま亡くなってしまったと後悔して毎日泣いています。家族も友達ももし手術をしなかったとしても安楽死や数日で亡くなった時に、あの時手術すれば長生きできたかもと後悔するよ。と言ってくれますが、何が正解だったのか今でもわかりません。
40代 男性 匿名
宣告されてかr2週間、痛み止めの薬も非ステロイド剤からステロイド剤へ。
食欲がここ2週間でかなり落ちてきました。
6/19が誕生日なのでその日まではと思いながらも楽にしてあげようかと…。
顔の表情はまだイキイキとしてます。
20代 女性 723
今は結婚して実家から離れたところに住んでいましたが、実家の家族も懸命に看病をしていましたが癌が進行し、年齢のこともあり手が施せない、色んなことがありこの決断に至ったと聞きました。
新幹線で帰って、トリミングをしてもらって綺麗になってから、動物病院で亡くなる瞬間を見守り、火葬をしましたがずっとずっと涙が止まりませんでした。
きっと、この選択は正しかった。
そう思うしか自分を保てないです。
天国で、見守ってくれているといいな
20代 女性 匿名
50代以上 女性 匿名
どんな選択であれ大好きなご主人、家族と共に人生を歩み愛されてきたことを知ってます。
この家に来て良かったと思ってます。
今でも愛され忘れずにいてもらえるなんて幸せな犬人生です。
50代以上 女性 自閉症犬の親
、自分のしている遊びを止めると牙を剥いていました。躾をしなくてはと一生懸命に躾をして、行き届かないので学校へ通わせたりしました。ですが庭で朝から晩まで枯葉を追いかけます。散歩していると車の光や動くものに飛び込んで行きます。私も大型犬を多く飼つて来たので行動がおかしいと思って動物行動学の先生に診療頂き自閉症と発達障害と診断されました。3年の月日が流れていました。外見はGレトリバーなので皆が近寄ります。配達業者を噛んだりして何度、詫びた事か...犬も悪い事してしまった事は後になって理解できる様でした。わかっている時は凄く気をつけているのがわかりました。が、散歩中に他犬と会うとガウウと飛び込んで行きます。私は何度、膝や手を擦りむき血だらけになった事か何度噛まれたかもわかりません。獣医は理解を示して行動を抑える薬を処方してくれましたが力強くて効き目がなく困っていた頃、散歩中に道を忘れる、ご飯食べたのも忘れる事が多々あり認知症になったのと思いました。獣医によると不安神経障害が強い。と診断され、このまま行っても治る見込みはなく人に大怪我をさせてしまう可能性もあるので暫く鎮静剤を出しましょうと1ヶ月分処方され飲ませても、ハアハア言っても眠る事はなく元気でした。獣医からは家族がもう眠っても良いと思う時に私に言って下さい。とも言われてました。2日後夜中の3時でもゲ一ジから出せと遊びたがるので朝の分として鎮静剤を飲ませました。朝起きると亡くなっていました。前日の夕方に友人が来て目の周りが茶色いから死相じやないかな?等と言われました。何が出来たのか?夜中に遊んであげれば良かったのか?遊ばず薬も飲ませないでゲ一ジにしまうと何時間もカリカリゲ一ジをかきます。どうすれば良かったのかと...
50代以上 女性 匿名
幸せを望んでいない人は居ない。
苦しむ我が子を最期まで診る事が出来たらいいと、今は思っています。安楽死は後悔すると…。
でも簡単に割り切れる事では無いですね。
今側ですやすや寝ている子が苦しんでいて、何も出来ないとしたら、穏やかに見守るなんて出来ないと思います。安楽死が頭をよぎるでしょう。もしもの時が来るまでどうするか決めておくとしたら、今は見守る事を選びます。本当にそんな時が来たら…分からないです。
50代以上 女性 匿名
13歳のミックス犬です。20キロの女の子です。若く見えて品があってとても13には見えないと、知らない方が良く声をかけてきます。
心臓僧帽弁閉鎖不全症です。10歳くらいから発症していて、すぐ投薬し始めました。ここ1年くらいから、急に悪くなり、散歩の途中で倒れたりして、そのたびにお薬を変えました。腹水がたまり始めそれを抜くために、そして、腹水がたまるのを遅くするための高いお薬も処方しています。
頑張って生きようね、お父さんもエルのために頑張って働くよ、みたいにもう年金生活なので、費用のかさむのはつらかったのですが、愛犬が頑張ってとても元気に楽しそうに散歩して、おやつを食べて、ドライも食べているのを見て、呼吸は少し荒いけれどもすやすや寝ているのを見ると本当に平和で、幸せで神様に感謝していました。
4,5日前から急変して、内容物を戻し、もどすものもないのに体中、全身の力で中の物を戻そうとします。20~30分ごとにそれが始まり、始まると10分~20分続きます。夜じゅうず~っとそうです。
静かな夜、部屋中にその時のゲ~ゲ~という声が響き渡り、ベッドから振動が恐ろしい音で伝わります。ず~っと、体をさすってあげていますが、何のかいもないことは分かってます。辛くて涙がこみ上げます。
病院で色々調べても、どう対処もできないようです。
今、入院しています。2日目です。夕べ家で面倒見たいと言ったら、とても大変だし、看取ることになると言われました。でも、病院に入れられて、一人っきりで、どうして、って思っていると思います。
捨てられたのかと思っているかもしれない。勿論、会いに行っています。
もう、尿漏れも、嘔吐の処理も全然苦にならないくらいさんざんしています。
家の中じゅう敷物だらけです。綺麗に洗って頑張っています。連れて帰って家で私たちがいるところで最後を迎えさせてやりたい。一人で病院で寂しくしていると思うと耐えられない。
・・・対処できないのなら、愛犬がとても発作みたいな状態になるのを見ているのもつらい、私たちももちろん辛いのなら、安楽死…という考えも浮かびました。
それで、今、ネットを見ていました。
家に連れてきて、いつもの場所で安心して、静かに息を引き取らせることも考えて、今、早朝ですので、今日、病院に行って先生とお話してこようと思います。
40代 女性 匿名
20代 女性 匿名
私にも現在病気治療中の愛犬がいます。
これまで何度も治療をしてきましたが、やはり老犬ということもあり、手術や治療を受ける度に身体が弱っていくのが目に見えてわかる状態です。
病気が治り、元気な姿を見せてくれる一方で新たな病気にかかるリスクが増える。そんなサイクルを続けていて、本当にこの子は幸せなのだろうか。と考えてしまいます。
もちろんこの子の思っていることを理解することは家族の誰一人出来ません。
それでもこの子が、好きなことが出来なくなり、辛く苦しい思いをしているなら…。
『犬の安楽死』についてよく知らなかったので、今の状況でこの記事を読めたこと感謝します。
愛犬のために何が最良なのか、家族としっかり話し合ってみたいと思います。
ありがとうございました。
30代 女性 匿名
両親から(へらへら笑ながら)いろんな動物たちを安楽死させたんだー、とまるで笑い話のように話してました。
文中にある飼い主や医師の葛藤、悩み、迷い、何より強い愛情は感じられず、動物には虐待めいた態度。
めんどくさかったら山に保健所に置き去りか、元気な猫を安楽死させてと病院にかけこんで、医師に強く注意されて保健所にもって行って…。
私もひどい虐待を受けました。
ぞっとします。
動物や人間の子供を虐待する人に命を預かる資格はありません。
50代以上 女性 ラン
良くなりましたが、暫くすると、水分を凄く摂る様になり食欲も半端無く丸々と太ってきて、毛並みが良かったのに毛が伸び無くなったナ〜と思っていたらクッシング症候群だったみたいです。夜中に目が覚めるとその子が起きていてジィ〜と私達を見ていた事が何度か有り。変だな!
と思った事かありましたが、その子が熟睡しようとした時に呼吸困難にのり痙攣をする為、寝るのが怖かったんだと解りました。
私達の前では元気な振りをして睡眠も取れずに我慢している姿を見ていると辛く
だんだんと弱っていくのが見ていて解り動物病院の主治医に診察して頂き脳に異常が有るのか、内臓なのか検査しないと解らないけど費用がかかると言われました。
2、3日悩んでいたら、愛犬が私に抱かれながら横目で(お母さんもう良いヨ)
と言う様に悲しい目で見てフゥ〜と
言ったのを聞いて涙が出て気が付いたら
(ごめんネ!なんもしてあげれなくて)
と何度も言ってました。主人に電話し
安楽死をする事を伝えました。
二人が休みの日に病院に行き昼に
安楽死をして頂きました。
二人で見送ると愛犬を飼った時に
その子と約束した事なので、
頑張りました。最後に愛犬は、
二人の顔を見ながら息を引取ました。
でも、後悔してます。
20代 女性 匿名
ラブラドールレトリバーが癌で永眠しました。人間のように賢い犬でした。
何ヶ月も薬剤を投与しました。最後は、モルヒネのような薬になりました。
死ぬ2週間前くらいから、腐敗臭がしました。内臓が腐っていたのだと思います。
薬が効いているときは穏やかに眠っていましたが、効いていない時は苦しんで呻いていました。
体のあちらこちらに腫瘍があり、どこを撫でれば痛くないのか分かりませんでした。
治療を続けても、腫瘍が破裂したのか体に穴が空いてしまいました。彼は体に穴を空けたまま最期の時を生きました。
オムツを履かせてトイレをさせ始めると、プライドが粉砕レベルで折れたような態度でした。申し訳ないことをしました。オムツで初めてトイレした時の、とても辛そうな犬の顔を今でも覚えています。
最後の3日間は、飲食もできず薬も飲めなかったので、想像を絶する苦痛を味わったと思います。
なんで私はこの犬を苦しめているのだろうかと思いました。
とても賢く人懐こい犬が、こんな最期を迎えて良いはずがない。
内臓を腐らせてまで、誇りを喪失させてまで、苦痛の中で、どうして生かしているのか。
安楽死をさせていれば、誇りを失わず幸せな記憶だけ抱いたままでこんな苦痛を味わうことなく過ごせただろうに。
なんで安楽死を選択しなかったのか。酷く後悔しています。
こんなに苦しめる為に飼ったわけじゃない。
次の犬は幸せにします。
50代以上 女性 しずく
安楽死も自然死でも、必ず何かしら私達は後悔してしまいます。でも、愛犬を大切に思う気持ちはどちらも同じだと思います。
50代以上 女性 オージーママ
海外在住23年、犬のいない時はありません。主人のプードル好きが私にも伝わり、現在4匹のプードルと暮らしています。
こちらでは安楽死は獣医師でよく行われています。私達は「食べるのを拒否したらそれは死を選んだサイン」と受け止め、何よりも犬のQOLを重視して今までのプードル達を見送りました。3匹虹の橋を渡りましたが、1匹だけは今日連れて行こうという日の朝起きたらもう逝ってしまっていたのです。最後苦しかっただろうにと主人が後々まで後悔していました。
人間もそうですが、ベッドの上で胃ろうつけて人生送る、生命維持装置をつけて人生送るというのは果たしていいことなのでしょうか?私は食べようとする、つまり生きたいと知らせている犬達に安楽死は絶対選びません。それは殺すということではないですか?実家の父が老犬残して亡くなり、その子は兄夫婦に引き取られました。最後に義姉が仕事から帰ってくるのを待っていたかのように腕の中で亡くなったそうです。これが一番私達が望むお別れだと心底思いました。犬のQOLを考えれば、安楽死は決して残酷ではないと思います。私もそのような状況になれば自身も(選べるものなら)選びます。
50代以上 女性 す~ちゃんのお母さん
50代以上 女性 hong
皆様の書き込ん拝見致しまして、涙止まらない!
本当に安楽死は正しいか?どうか?正解は見つかりません!
うちのワンちゃんはパピヨンで名前はパピィちゃん、とても賢く可愛い男の子です。
パピィちゃんは赤ちゃん時酷いアレルギーで治療と食事療法で良くなりました。
3歳時に右の目白内障で見えなくなって。
7歳時に真赤な血尿出て即病院連れて、尿石手術と去勢の手術しました。
再発の防止でずっと食事療法しました。
9歳時に酷く皮膚病なり、必死な看病で治りました。
2年位安定しましたがその後また血尿出てその都度病院です、良くなったり、悪くなったり繰り返す、前立腺癌かもしれないと言われ、細胞取って精密検査しました癌の細胞見つかりませんとの結果でした。
とてもホッとしました。
今年の2月にまた血尿出て、別の病院で前立腺癌と判明、5月に危篤におちオシコ出なくなって、管を入れオムツする事になり、週に1〜2度病院通い、薬飲んでも体が震える、性格も凶暴になり、ついに2週間前癌が色々な箇所に転移していてオムツ交換、抱っこなどギャーギャー噛みつく位吠え、最近は立ち上がることもできませんでした。薬と痛み止め倍にも効かないため、痛みを取り除いてあげるために家族と何度も何度も話し合いを行い安楽死を選びました。
一度危ない状態になってから5ヶ月間も頑張ってくれました。
元々若い時から色々な病気を持っており、約13年間ずっと痛みに耐えながら辛いところを家族にあまり見せないようにしていたので、天国でゆっくり休んでほしいです。
9/23 20時45分安楽死12歳10ケ月、家族全員見送りの中で天国に逝ってしまいました。
家族全員大泣き、特に私は暫く立ち直ること出来ない自分を責めます!
運動大好き、賢く、ブライト高く、言事も分かるし、辛い時に病気時も離れないずっと側に居てくれる、余りに思い出あり過ぎて居なくなって本当に愛しくて会いたくて、耐えられない、毎日泣いてばかりです。
本当に13年間パピィちゃんありがとうそしてパピィちゃんごめんねとしか言えません。
皆様は同じな気持ちだと思います。
本当に悲しいです!
長くめちゃくちゃ文書ですいません。
20代 女性 匿名
ドッグトレーナーの資格と愛玩動物飼養管理士を取得して某ペットショップの店長です。
家でも、何頭か飼育して看取ってきました。
現在は売れ残りの股関節形成不全のバーニーズマウンテンドッグと、帰り道で拾った捨て犬の雑種を飼っています。
私が勉強してきたことをまとめると、
犬って、死の恐怖はないそうです。
ただその日が、瞬間が、幸せか不幸か。
痛いか嬉しいか不快か気持ち悪いか
だから、飼い主さんを愛していること、そばにいてくれていることは間違いなく幸せなんでしょう。ただ、その喜び、幸せといま実際に感じている、痛みや辛さのバランスを見て、最後まで看護をするか安楽死という選択をするかを選んで欲しいなと思っています。
死ぬということかなんなのかを理解している人間ではなく、いまこの瞬間を全力で愛して愛されて生きている犬だからこそ、この選択肢があります。
そして、どちらの選択であっても、飼い犬を愛しているからこそのことであると思います。苦しまず、眠るように痛みから開放して開けることも、最後までそばで飼い主の気配や愛を注ぎ続けるのも各家庭の愛の形です。
50代以上 女性 虹
痛みから開放して上げた事も分かっても自分の頭の中にずっとぐるぐる回って後悔、正解、もっと一緒に居たい、逢いたいベットロスなった感じです!
26番方の書き込んみを拝見してとても納得です、本当に救われた気持ちです。
これからベットロス抜ける様に頑張ります。
本当に感謝です。
ありがとうございます。
50代以上 男性 チャオジジ
もう少しで16才のキャバリアのチャオ君…犬種特有の心臓疾患が見つかり早9年投薬、月2回の検診など…途中には余命宣告も…それから4年です。
今はしっかりシニア粋となり足腰、食欲はここ2週間で激変となり…以前からなんとなく安楽死考えていました。なんとなくから現実かも…考え方は賛否かと思いますが…どの選択も正しくも有り間違えだろう。誰も判断できない事って世の中に有っても良いと思っています。
時々は自分勝手に…
我が家は、お互いに頑張り過ぎないと…常々考えています。
纏まりのない文脈だな。
皆様の様に文章も上手くないので…少しコメントで息抜きさせて頂きました。スミマセン。
50代以上 男性 チャオジジ
思いをただ書きつつった感じでした。
結果から申し上げれば…書き込みから数日で、自宅にて当方の腕の中で娘が見守る中、永眠しました。安楽死ではなく自然死でした。
最後にスポイドにて、ほんの少し喉に潤いを与えた直後でした。抱き上げ、抱きしめ…ワン!と一吠え…実に潔く。
犬は…飼い主の前では名演技をやってのけると以前に聞いた事が有ります。悪い所や痛い様子を極限まで隠す…心配掛けない様に名演技すると。
亡くなる直前に痛みは有ったのか?苦しかったのか?正直、判断できませんでした。
投薬も…止めました。最後くらいは…自然体で日常を過ごせばと思っての二日間でした。
私達は…偶然にもと思っています。考え方は…沢山有りますので、安楽死に賛成とも反対とも他人が言う話ではないと言う考え方です。
ただこちらのサイトで…書き込む事で気分的に楽に成ったのは事実です。誰が読む?のでなく書くだけで考え方が明確に成ったと思っています。
相変わらずの文章下手ですが…ありがとうございました。
50代以上 女性 evan
皆さん同じ様に悩まれている書き込みを見て同志がいる様で少し心が楽になりました。
2年前にファーストドックのアメコカを看取りました。彼は遺伝病総合商社
酷いアレルギー 両目若年性白内障 手術失敗で片方眼球破裂 外耳炎 いつもどこが悪くて毎日体調ばかり気にしてました。
それでも14歳9ヶ月と長生きで 前日まで普通にご飯を食べ 朝目覚めたら虫の息でその日のうちに亡くなる…というピンピンコロリな割と幸せな亡くなり方だったと思います。いろいろ大変だったけどよく頑張ったね。ありがとう やっと楽になれるね。という気持ちでした。
先日もう一匹いるアメコカに喉の辺りに腫瘍を見つけかかりつけ医に参りましたら良くない状態である事を告げられました…大きな病院で検査をするという選択もありましたが13歳という年齢と怖がりな性格、苦手な行為のために連れ回すのも酷 検査をしてもこの状態だと転移の可能性も大きいしということで腫れ止のお薬をもらい家で過ごすことを選択しました。幸い血液検査では特にひどい状況ではない様ですがこれからどうなるかは未知です。喉なので食後むせたり、いびきが酷かったり 呼吸が荒かったりするとドキドキして不安になります。それでもなるべく笑いかける様にしています。
こうやって今の状況をどなたかに知ってもらい、理解してくれる人がいるかもしれない と思うだけで少し気持ちが楽になります。
今後しんどそうにしている姿を見るのは辛いですが人の様に死の恐怖と戦うわけではない、と思ってしんどいなりにも心地よかったり 喜びを感じられる状況にしてあげられる様 話しかけたり撫でたり笑いかけたり 残された時間を少しでも穏やかに過ごせる様にしてあげたい。
そして食事が取れない 呼吸ができない 意識がなくなる などの症状と愛犬の様子を見て安楽死という選択もありなのかも
と感じています。
愛犬にも ずっと一緒にいて欲しいけど
母さんは大丈夫だからしんどかったら頑張らなくてもいいからいつでも安心して逝きなさいね。と笑顔で伝えている次第です。
自分の死期は自分で決められるのであれば愛犬もその時を自分で選択してくれるのかな?この書き込み中も隣ですやすやと眠っています。この時間がずっと続けばいいのに…